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Posted by ブクログ
とても良い本だった。
歴史を知ることで今ある悩みを俯瞰して考え、心を楽にする方法が書かれている。
人間は「存在する」だけで99%は成功していることの根拠や、価値観は時代によって変わるので、特に価値観が変わりやすい現代において、特定の価値観に依存しない方が楽に生きられる、といった内容をわかりやすく解説。
著者のラジオを聴いたことがないので、是非聴いてみたいと思った。
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コテンラジオで深井さんが話している内容のうち、歴史思考(メタ認知)に関する内容が事例と共に分かりやすくまとめられていて、とても勉強になる本。
コテンラジオを聴き始めて日は浅いけれど、自分の人生にとても影響を与えている。本編だけでなく番外編や別番組での深井さんのトークも拝聴し、この本の存在を知ってすぐに手に取り、深井さんの声で脳内再生しながら読み進めた。
中身のこれ以上砕いたらもう粉々になってしまうのではないかというくらい嚙み砕かれた分かりやすさはもちろん、イラストや全体のカラー、中表紙も可愛らしく、手に取りやすくお勧めしやすいと感じたし、それをすごく意識して制作されたんだろうなとも思った。
これは意識的にか分からないけれど、本書でもコテンラジオでも「めちゃめちゃ」とか「だから」とか、ラフな言葉を入れてくれることで、読者がとっつきやすい雰囲気を出してくれているのもありがたい。
この一冊を読むだけで歴史の捉え方が変わるし、なんなら古典以外の読書ですら意味が変わってくる。
歴史を勉強しなければならない中高生にも読んでほしいと思うし、悩んでいる仲間たちにもコテンラジオと合わせて紹介したい一冊。
あとがきも深井さんっぽくてよかった。
・存在した時点で人生は99%成功
イエスキリストや孔子のように、行為よりも存在が決定的な意味を持つ。その影響が良いか悪いかは分からないが、そもそも同じ現象について、ある時代では賞賛され、別の時代では非難されることもあるため、歴史的な出来事の良し悪しの判断は非常に難しいものである。
・様々な人の「存在」が影響しあって、奇跡が生まれる
私たちがサポートしたり手助けした人が、巡り巡って奇跡を起こすかもしれず、私たちも「奇跡の人」の一人になるかもしれない。だから「存在すること」が何よりも大事である。
・大半の悩みは古代の人々が考え尽くしている
論文を書く際に先行研究をするように、我々が悩んだり考えたりしていることも既に過去の人も思いついている。古典を読めば、過去の天才たちの頭を刈りて、自分の課題や悩みに向き合うことができる。また、直接の解決に繋がらなくても、「比較物」があることで、自分自身を見つめやすくなる。
・メタ認知で自分自身に距離を置くことで、悩みがなくなり、楽に生きることができる
悩みは特定の価値観から生まれる。メタ認知ができれば、悩みの原因になっている「当たり前」が当たり前でないことに気付ける。
・今こそ教養が必要な時代である
人類が最も自由である時代、逆に言えば常に決断をしなければならない時代であるため。また、現代は価値観が多様で、コロコロ変わっていくため、特定の価値観に依存せず、他の価値観も認めていくことが必要。
Posted by ブクログ
・「コテンラジオ」で有名な起業家、深井龍之介さんによる歴史入門書でかつ自己啓発本。
・チンギス・ハン、キリスト、孔子、ガンディー、カーネル・サンダース、アン・サリヴァン、武則天、アリストテレス、シッダールタ、などの偉人の人生を例に取りながら、歴史を学ぶことがなぜ現代人の悩み解決に役立つのかを述べています。
・とりわけ、遅咲きの偉人ガンディーや、ヘレン・ケラーを支えたサリヴァン先生の話は強烈に記憶に残りました。
