感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ひとりきりで、悩んでて辛くて、もうずっと暗い真夜中みたいなとこにいる人に、ぜひ読んでもらいたい。
他人が抱える問題を自分が解決することはできないし、そのことで自分が悩んでいても仕方がない。
他人の望む人生を生きることの無意味さ。
人生は、なにを見るかではなく、なにを見ているかが大切。
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今の私が必要としている本だった。希望の本。生きていれば、いいこともちゃんとある。
この物語が鬱陶しく説教じみてると感じられるなら、それは幸せかもしれないと思った。
今この本を読めて、私は嬉しい。
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色々な選択肢があったんだけど、人は気づかないうちに最善を選んでいるのだろうか。正解なんてないけど、なるべくしかなかった運命に結局人は行き着くのだと思う。
アニメ大奥を見てても思うけど、どんなイケメンで人格もできてるありことも、だまされる形で大奥に入る。そんな中でも運命を受け入れて、必死に置かれた環境で頑張る。その結果、目の前の上様を救い、大奥では1番の責任者となる。
君たちはどう生きるかだってそうだし、人間は大きな物語の1人でしかなくて、人はそれぞれ自分の運命を受け入れながら進んでいくしかないのだと思う。
どんな運命や受け入れていない結果に悩まされたとて、目の前のことをひたすらに頑張って、ただそのままを受け入れる強さを持ちたいな。
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自分の人生を作る、司るのは、今を生きる自分自身しかいないのだ。
人間生きていれば、あああの時こうしていれば、と後悔することの一つや二つ。いや100や10000個ぐらいあるだろう。だが実際にその後悔をやり直せたとして、思い描くような人生を送ることはできるのだろうか。
1つの後悔が解消されると、また1つ後悔が生まれるんじゃないか。自分の人生を完全にコントロールしようとすると、コントロールできないことの方が圧倒的に多い世界で、1人悶々としてしまうんじゃないか。
目まぐるしく変わっていく人生という名の荒波に時には飲み込まれ、時には乗りこなし、時には逆走して。そんな自分を楽しんでやろうくらいで生きていれば、いいんじゃないか。
そんな本。
今、みんなに読んでほしい。
人生やり直せたらなとか、あの時に違う選択をしていたら、、って思うことは誰しもあるはず。
この本は、よくある、「タイムスリップして、過去の人生をやり直す」のではないところが斬新だし、考えさせられる。
考えさせられるけど、重くないし、説教臭くもない。
ぜひ、多くの人に読んでほしい作品です。
なお、英語の原書の方も読みましたが、翻訳でもしっかりニュアンスが伝わってくるので、翻訳でがっかりということもないです。
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SF(すこしふしぎ)なストーリー。生きている中で大小様々な選択と後悔があって、あのときあっちを選んでいれば、というIFの人生を生きられるとしたら。自分であることは変わりないけど、そこまで生きてきた経験や知識は身についていないので、人生の都合のいいやり直しというものはないんだろうな、とちょっと反省したりした。最終的に生きる希望というか気力を持ち直す展開で、まーた愛だのなんだのかよと若干うんざりしつつ、結局は考え方次第なんだな。
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たられば言ってもどうしようもない。
今を見ること。
今の選択によって、何者にでもなり得る。
だけど、最も大切なのは愛、人との繋がり。
目の前の人やものを大切にしていこう。
遅いなんてことはない、未来は可能性に満ちている。
Posted by ブクログ
紹介動画から興味を持って即購入。
人生のタラレバが解消できる鍵になるかとおもったが、
主人公の後悔した人生のやり直しの設定に無理があってこれじゃ実際どう自分が感じるかは分からないから結局違和感で終わってしまうよなーとも思った。
しかし人生の分岐はいくつもあって、その結末を見ることで今の人生何が必要だったのか気づいていく。そしてどの人生が良かったとかでなく人生の諸行無常を感じながらも愛し愛され人とつながることの大切さ、何を大切にしたいかを自分自身が決める意思が必要なんだと言うメッセージ性があると思った。
海外文学だがとても読みやすい翻訳ですぐに読めた。
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小説だけど、自己啓発本のようなメッセージ性のある内容!そのメッセージはよく自己啓発本に書かれている今を生きるという内容だけど、具体的なストーリーで描かれていたので、より納得度が増した!たとえこんな風に色々な人生を選べても、今の人生を選ぶだろうなと思えた
