感情タグBEST3
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ホームズが正式に復活した「空き家の冒険」
「恐喝王ミルヴァートン」などが収録された短編集
作者コナンドイルが、ホームズものを終わらせたい
或いはあまり乗り気でないと思わせるような描写が
微細だが随所に見られる。
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ホームズの世界にのめりこんでいくような不思議な感覚を体験したい人にはおすすめの一冊。短編集になっているので、隙間時間を有効活用できる。本を読みたいけど時間がないという人にはもってこいの作品。ミステリー好きな人にはぜひ!
(ゆ)
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確かにトリックの面白さは薄れてるかも
でも脅迫王ミルヴァートン、スリークォーターの失踪、アビィ屋敷あたりを中心にホームズの人間っぽさが増した感じがして楽しい
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ホームズ見事な生還。
そしてワトスンとまた共同生活・・・ってあれ? いつ離婚したのさ!?
短編集、いろいろと面白かったんだけど、最終的な印象が、ホームズってほんとワトスン好きよね・・・。
(他に友達いなさそうだものなあ、あの独特の性格じゃ)。
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ライヘンバッハでの別れを経てより親密になった名コンビ。
2人が再会を果たす「空家の冒険」と、2人して強盗に入る「恐喝王ミルヴァートン」が好き。
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ホームズ復活は大変格好よかった。ドイルはホームズは最後の事件で終わりにするつもりだったらしいのにここまで華やかに再統合させられるのは流石だと思った。
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『空き家の冒険』
『ノーウッドの建築業者』
『踊る人形』
『美しき自転車乗り』
『プライオリ・スクール』
『ブラック・ピーター』
『恐喝王ミルヴァートン』
『六つのナポレオン像』
『三人の学生』
『金縁の眼眼鏡』
『スリー・クォーターの失踪』
『アビィ農園』
『第二のしみ』
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短編集。全13話。
前回のラストに、モリアーティー教授と滝壺に落ちたはずのホームズが、実は生きていた!!ってなわけで、見事な生還を果たしたホームズ。またまた、色んな事件を解決してくれます(*´▽`*)
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ブラックピーターのシュールな挿絵に笑った。踊る人形もビジュアル的にエドガー・アラン・ポーの黄金虫より大分好き。話は悲しいけど…金縁の端メガネは過失とは言え1本殺してしまったのに食欲旺盛な女性というのがツッコミを入れたくなってしまった。読み物としては暖かい気持ちになれる3人の学生がお気に入り。恐喝王ミルヴァートンと第二のしみで上流階級の女性も気の毒なところがあるなと思った。
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ホームズの生還。またホームズの物語が読める。当時の読者の嬉しさはどれだけのものだったのだろうか。そして以前と変わらない面白さがそこにはあった。まだホームズの物語は続くのだ。
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"ホームズ復活の巻"も読んだぞ!
ということで、「以上、終わり、ホームズはもうやめて別の作品に移ろう!」という気持ちと、「ここまで読んだのだから短編集だけでもコンプリート目指せば?」という気持ちとがせめぎあった結果、残る2つの短編集は光文社文庫新訳版の「解説」だけ読んじゃった(夫が過去に買っていたから良かった)。
短編集『~生還』の最後の『第二のしみ』という話も、コナン・ドイル的にはホームズ最後の作品のつもりだったようで、「もうホームズは探偵業は引退しているし私が彼の活躍を発表するのはこれが最後だ」とワトソンに説明させている。でもまだその後に長編が1冊、短編集が2冊出ていることを後世の私たちは知っている。
ただ、月一サイクルでの連載はついに『第二のしみ』が最後となり、その後の発表ペースは時期によってまちまちとなった。人気連ドラが何クールか放送された後、たまに特別編をやってお茶の間を賑わせるのに似ている。
『~生還』の中の第一作『空き家の冒険』(つまりホームズ復活編)が雑誌に掲載され世に出たのは1903年で、前作、つまりホームズの死ぬ『最後の事件』の掲載(1893)から10年経っており、現実のロンドンは既に「自動車と電灯と電話の時代」に変わっていたそうだ。
だが作中の年代は1894年。ホームズの物語は変わらず「馬車とガス灯と電報の時代」として描かれ続け、その方針は後続の作品でも変わらなかったらしい。ということは後半戦はノスタルジックなパラレルワールドのような側面も作品の特徴として愛されたのかもしれない。携帯電話が登場しないサザエさんみたいに。
その他雑感。
・ワトソンは妻と離別しホームズとの同居生活に戻った。そして医者も廃業(これは実はホームズが手を回した結果)。晴れてワトソンはホームズ補佐に100%稼働をあてられるようになったわけだが、これが幸せなのかどうかよくわからない。だってなんかホームズのワトソン批判が多くなったような気がする。やれ捜査を任せたのに何の収穫もなかっただの、僕の物語をドラマチックに書き過ぎだの。
・警察の人間としてはレストレード警部がずっと、ホームズと対照的な「愚鈍な警察」の象徴として準レギュラーを張ってきた。ここへきてホプキンズという若手警部が新登場。彼はホームズからも「なかなか見所がある」と評価されている優秀な人物で、それにレストレードと違ってホームズを尊敬しているときた。ここで私はまたもや古畑任三郎の西園寺くん(アリの人が演じた)を思い出す…。読者としては、レストレード警部が道化を演じてくれる話の方が断然面白い。いつもルパンにしてやられる銭形警部みたいなイメージ。
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ホームズがライヘンバッハの滝から生還!
