感情タグBEST3
Posted by ブクログ
男性側から不妊を描いた小説が稀だということだが、アントワネットから見た話も読みたいような気がする。
完全に日本のおばちゃんの下世話な感想しか浮かんでこないのが困る。
5年、10年で諦めかけていたのに突然妊娠することだって普通にある。もう少しゆったりと構えることはできなかったのか。すぐにできる人もいるが、なかなかできない人も普通にいる。
浮気をして、それを告白なんてダメだろう。それだけでもう無理。
ブダペストの温浴施設の描写は優雅でうっとりした。恋の始めは美しかった。
Posted by ブクログ
全くノーチェックだったのだけれど、國森由美子訳だったので気になって読んだ。
2人の心と体が離れていくのが男性主人公の立場で淡々と語られていき、時にはどこでどうしてこうなってしまったのかと同情も覚えるのだが、女性の立場で読むと男性のその淡々としたしつこさにちょっとウンザリもしてくる。
これは優しさなのか愛なのか執着なのか。パートナーと生きるとはどういうことなのか。夫婦とは何なのか、子どもを持ちたいと思うことの意味は。
ここにあって、迫ってくるのは、齟齬。