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ナルホドね〜
正直、わりと早い段階で結末は想像ついてたけど、哲学的思考とからめてるのが、一歩踏み込んだ読書体験で楽しかった。
『エヴリデイ』+『はてしない物語』みたいなところもあり。『ソフィーの世界』もなんとなく思い出した。
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人にどう思われるかではなく、自分の人生を生きようと思える。私もあの時の選択肢を間違えたと後悔する事が多いけど、選んだ選択肢が間違えだとしても、正しい方向に向かって軌道修正できる力をつける事が大切だと思う。
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読みやすい。メッセージがダイレクトで分かり易い。
でも、ダイレクトすぎるかもしれない。人生の岐路に立つ人にはいいかもしれない。そして途中嫌に情報量が増えるのも気になった。主人公がウザい。笑
星4にしてるのは、メッセージ自体は助けられるしありがたいから。
Posted by ブクログ
「あの時、別の選択をしていたらもっと良い人生だった」 誰しも〝たられば〟で過去について考えたことはあるのではないでしょうか。自分自身も後悔ばかりの人生ですし、もっとああしていれば良かったなと何度も思いました。さらに言えば、自分の選択肢は間違ってばかりだと考え込むことが多い時もありました。
この物語を読む前と読んだ後では、人生の選択についての考え方が変わってきます。どんな選択をしたとしても完璧な人生は無い。生きることに意味があるんだと前向きな気持ちになります。
主人公ノーラと共に長い旅をした気分になり、読み終わった後は幸せな気持ちになりました。
哲学の話も出てきて大変興味深いです!
やはり、物事は捉え方次第で良くも悪くもなるんだなと改めて感じさせられました。
ちょっと長く感じてしまったので、☆4
Posted by ブクログ
たくさんの人生の岐路、その一つ一つを探ると自分が考えたこともないような人生がたくさんあって、あらゆる可能性がある。私も沢山迷って色んな後悔してきて、共感できた。色んな人生見てノーラの最終的に生きている、行きたいと、答えを出せるのすごいと思った
Posted by ブクログ
自分が選ばなかった人生を見れたとしたら、本当に思い描いてる結果が待っているのか?
色んな可能性をみて最後に何が思うのか!
人生は自分の見方や捉え方一つでどうとでもなる。
Posted by ブクログ
英語でこんな長い本読んだのは初めてか2回目くらいかもしれない。
恋愛も鬱々とした気持ちもワクワクの冒険も子を想う母の気持ちも身近な幸せも、有名になる経験も一冊で体験できてすごく充実感があった。
Posted by ブクログ
人生の分岐点。
大きい選択、小さい選択が自分の人生をかえていく。
あの時違う選択をしていたら、と思う事は本当に沢山あって、それについての答えを教えてくれた本であった。
自分自身の後悔の書が少し軽くなった。
Posted by ブクログ
◎人生について悩んだ時によむ本
・自分に起こった全てのことはどこかの世界で自分が経験していることだと考えると決断が楽になる
・成功や失敗という成果にとらわれないで、くよくよ悩まずにまず踏み出してみようという気持ちにさせてくれる。
・幸せそうな他人も同じような毎日と挫折を繰り返し生きている。生きていればそんな中でも心を動かされる出来事に出会える。
何か一つの選択を変えれば、そこから先はほぼ全てが違ってくる
でも実際の人生では、たとえ願ってもとってしまった行動をやり直すことはできない
学習する唯一の道は生きること
私たちがこの道こそ成功に至る1番のルートだと考えるものは、現実では決してそうではない
なぜなら、私たちは成功をというものを何かしらの達成といったもので測ってしまいがちだから
でもそれは外側からみただけの、バカみたいな作り物、ブルシット(戯言)
成功なんてそもそも数値ではかれないし、人生だって勝ち負けのためにあるものではない
外からは充実した完璧にみえる人生だって、中身は他の人の人生とそこまで変わらない
似たような毎日と挫折を際限なく繰り返し、傷つき、他人との競争を強いられ続ける
たがそんな中に、ふとした折に美しい何かや息をのむような出来事に出会うとことがある
多分本当に意味があるのはそういうものだ
自分が世界の一部であればこそ、そうした場面が巡ってくる
起こりうる全てのことは、どこかの世界で実際の自分の身に起きていると考えると、決断するのが楽になる
Posted by ブクログ
あのときあーすればよかったあーしてたらこうなってたとか後悔しても意味がない、
人生どんな選択をしても良いことも悪いことも必ずある。
過去がどうこう未来がどうこうじゃなく、今どう生きるか!