ホームズが生還するのは知っていたので驚かなかったけど、ワトスンが独身に戻っていたのは驚いた。理由ははっきり書かれていないので、死別説と離婚説、両方あるようだ。ワトスンが家庭を持って開業医をやってるとホームズの助手として動かしにくいので、元のルームメイトに戻したんだろうか。
事件はバラエティに富んでいる。特に「恐喝王ミルヴァートン」は今までにないタイプの話だったし、「アビィ屋敷」もラストが印象に残った。
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前回ライヘンバッハで死亡したと思われたホームズの生還から始まる短編集第三弾。
ずっと角川文庫のを読んでたけど、この辺はまだ出版されてなくて、でも待てないので光文社に乗りかえ。
作者はホームズを復活させる気は当初なかったらしいので、生還できた理由のところは無理矢理感が凄いし、納得出来ないような部分もあるけど、それでもホームズを復活させてくれたことには感謝したい。
きっとファンの皆さんもそんな気持ちなんだろうな。
今回は『空き家の冒険』と『恐喝王ミルヴァートン』が好きだな。
二人が一緒に捜査するところがいい。
ホントいいコンビだなぁと。
あとは、『踊る人形』も暗号もので面白かった。
次はバスカヴィル家の犬読もうかなぁ…
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やっぱり面白かったですね。
これは、大人が夢中になるのも分かりますね。
当たり前ですけど、名探偵コナンはもちろん、探偵ものというよりヒーローものの原点ですものね。
ゴルゴ13だってルパンだって金田一だって、全部ここから来たんですねえ。
相変わらず光文社の新訳も悪くないです。
確かに初期よりかは、冒険モノ、アクションモノの要素が増えてはいます。
しかしまあ、犯罪者ミステリーの原点らしく、よく考えたら(例外はありますが)どれもヒトの業が描かれてるんですよねえ。
金銭欲と男女の愛憎のもつれ。
そんなヘドロのようなニンゲンらしいぐにゃぐにゃを、クールでそんなことに無関心なホームズがばっさり暴いて、場合によっては大岡裁き。
うーん。娯楽ですねえ。木枯し紋次郎も中村主水も、ここから来てますね。いやあ、脱帽。
残りも今年中に読むでしょう。
今年は個人的には、光文社新訳シャーロックの年だなあ。
本を読むのは愉快なモノです。
以下の12篇。備忘録。ネタバレです。
①空き家の冒険
変わった殺人事件がロンドンで。どうやらかなりの狙撃手の仕業。
そんなニュースを見ているワトソンの前に死んだはずのホームズ登場。
悪の組織の目をごまかすために世界を放浪していた、と。
ホームズを狙う悪者を、ベーカー街自宅の向かいの空家で待ち受けて逮捕。
特殊な銃の名手で、先行の事件の犯人でもありました。
ワトソンは詳細はわからないが妻と離別している。
ふたりはまたベーカー街で同居を始める。
②ノーウッドの建築業者
若い勤め人が、突然老人から遺産相続人になってくれ、と。
その夜、その老人が殺害、彼が容疑者に。
ところが真相は、その若者の母に恨みを持っていた老人の狂言だった。
壁に残された不自然な指紋から、ホームズが狂言を暴く。
③踊る人形
かつてシカゴの犯罪集団のボスの娘だった女が、イギリスで過去を隠して結婚。
昔の男が執念で言い寄る。暗号に使われた踊る一文字の解読が肝。
結局ホームズ微妙に間に合わず、夫は昔の男に殺されて、妻も瀕死のところで犯人を捕まえる。
④美しき自転車乗り
イギリスの植民地、南アフリカで、金持ちで死にそうになっている男。その男の娘がイギリスにいる。
悪党ふたりがその娘と強引に結婚しようと。
だが、一人が本気で惚れてしまう。
で、仲間割れ。殺し合い。
はじめはただのストーカー騒動に見えたが、ホームズが間一髪助ける。
⑤プライアリ・スクール
名士の子供が通う全寮制の学校から、子供がいなくなった。
追って出たらしき教師がひとり死んだ。
真相は、その子の親の貴族の、庶子の恨みの犯行。
味噌は馬のひづめが牛のように見えるという、地元の風俗。
⑥ブラック・ピーター
