感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この手の本(と書くと語弊があるかもしれませんが)で、私が白眉だと思うのは、馬場あき子「鬼の研究」です。
まつろわぬ者たちが、征服され、やがて鬼におとされたり、神に祭られたるする。
それは、結局、全部、生きている人間のためのものなんだなぁとつくづく思います。
いいわけでも、なんでも、理由をつけて心安らかになりたいのは、生きている人間で、信仰や、そういったものも、生きている人間のためにあります。
それだけ、生きるということが、ストレスに満ちたことなのかもしれません。
Posted by ブクログ
日本で聖地と呼ばれるところは魔界=異界への入り口だ!
という感じの本です。
日本の寺社仏閣、あるいは聖地と呼ばれる場所を巡り
そこに秘められている歴史の闇を
著者なりに解釈しロマンを感じていく本。
自分なりにその土地の縁起を調べて巡り
想像力を働かせるだけでどれだけいろんな楽しみがあるか
そんなことを考えてしまう本でした。
実は和歌山のことがたくさん載ってて
知ってる場所もたくさん載ってたんですよ。
家の近くとかもあるし
こないだ行った高野山も載ってたし。
でも、この人と僕とでは見え方が違う。
そこが面白いなぁと。
もっとその土地のことを勉強して行けば
僕もいろんな楽しみ方が出来るんだろうなぁと。
とりあえず和歌山のことがたくさん載ってるので
次の帰省時はこの本を携えて
載ってる場所を巡ってみようかと思いました。
載ってる場所が
高野山・吉野・京都・熊野・津軽
とメジャーな観光地なので
旅行の際に持っていって通常の観光と合わせて
ちらっと魔界の一端を見てくる、なんてのもいいかも。