感情タグBEST3
Posted by ブクログ
大人は作品を商品として評価するだろう。
子供は作品から何を盗むことができるかかもしれない。
北海道
鉄工所
町の再生
家族
友達
社会
題材がいくつもある中から、
本当に大事なことはなんだろうか。
何を感じることができるだろうか。
自分ならどうするだろうか。
むしろ、自分なら「風」をどう捕まえるだろうか。
Posted by ブクログ
読後感がいい 「下町ロケット」と少し似ているが人物はややマイルド 作者の「東京大洪水」と比較すると、人間にとって資源にも災害にもなる、風=自然について改めて考えさせられた
Posted by ブクログ
北海道の小さな町。倒産寸前の従業員四人の鉄工所が風車を作り上げるストーリー。何の知識もないところへ、渡された設計図だけを頼りに作り上げた風車はあっけなく失敗に終わるだけでなく、大きな代償も伴うものだった。「俺は、風車を造ったなんて言うのが恥ずかしくなった」新たな挑戦が始まる。マイナスからの再スタートは、知識、資金、人手、すべてが足りないものばかりだったが、一家が力を合わせて克服していく様子は読んでいて爽快だった。人間関係、制作過程に山場はたくさんあったのに、思ったほど熱くなれなかったのは、登場人物の感情があまり伝わらなかったせいか?そこが残念だった。
Posted by ブクログ
昨年の夏休み読書感想文コンクール(高校の部)の課題図書。
読みやすいけど夢があって、高校生に読ませるにはいいかも。
でも、大人としては、ちょっと淡々とし過ぎている気がします。
町工場が舞台ということで、『下町ロケット』を思わせる部分もあるんですが、『下町ロケット』の佃社長が取引先の銀行に示した態度に比べて、本作の主人公たちはちょっと人間が出来過ぎてるんじゃない?というくらいあっさりしていて、いささか拍子抜けしちゃいます。
まぁ、基本的にみんないい人ばかりの気持ちの良いお話、ということで。