【感想・ネタバレ】幸せスイーツとテディベア(一二三文庫)1のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大好きな友達から贈られた本です。
その友達がよくテディベアをプレゼントしてくれるので「こんな本もあるよ」と伝えたらプレゼントしてくれました⸜❤︎⸝‍

とっても素敵なお話でした!
そこそこ大きいテディベアが動いて喋るのは、あまり突っ込まれてなくて優しい世界線のお話でした( 気味悪がる方はそれなりにいるそうです )私的には食べ物を食べてる描写で「どうなってるのか原理が知りたい…」と少し悩みました。笑
でも分からないからこそ素敵な雰囲気なのかなと思いました。

思った以上にハンドメイドについて語られていて、ハンドメイドで色々作り販売してる身としてはなんだか嬉しくなりました。私はもう月に6万前後程度売り上げたことしかないので、慎さんとはきっと次元が違うのだろうなとはおもいましたが。笑

明里ちゃんの過去については、割と直ぐにピンと来る方が多そうでした。それでも!分かっていてもニマニマしてしまうものですね。
とっても良かったです!
明里ちゃんと出会って、慎さんも前を向けるようになったような気がするので、今後の2人が幸せになった世界もいつか読んでみたいです。

話は変わりますが、大好きなタルトタタンが出てきたので、とても食べたくなってソワソワしながら読みました。あと、ティラミスのコーヒー味が苦手で食べないのですが、紅茶のティラミスはぜひ食べてみたくなりました!

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2022年07月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何故テディベアが動いて喋るのか。
何なら飲食もできるが、そんな細かいことは気にするな!というスタンスで進むお話。
可愛いは正義である。
細かいことを考えてはいけない。
ファンタジーとして捉えてもよし、奇跡として捉えてもよし。

いや本当に動くものは仕方ない、喋って飲み食いできるのも仕方ない。
受け入れられる人だけ受け入れてくれな世界で驚いた。
このテディベア、普通に出歩きますから。
かなり大きな(でもティーサロンをするときは踏み台がいる)テディベアなので、動いているところを見た一般人は「着ぐるみかな?」と思うみたいだし、ティーサロンで出会した人は、驚いて逃げ出す人もいるという。
そりゃそうだ。
一応魔法はない、読み手と同じ世界観のようなので。
目の前の現実を受け止めることができた人だけが常連になるティーサロン。
テディベアが動いても寛容な世界。
この物語の世界は優しいのかもしれない。

そんなティーサロンでバイトを始めた就活生の主人公が、バイト生活の中で自分の本当にやりたいことを見つけて巣立ちするまでの物語。
彼女の成長物語なので、テディベアが何故動くか問題は瑣末なことである。
生み出された経緯は、泣ける話なんだけれども。

そんな生みの親、テディベア工房を仕切る慎さんも重要人物。
実は心に深い傷を負っていた彼の救済の物語でもある。
主人公と実は昔から縁があった展開は王道的だが、やはりニヤニヤしてしまった。
救い救われ合う二人、そんな二人の縁を再び繋いだテディベア。
やはり可愛いは正義なのかもしれない。

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2022年02月20日

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