Posted by ブクログ
人生の選択肢で、右に行くか左に行くか、右に行ってみたけど、左の人生はどうだったかなー?
ちょっと行ってみよー。
やっぱ右でよかたーって本です
Posted by ブクログ
生きていると持ってしまいがちな『後悔』の気持ち。
多くなりすぎると、あたかも袋小路に追い詰められたかのような錯覚に陥ったりもします。
そのような状態に陥った主人公が、そこから抜け出す話。
物語を通して、主人公とともに生きていくのに大切なものを思い出せるようになるかも?
Posted by ブクログ
終盤まで楽しく読めた。
なんとなくのオチは読めたけれど、思っていた結末とは違った。
元の人生を生き直すことにしてからが急激に好転し過ぎで鼻白む。
Posted by ブクログ
この小説が多くの国で共感を得ており、その内容に触れられたことは良かったと思います。
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世界43カ国で刊行
・英国 The Sunday Times 67週ベストセラー入り
・米国 The New York Times 57週ベストセラー入り
・ドイツSpiegel 33週ベストセラー入り
・韓国の書評サイト「YES24」で2021年の「今年の本」。(BTSメンバーも読んでいたそうです。)
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パラレルワールドに入り込み色んな人生を体験していくところ、哲学者の言葉は読んでいて面白かった。けど読み進めていくうちに結末が想像できてしまう点が残念だった。
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人生は選択の連続で、人は誰しも「あの時別の選択をしていたら今頃自分の人生はどうなっていただろう?」と考えたことがあるのではないか。自分の選択だけではなく、親の選択によっても、今とは全く違う人生だった可能性もある。
本作は生と死の狭間の世界で、別の選択をしたことで別の人生を送っている自分をパラレルワールドに体験しに行く女性の話で、私自身も改めて今とは違う人生という可能性を想像してみたりして、面白かった。
後悔が全くない人生もないだろうし、その時々で自分が一番幸せになれそうな選択をしてみて、「選択を間違えたかも」と思ったら軌道修正の選択をして。とにかく、死ぬまではそうやって生きるしかないのかな。後戻りができない以上、前に進むしかないものね。
Posted by ブクログ
今までの自分の人生のあらゆる分岐点で選択しなかった道が実はその後も別世界で続いていて、それを試す機会があるのはすごく面白いし興味深い。私も、この選択をしていたらどうなっていたかな?と思うことはあるので、ノーラのような体験をしてみたいな。でも覗き見するだけでその人生を選択しようとは思わないかも。それは私の人生のひとつだろうけど、この私の人生ではない。だから読んでいてずーっと違和感というか、ノーラに対してそれは違くない?あなたの人生じゃないじゃんって思っていた。過去に執着しても何も良いことないと思うし、過去を後悔するならその後悔した思いを未来に向けて生きていきたいなぁ。
もし今後そう思えない時がきた時はもう一度読み返したいと思う。
Posted by ブクログ
人は生きている間に選択を要する場面に何度も出くわす。決断を要する選択もあるが、それを選択だと自覚しない選択もある。それが常に二者択一だったとして、常に左を選んだ場合と、常に右を選んだ場合で、全く違う結果になるのだろうなと漠然と考えていたことがある。
そしてよく言われる「たられば」。もしあの時、別の選択肢を選んでいたら、今頃は…と。これは誰もが考えるだろう。
