【感想・ネタバレ】三毛猫ホームズの犯罪学講座のレビュー

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Posted by ブクログ

F学園大学の裏手にある女子学生会館の非常階段から男子学生・春日が墜落死した。その夜、警視庁の片山刑事の自宅に「春日は殺された」という不審な電話が。翌日、片山は課長の代役で、なんとF大で三日間の特別講義をするはめになる。その二日目、議義の最中に、天井から鎖でつるされた女の子の死体が下りて来て…。

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2018年06月10日

Posted by ブクログ

読書録「三毛猫ホームズの犯罪学講座」3

著者 赤川次郎
出版 光文社

P13より引用
“そして……車の屋根がみごとに凹んで、そこから人間の両足が
ぴょんと突き出ているのが、何だかこっけいな感じだった。”

 目次から抜粋引用
“秋の夜長に
 頬の涙
 大人の時間
 男の顔
 窓”

 警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第20弾。
 ささいな言葉のアヤで喧嘩となった大学生のカップル、彼女の
忘れ物を渡そうと男が車から出たその時…。

 上記の引用は、冒頭のシーンの一文。
こういう描写を読んで思い出すのは、犬神家の一族かと思います。
人が逆さまになって、上半身は突き刺さっていて脚だけが天を向
いている描写は、日本ではいつまでも犬神家のあれと言われ続け
るのかなぁと思いました。横溝正史氏の業績の大きさを感じます。
 今作は他の同シリーズと比べると長く、より長編らしい作品と
なっています。それでも気持よく読み進められるのですから、途
中で疲れることはないのではないでしょうか。

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2014年01月06日

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