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特殊事件対策班の物語ボーダーズの続編。今回は人気バンドメンバーが消息を絶つというところから始まる。特殊班らしいメンバーの個性的な能力を生かしながらの展開は、前作同様スピーディで人間味もあふれていて面白い。前作同様、最後のキャップのオチもイカしている。
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ボーダーズの続編
今回の主人公はチームの最年少刑事の最上
人気バンドの4人のメンバーがライブ後に消息が分からなくなる事件が発生し、それを追うことに
バンド経験のある最上は、大型二輪などの免許を持つが、バンドのプロデビューには免許がないから、なり方が分からないという。正解がない世界ほど、真面目な人間には辛いものだなと思います
夢を叶えたものと、途中で諦めないといけないもの
どちらの生き方も正解だと思うし、何事にも無駄なことはないと思う
何事にも円満な人間関係は存在しないけど、成功すれば、それを利用したり妬んだりするものが現れる
ほどほどの成功が幸せだと思う私は小心者でしょうか
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本作はSCU最上が主人公で、最上目線で描かれている
人気バンドグループが誘拐され、同行していたマネージャーが遺体で発見される
犯人は過去にバンドに所属していたメンバーの1人とされ事件解決へ向かう
新たに議員秘書の元に届いた脅迫文の対処をする中で
解決かと思われていた誘拐されたバンドグループとの繋がりが出てくる
真相はバンドグループの主要メンバー2名の恨みを晴らす為企てられたものだった
誰が被害者なのか、加害者なのか分からなくなる事件だった
人気バンドグループのマネージャーという立場で金の横領、メンバーの彼女に手を出すという
バンドグループのおかげで美味しい思いをして、悪事を働いた
議員秘書は過去の過ちを隠し恨まれ続けた
被害者たちは当然の報いを受けたように思えるが、
最低なのはファンとかつての仲間を利用した主犯2人だ
自分たちを被害者にした計画は完璧だったことが、すごいがむかついた
『夢』という言葉が多く出てきて
夢を叶える、途絶える、諦めると
『夢』に対する立ち位置の違う人間たちが面白かった
結城さん次はなんですか!!!
次作が楽しみ
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シリーズ2作目。
1作目と同様、八神が主人公のシリーズかと思っていたが、「複合捜査」シリーズのように毎回主人公が変わるようで、今回の主人公は一番若手の最上。
長野からの帰り、バンドメンバーが乗った車が行方不明となる。
事件なのか、事故なのか。
捜索範囲も絞れない為、SCU案件として、SCUのメンバーが出動することに。
広範囲に渡る捜査と言うことで、車両関係に強く、機動力のある最上を主人公にしたと思われる。
最上自身も学生時代、ギターを弾いていたことから、行方不明になったバンドメンバーたちの安否を案じる最上。
そんな中、同乗していたマネージャーの遺体が発見される。
そのまま、話が進むと思いきや、急に事件は政治家の恐喝事件へと路線変更。
ん?元の事件はどうなった???感が半端ない。
1作目でも同じ手段を使っていたが、そちらは上手くリンクしていて、ラストにそう繋がるのか!となったが、同じ手は何度も使えない。
しかも、今回は話の結びつける感じがちょっと強引に感じる。
最初のバンドの行方不明事件の動機もイマイチよく分からないまま、霧がかかったままラストを迎えた感じ。
1作目が面白かっただけに、かなり期待してしまった方も悪いかもしれない。
でも、「複合捜査」シリーズは最終的に面白かったので、次作で盛り返すことに期待しよう。
とりあえず、SCUのメンバーはあんまり蘊蓄がないのがいいかもしれない。
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1年3ヶ月前に読んだ本、前回は八神が主人公だったけど、今回は違って若手の最上刑事だった、
人気バンドのマネージャーが殺害され、事件が始まる最上の活躍は楽しみである次の主人公はまた変わるのかなぁ。
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SCUシリーズの2作目。1作目は様子見で、それなりに面白かったんだが、これはなんか頭に入り難くて、何度も寝落ちしてしまった。最上君が結構めんどくさい。あ、事件も・・・