・人生前半はうだつが上がらなかったガンディーが次第に歴史に残る聖人として成長していく姿は多くの人に希望を与えるでしょう。
・また、ヘレン・ケラーを支えたサリヴァン先生には頭が下がる思いです。障がいを抱えていても、適切な教育とサポート(もちろんヘレン・ケラー自身も努力家でした)によってはヘレン・ケラーのように偉人になれるという先例を作りました。
・この本の題名である「歴史思考」とはどういうものかと言うと、「歴史を通して、自分を取り巻く状況を一歩引いて、客観的に見ること」であり、著者の深井さんはそれを「メタ認知」と呼んでいます。
・「メタ認知」ができるようになると、「あなたを苦しめている『当たり前』が当たり前ではないことに気づき、眼の前の悩みから解放される」そうです。
・この本を読んで、もっともっと歴史を学んでみたいと思いました。
・私は教科書的な歴史の勉強が苦手でした。しかし、この本はそんな私にも楽しく歴史を教えてくれたと同時に、歴史を学ぶことの重要さをこれでもかこれでもかと教えてくれます。
・著者の深井さんは現代人こそ教養が大切だと言っています。
・確かに、教養を重んじる人が増えたら、世の中がもっと良くなりそうですね。
・深井龍之介さんはたいへんご多忙かと思いますが、また本を出して欲しいです。
・ポッドキャストの方も少しずつ少しずつ聴いていきたいですね。
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価値観は環境によって規定されている。
最近読んだ遠藤周作の「沈黙」。
元の価値観を持ったまま、違う環境に飛び込んだらどうなるかの思考実験として、思い返してみる。
命を賭けて拒否するか、受け入れるか。
価値観に固執しないことが生きやすい。それが、わかったからこそ、宣教師の強さに憧れる。
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私は通勤時、ランニング時にpodcastを聴いている。
2倍速で聴いても追いつかないくらいコンテンツが多い。ラジオ、新聞が中心。
これ以上増やしたら聴ききれない状況の中で、最後に追加したのが古典ラジオ。
数年前にポッドキャストアワードを受賞したもの。
歴史を俯瞰してわかりやすく解説する番組。
概略は知っていても、ディテールを教えてくれるので、歴史の流れがより理解できる。
その主宰者、株式会社COTEN代表取締役CEOが書いたのがこの本。
podcastの面白さから、読むのを楽しみにしていたはずなのに、
例によって手にした時には何の本だか忘れてる。著者名も記憶になく。
しかし本を開いた瞬間に気づき、読み始め、素晴らしい本であることを実感した。
彼が言いたいことは
今の自分の境遇に悩んでいるあなた。
悩むのは、世の中の常識と自分にギャップがある、と思い込んでいるからですよね。
その、今あなたが常識、当たり前と思っているもの、正しいと思っている価値観、
それは歴史をさかのぼれば非常識だったりしているのですよ。
性の考え方、お金、死、、絶対的な価値観などないのです。
だから悩むことはないのです。自分を悲観することはないのです。
それどころか、この世に存在するだけで、あなたには価値があるのです。
歴史上の偉人だって、一人では何もできなかった。
いろんなつながりがあって、運よく偉業を成し遂げたのです。
「奇跡の人」とは、ヘレンケラーではなく、じゃじゃ馬だった彼女に学習する喜ぶを与えたサリヴァン先生なのです。
キリストも孔子も、話は上手だったかもしれませんが、世の中に影響を与えたのは死後、彼の弟子たちによってなのです。
評価なんて、時代で変わる、人で変わる。運なのです。
だから、生きているだけで価値があるのです。
そのことを歴史を通じて知ってください。
・・・ってなとこかな。
下手に説教をぶつより、歴史を通じて学ぶというところがいい。
ホント、人生、縁ですな。ひとのつながり。
自分だけじゃ何にもできない。
過去の失敗も時を経て生きる。
歴史、大事です。
良書!
