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Posted by ブクログ
個人的にドツボでした。
面白かった!なんや、清少納言と紫式部は、けっこう嫌味合戦してて、仲が悪いというのが世間一般のイメージだが、実はすんごく親しいから、お互い認め合ってるからこその軽口言い合いなのでは?!と思っているヲタが多いはず。そんな、平安文学ヲタの妄想を、ものすんごくええ感じにラノベ にしてくれている本作。実はあの件はそういうのでは?!とか、ほんま、悶えさせられること、たまらんですねぇ。なんか、大権威好きな頭ガチガチの人とか、全く別のイメージを持ってる人で別の考えが受け入れられない人は、嫌いだろうが、愛の溢れる二次創作、良いですね。ありです。まあ、ところどころ、ちゃんと平安から外れた感じなのも、ええ感じで正気に戻してくれたりとかして。私個人的には、イメージにとても近いキャラ設定なので、大笑いして読んだ。2巻も楽しみ。
出張から帰ガタしましたが、
源氏物語の物語世界から離れがたく
なんやかやと、読んだりしてますが
これはよいですねぇ。
平安ものは小説はもちろん
漫画もいいのがたくさんありますが、
キャラ文庫というのは盲点でした(私比)
軽い、が、めちゃしっかりしてます。
京都で平安文学の旅してきた!とか
これから行くねん!
っていう方に、特におすすめしたいです。
私の読書ツボに共感できる人はハマる可能性高し。
いとをかし
Posted by ブクログ
楽しい作品でした。
ミステリ仕立ての歴史小説。平安文学がわからなくても、歴史がわからなくても、楽しめるエンターテインメントとしても極上!
そして、私好みの清少納言の性格と紫式部の性格。
素敵な時間を過ごさせてもらいました。
続きが楽しみです(*^-^*)
Posted by ブクログ
後宮で起きる事件を、清少納言と紫式部が解決していく謎解きミステリー
二人は宮仕えの時期が違うので、本来なら顔を合わせる事はないでしょうが、この物語ではふたりが一緒に謎を解くのです!!
反りの合わない二人と言われていますが、きっとそれぞれの才能を認めあっていたのでしょう。
互いを「有能毒舌家」「妄想物語姫」と罵り合いながらも、仲が良いのか悪いのかどこか楽しそう。
そんな二人の掛け合いは最高に面白い。
源氏物語も枕草子も、この場所で生まれたのかぁー
なんて思うとキュンキュンして、どっぷりと世界に入り込んでしまいました。
清少納言が仕える中宮定子さまの可愛らしさは格別です。しかしとても孤独だったようで
「ただひたすら自分を押し殺し
ただ微笑み続け
雪のような心の寒さに耐え続けていた」
と書かれています。
そんな中宮定子さまと清少納言の身分を超えた交流が、とても温かい。
孤独な日々にどれだけの彩りがもたらされた事でしょうか。
この本は、jubeさんのレビューから読んでみたいと思い、手に取りました。
続きも読みます♪