【感想・ネタバレ】山形新幹線「つばさ」殺人事件のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

連載物の宿命として,掲載号ごとの区切りや,最終回に盛りだくさんになったり,説明不足になったりすることがある。
本書も,最後のどんでんがえしかもしれないところは,盛りだくさんすぎる一方,説明不足の点もある。

伏線が不足していたり,原因がわかりにくかったりするところもあるので,文庫にする際に加筆してもらえると嬉しかったかもしれない。

山形,宮城の地理にはくわしくなったので,個人的には不満はない。
栃木がでてくるが,福島が飛んでいるのはなぜかはわからない。

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2011年08月04日

Posted by ブクログ

読書録「山形新幹線「つばさ」殺人事件」3

著者 西村京太郎
出版 光文社

P209より引用
“私は、黄身よりひとまわり年上だ。その十二年間で、何がわか
ったかといえば、たった一つだけで、人間なんて得体の知れない、
うす気味悪い生き物だということさ。”

 目次から抜粋引用
“旅の始まり
 秋保温
 茅葺きのハーレム
 犯人に迫る
 告白”

 ミステリーの大家である著者による、警視庁捜査一課の十津川
警部を主人公とした長編推理小説。
 十津川警部の妻が友人から相談を受けた、相談の内容は大学生
の娘の行方不明、妻から頼まれた十津川が山形県警に問い合わせ
たところ…。

 上記の引用は、若手警官西本に対する十津川のヒトコト。
現実でも得体のしれないうす気味悪い事件が沢山あって、生きて
いくのが大変なように思います。しかし、そういう事件でなけれ
ばニュース性、話題性が低くて、メディアで取り上げられる事が
少なくなっているだけなのではとも思います。
平穏な事を書いていたのでは、推理小説になりにくいでしょうし。

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2013年11月23日

Posted by ブクログ

1998.11.10 初版12刷 ¥495
山形新幹線「つばさ」で東北に向かった若い女性が相次いで蒸発した!囮として、単身同列車に乗り込んだ警視庁北条早苗刑事に近づく謎の男平沼。……ところが、平沼は仙山線の踏切で自動車事故死、その車のトランクには若い女性の右足が!平沼犯人説に傾く山形・宮城県警に対し、十津川警部は独自の推理を展開するが……。「つばさ」が運ぶ都会の殺意とは?

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2009年10月04日

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