Posted by ブクログ
知ること、考えることの楽しさに改めて気づかせてくれたのがコテンラジオでした。また自分の知らない世界を知るために、今まで読まなかったような本も読むようになったきっかけにもなりました。
コテンラジオの軽快な語り口がそのまま文体にも現れており、ダイレクトに響いて読み心地が良かったです。自分自身どう生きるか、悩んだり迷ったりした時に再読してみたいです。
Posted by ブクログ
元々コテンラジオリスナーだが深井さんの考えにはとても共感できる!今後深井さんがライターとして成熟して行くのにとても期待している。コテンがもっと多くの人に知られてほしいな。
Posted by ブクログ
電気について簡単にまとまっていて、さらっと読めてよかった。
メタ認知と言う考え方や悩みは、他社との関係性にだけあるといった事は、いろいろな長所にも通じている。
何をモチベーションにするかもう一度考え直す。
赤の他人のために頑張れる人は少ないと思います。
でも家族の為ならモチベーションを開くでしょう。
赤の他人が喜んでも悲しんでも他人事だけれど、家族の事は自分ことだからです。
だからメタ認知によって自分事の範囲が広がれば、モチベーションが得やすくなる。
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わたしたちも歴史の一部。
良いと思われていること、悪と思われていることは後にどう作用するのかは誰にもわからない。
歴史という膨大な情報の中から、わかりやすく教えてくれる本でした。
他人とズレていることや、自分の現状にも悩まずに。人生を俯瞰して楽しんでいこう。
Posted by ブクログ
コテンラジオリスナーとして読んどかねばと思い手に取った一冊。ラジオを聴いているのと変わらない、流れるような文体で、時にクスッと笑い、時にへぇ!と気付かされる。
コテンラジオのポスト資本主義の回が好きだから、「お金を稼ぐ人が偉い」なんていう価値観はここ100年くらいのもの、というところは特に好き。自分の認識を整理する上でも役立つ一冊。型にハマった啓発本ではないところが良い。
Posted by ブクログ
コテンラジオで筆者が熱量を持って話していた
・自分で自分を規定していく時代
・物事の価値は社会によって決められる
・短いスパンで見ることの意味のなさ
・未来は誰にも予測できない
・現代を生きるうえでのメタ認知の重要さ
などが適度な史実とともに語られていて、現代を生きるうえで悩みを抱えている人にぜひ読んでほしい本でした。
特にグローバル化のなかで様々な価値観や思想が出現し、格差や対立など、政治的な動きも激しくなってきています。
生き方が難しくなっていくなかでなにを指針にして生きていけばいいのか?なにが正解なのか?などの悩みを解決してくれるきっかけが歴史思考だと感じました。
私自身歴史を知ることで
・現代と比較が可能になる
・激しい時代を生きてた偉人から勇気をもらえる
・私たちが生きるシステムを客観的に見れる
などメリットをたくさんありました。
歴史=難しいととらえずに、思考の入り口となる歴史思考を知るための1冊としておすすめしたいです。
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post cast の COTEN 深井さんの著
固定概念に囚われず自由になる
メタ認知の獲得
古典などの歴史を学ぶ事で
メタ認知をいかに獲得していくかが書かれている
古典学習の面白さへの導入本
Posted by ブクログ
悩みから解放されるためには、「当たり前」という前提を崩せ
▫️私たちの社会には無数の「当たり前」が存在する
・自分が存在している世界での「当たり前」とされていることから外れてしまうことが、私たち人間の悩みの原因になっていることが非常に多い
・つまり、悩みの原因は社会にある常識や価値観である
・当たり前と思われていたことが、そうでないとわかると、人間を苦しめている悩みの前提が崩れる
▫️歴史を知ることは「メタ認知」である
・メタ認知とは、今の自分を取り巻く状況を一歩引いて客観的に見るという意味
・歴史を知り、メタ認知することで、悩みの原因となっている「当たり前」がそうではないということに気づける
今の常識で良いことだと思われていることは、実はここ十数年の間で起こった価値観の変化に過ぎず、自分が生まれた頃と比べても大きく考え方が変化しているということを再認識した。今自分を取り巻いている環境の価値観が絶対だと思い込まないためにも、過去を含めた世の中に存在する多くの価値観の存在を認識することが大事。
古典を含めた多くの本を通して、過去の価値観や世界中に存在する様々な価値観を知ることで目の前の景色や感じ方が変化するということは、読書の一つの醍醐味であると感じた。
Posted by ブクログ
コテンラジオが面白いので買ってみました。要点がまとまっていて読みやすかったし、ラジオの復習になりました。大人はもちろん、子どもにもすすめたい一冊です。深井さんご自身の考え方にも興味を持っていた自分はかなり楽しめました。
悩みを解決しようと思って歴史を見てるわけではないんだけど、結果的に悩みが軽くなったことが自分にもあります。