船乗りの悪党が、漂流者から株券を巻き上げて殺害。数年後、それを知ってる別の船乗りが強請に。
喧嘩、銛で殺害。
株券を巻き上げられた男の遺族が色々あって疑われるが、
銛の使い方から別の犯人と確信したホームズが暴く。
⑦恐喝王ミルヴァートン
強請屋のミルヴァートン。今日も名誉ある女性の不名誉な手紙でお金を要求。
代理人のホームズも歯が立たず。
とうとうワトソンとふたりでミルヴァートン邸に盗賊に入る。
たまたまその夜、ミルヴァートンさんは別の女性に殺害される。
ふたりは大量の恐喝素材を燃やして、警察を逃げ切る。
⑧六つのナポレオン像
盗賊が、警察に捕まる直前に高価な宝石をナポレオン像に隠した。
後ほど、候補の6つのナポレオン像を一つ一つ探して壊す。
それをホームズが逆算して暴いて逮捕。
⑨三人の学生
大学でテストの答案が盗み見られた。
犯人候補が三人の学生。
犯人の大学生を知っている小間使い?が匿おうとするが、
ホームズが推理で暴く。犯人改心して外国へ去る。
⑩金縁の鼻眼鏡
ロシアで反政府運動に関わっていたが、弾圧時に裏切って仲間を売った男。
今はイギリスで名を変え学者としてひっそり老いている。
そこに恨みつらみを抱えた老女?が復讐にやってくる。
ひょんなことから秘書の若い男性を殺害してしまう。
女性をかくまうしかない学者老人。書斎の隠し本棚の中にかくまうが、
老女が残した眼鏡からホームズがそれを暴く。
老女は告白して、服毒自殺。
⑪スリークオーターの失踪
大学ラグビーの名選手が実は身分違いの女性と秘密に結婚していた。
その妻が病に倒れたことから彼は失踪して看病。
その真相を暴く。
⑫アビィ屋敷
オーストラリアからイギリスに来て、今で言う酒乱でDVな男と結婚した女性。
その女性に惚れていた船乗りが、夫を殺害。
昔からのメイド女性と三人で作り話を。
それをホームズが暴くが見逃す。
⑬第二のしみ
政府高官が機密文書を自宅で盗難にあった。
実はその奥さんが、恐喝屋から、過去の恋文で恐喝されて、仕方なく盗んだものだった。
その恐喝屋が別線の絡みで殺されたことから事態が混乱。
殺害現場の血のしみがついた絨毯が動かされていて、床下に第二のしみが。
そこからホームズが真相にたどり着く。
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短編集三作目。
前の短編集でライヘンバッハの滝に落ちたように思えたホームズが劇的な復活を遂げるお話から始まる。タイトルからこの展開は予想できたが、実際に復活する場面では思わず唸った。
この短編集でもこれまでと同様、それぞれのお話のクオリティが高く、読み進む手が止まらなかった。まったく、どれだけ傑作を生めば気がすむのだろう。
次は久々の長編『バスカヴィル家の犬』を読む。
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新訳シャーロック・ホームズ全集、第4段。
モリアーティ教授との戦いで死んだと思われてたホームズの帰還
ホームズがワトソンに自分であることを明かしたシーンは感涙モノ
きっと当時の読者が歓喜したんだろうなぁ、と勝手に想像
ホームズはやはり永遠のヒーローです
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光文社版。
『空き家の冒険』
『ノーウッドの建築業者』
『踊る人形』
『美しき自転車乗り』
『プライオリ・スクール』
『ブラック・ピーター』
『恐喝王ミルヴァートン』
『六つのナポレオン像』
『三人の学生』
『金縁の眼眼鏡』
『スリー・クォーターの失踪』
『アビィ農園』
『第二のしみ』
海外では珍しい13編。
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ホームズが帰ってきたよ!!
というわけで、再会していきなり「人生初の失神」をしてしまうワトスンが超可愛い。
つーかどんだけ働くハドソン夫人っ。
事件そのものは、現代ミステリーに比べて驚天動地な設定はないけれど、日常に即している分、飽きが来ないのではないかな?と思わされる。
それにキャラクターの魅力が加われば、そりゃ最強ですね。はい。