この物語は、死のうと決めた主人公が、死の間際に無限にあるたらればを少しずつ実際に経験してみるという話。最近よくある言い回しを使うなら、現在の記憶と意識を持ったまま別の世界線にいる自分を経験するということですね。量子力学的には無限の世界が存在するという話は以前にどこかで読みましたが、この本でもその説を何度か出してきているので、それがこの物語のモチーフでしょう。
438ページとそこそこ長編のため、途中から、この話をどういう結末にするのか、それが気になって、とにかく最後まで読もうと思って読んでいました。予想通りでよかったというところですが、若干物足りない感じはあります。
それからこの本の評価と関係ありませんが気になったことが1つ。作中の太字の「誰もになって誰でもなくなった誰か」。「誰もになって」は引っかかってしまいます。もう少し適当な訳や言い回しは見つけられなかったのでしょうか。言わんとすることはわかりますが、日本語としてこなれてないですね。
人生を悩んでいる方に一読をお勧めします…とはなりませんが、この作者、『#生きていく理由 うつ抜けの道を、見つけよう』というエッセイ本も出しているので、興味がある方はそちらを読んでみるのがいいかもしれません。おそらく作者本人に経験があるのでしょう。他にも作品がありますが翻訳本はあまり多くないですね。
Posted by ブクログ
後悔をやり直せるとして自分ならどうかと考えてみても思い付かない。
その性格のせいか主人公に感情移入し辛く読みやすくはなかったけど、決して陰々滅々とした内容ではなく経験を通して変化していく主人公は好きになれた。
自分らしさとは、自分の可能性を感じ背中を押してくれる話でした。
Posted by ブクログ
ジャンル分けが難しい作品。
タイムリープ、多次元宇宙モノ?
”もしあの時違う選択をしたら?”と、映画や他の小説でも散々描かれてきたテーマ。しかし、その数が多い事、主人公のキャラがしっかりしており全体的にユーモラスなテイストがあって、ラストまで楽しめる。
一方で、展開、そして落としどころまで全て想像通りで、同じ旅行者?との絡みもさほど活かされず、意外性がないのは残念。
とはいえ、これは間違いなく映画化されるだろうし、キャスト次第ではヒットしそう。
Posted by ブクログ
以前芦田愛菜さんが、「自分の人生は予め決まっており、自分はそこに行くまでの方法を選んだだけ、と考えている」という発言をしたことが話題になっていた。
そのニュースを見た時は正直???という感じで、理解が出来なかった。
多分自分の人生と行動とを直結させて考えたことがなかったからで、現在の私と、どこか漠然と遠いところにいる将来の私は、私の頭の中では切り離された存在だった。
しかしここ数年はその考えが少しずつ変わって、日々の行動の積み重ねが私を遠い場所へ連れて行ってくれるのだ、ということが腹落ち出来るようになった。日日是好日、という映画を見たことがきっかけだったと思う。
例えば、できるだけ毎日サラダを食べることにする、とか。すごくあの人にメッセージをちゃんと返してみる、とか。小さくて取るに足らないような行動だけど、それが何年も積み重なって自分自身と周囲の関係とを形作っていく。私の選択が、私の人生を作る。
日々に流されてしまいかけていた中で改めてそこに目を向けさせてくれた、優しくて力強い物語だった。
私が選ばなかった人生はごまんとあるし、今とは全く別の人生に思いを馳せてしまうことももちろんあるけれど、今の人生を少しでも自分好みにするために日々を頑張りたいし、それを朗らかに楽しんで生きていたいな。
▽好きなセリフなど
・いつだって人生というのは行動なんですよ
・「私たちは自分が知覚したものしか理解できません。そういうふうになっているの。つまり私たちが経験するすべては、結局、私たちの知覚に帰されるのです。〝大事なのはあなたが何を見ているかではない。何が見えているのかだ〟ということです」
・痛みから逃げ出すことはもうしない。想像の中にしかない完璧さを目指して、その重圧で、自らを押し潰してしまうようなことも。自分の傷とはちゃんと向き合い、そこにあることを認めてやろう。