長い歴史を見た時、自分の失敗や悩み、こだわりなんて小さなもの。そう考えると、あれほどエネルギーを要した始めの一歩を容易に踏み出すことが出来ました。
偉人と呼ばれる人にも良い所・悪い所があると知れば、人間のどうしようもない一面を許すことが出来るようになるし、簡単に自分を責めたり他人を叩いたりすることもなくなります。
歴史の中には偉人だけでなく名もなき人があり、その存在が現代まで影響を与えていると深井さんは教えてくれます。自分は必要のない人間だ、と強く思っていた時期もありますし今も思うことはありますが、そういう悩みを持った人にも触れて欲しい考え方です。
「自分らしく」や「本当の自分」「個性」などの「絶対的な自分という存在」に期待している、そういうものがあると信じているばかりに苦しんでいる人にも新しい視点を与えてくれるんじゃないかと思います。
ひとつの価値観に固執しないよう距離を取ることや自分・社会を俯瞰して見ることは実際やってみると難しいけど、努力する事に価値があるし必ず役に立つと思いました。
Posted by ブクログ
学校で歴史が苦手だった人も楽しく学べる。歴史の面白さと学ぶことの意義を教えてくれる本。COTENラジオの中で取り上げた偉人のストーリーをコンパクトにまとめ、とても読みやすい内容となっている。
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歴史の捉え方が変わる良書。解釈が新しく納得度が高い。歴史は繰り返すものであり、大抵の場合は歴史上の先人が経験している。歴史から学びは、考えること。今が1番歴史が集まっているときと考えること。人生のクライマックスはまだ先など、へー!と言えることが複数あった。おすすめ。
Posted by ブクログ
簡単な文章ですぐ読み終わった。ラフですこしとぼけた感じの本の表紙やイラストがかわいかった。
古典を読むことで、より世間や自分他者を俯瞰的に、広い目で見ることができる一助となってくれる。たとえ自分にとって悪いことが起きたとしても、それが後々良い方向に変化する可能性だってあるし、なかなか自分の努力の成果がでなくても、マイケルサンダースのように、人生の最後のほうで花開くときがある。
ヘレンケラーの話にあったように、いくら偉人だ有名だとある個人がもてはやされていても、その人の後ろには膨大な数の人々のサポートがある。ヘレンケラーが起こした規制は、彼女だけによって起きたことではなく、彼女にかかわった全ての人の力によって起きたことだ。
この本を読んで教えてくれたのは、人や物事を短い時間軸や一つの側面から判断するのではなく、長い歴史、環境の流れや変化を意識したり、物事や人の多面性を考慮に入れるとよいということ。そうすれば、何か一つのことに執着せず、より自由で身軽な心とものごとの見方を得ることができる。
マイケルサンダースの楽観性、どんなにうまくいかないことが続いても、あきらめずに、すぐに自分と状況を立て直すということ、自分も見習いたい。
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悩みは特定の価値観から発生し、歴史を知ることでその価値観から距離を置く。
今自分が「こうであるべき」「するのが当然」と思っていることが、せいぜいここ数十年、下手したら数年の間に生まれた価値観であったりするわけだよね。だからできないことで「人間としてダメだ」ってことではないわけだ。100年前の人が聞いたら「は?それってそんなに重要なの?」って感じになるかもしれない。
この世に存在する限り、何かに影響を与え、与えられる相互作用からは抜け出せない。言い換えれば存在するだけでその意義は果たしているということか。
すごく論理的でいい考え方だなって思う。
Posted by ブクログ
コテンラジオの深井さんによる歴史思考の本。
メモ
・歴史思考の意味 歴史を通して自分の取り巻く環境を一歩引いて客観的に見ること
効用 あなたを苦しめている当たり前が当たり前でないことに気づき、目の前の悩みから解放されること
・存在した時点で人生は99%成功
やったことよりもいることが大事だったりする。
生きているだけで周囲にものすごく影響を与えている
・ガンディー人前で話すのはだめでも、事実関係の確認やロジック積み上げは得意。全体的に物事を深く考えたり、本質を掴むのが得意
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悩みの原因は「現在」の常識や価値観。
しかし、常識や価値観は時代や場所によって異なる。
歴史上の偉人を例にあげながらそれを知ることで、「私」を見つめなおすことができる本。
自己肯定感めちゃくちゃ低い人間ですが、読み終わったらちょっと息をするのが楽になった気がします。
なんとなく気持ちがモヤモヤする、「できない自分が嫌い」そんな人に個人的にオススメします。
Posted by ブクログ
2022/7/25 読み終わった
コテンラジオより。深井龍之介の著作なら読みたい。
人生には何が起こるかわからないし、自分が何かをどうにかしようとしても、歴史の大きなうねりの中ではどうしようもないこともいっぱいあるよ。予想できないことだらけだよ。(だから悲観しなくていいよ)みたいな話。
コテンラジオを聴いている人だったらほとんど既知だし、そうだよねって内容。これからも聴き続けます!
Posted by ブクログ
誰もが知る偉人のエピソードは、ただ成功者の魅力・凄さ、成功ストーリーを学ぶだけではない。
むしろ、偉人の元々の生活や境遇は、我々一般人と何ら代わり映えのない共通点も多い。
そして、価値観は移ろうもの
(悩みの根源は現代の多数派の価値観との違いから生まれる。むしろ現代の価値観は歴史から見れば最近のものであり、特殊である)
として、本書籍のメッセージが綴られている。
まさに「今」「現代だけの」価値観に縛られたり、視点・視野が狭くなったりすることから、解放してくれる偉人のエピソードとその時代背景=歴史は生きる指針として学ぶべきもの。
それらを知ることができる古典は、バイブルになりそう(まだ読んでない、、、)
分かりやすく、おもしろく、興味・関心を広げてくれた本書籍とCOTEN RADIOには感謝!
Posted by ブクログ
深井さんのこと何で知ったのか忘れたけど、やり手の事業家でありながら古典から学ぶみたいな活動しているところとかさわやかなルックスとかで期待して読んだんだけど、正直なところ期待はずれだった。
偉人だって遅咲きの人や完璧でない人がたくさんいるんだから、そんなに焦るなみたいなことをいっている本なんだと思うけど、いつまでも待ってもいられない。咲かずに完璧になれずに凡人で終わることだって十分あると思うから、あまり説得力ないと思う。
あと、やっぱりこういう本を読んでしまう人って何者かになるのに憧れつつなし得ていない人だと思うんだけど、何者かになることに意識的であり過ぎるのがいけないんだと思う。この本で紹介されている偉人の方々は、何者かになろうとしたんじゃなくて、興味の向くままとか、人生の流れるままとか、何かをなし得るために生きていたら偉人とされるようになったってとこだと思う。
ライターさんのせいかもしれないけど、文調も浅薄で気に入らない。ポッドキャストかもとになってるみたいだから聴けばよさがわかるのだろうか。
Posted by ブクログ
今の自分の悩みは過去の先人が考え抜いて答えを出しているから、それを参考にする為に古典をよむべし。
但し、その答えは自分に合っている答えかどうかは分からないから、あくまで参考とし、色々試してみてみることが良い、という知見は良いなと思いました。
もう少し深く歴史のことが書かれていると良いと思いましたが、歴史に興味を持つ入門書としては良いかな。
Posted by ブクログ
NHKとまビズで深井さんを知り、そのわかりやすい語り口と建設的な考え方が素敵だと思って手に取った。コテンラジオも聴いていたので、目新しさはなかったけれど、やっぱり考え方が素敵だと思う。この本にも書いてあるけど、歴史を知ることで肩の荷が少し軽くなる感覚。そうそう、ラジオ聞いてるとき、感じた心地はこれだったんだ。
学生の時に知ってれば、歴史を毛嫌いしていたのが少しはマシになってたんじゃないかな。
Posted by ブクログ
coten radioをよく聞いていた中で、そのエッセンスをついばんだ一冊
ネットラジオの方が情報量がよっぽど多いが、文字でまとめて読む方が不思議と深く刺さってくる
歴史を織り交ぜながら、いま(未来)を拓いていきたいと思う
Posted by ブクログ
コテンラジオの深井さんが初執筆した本。
歴史上の有名人を例に挙げながら、古典を読むことを薦めている。
私達が今偉人だと思っている人は当時は凡人だったり、今常識だと思っていることが昔はありえないことだったりする。
歴史上の中でどこをどう切り取るかで全く違う内容になってしまう。
固定観念に囚われず、歴史を知り特定の価値観から自由になることがメタ認知であり、それができれば人生はもっと自由に楽しくなるということでした。