【感想・ネタバレ】超入門 デジタルセキュリティのレビュー

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Posted by ブクログ

内容は極限までわかりやすく書かれていて、読みやすい。

ただ奥深いトレンドや最新の状況などは控えめにされているので、より初級者向け。
次回この著者の新刊が出たら、読みたいと思う。

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2022年04月27日

Posted by ブクログ

帯の「6G時代の国際ビジネスに必須な基礎知識!」に惹かれて買ってしまった。ちょっとセキュリティ知識を高めるのには役不足な感じがするけど、セキュリティだけでなく国際機関で仕事をするというのがどういうことかというのも知ることができて、雑学の読み物としては有意義だった。

情報に対し一昔前はリスクというといかに内部情報が漏れないことだったと思う。それが、この本を読むともうそんな平和な時代ではなく、盗まれる時代というか要するに奪い合いと隠し合いの競争社会になっているんだなぁ、と考えさせられる。なんかもう007の世界線。その中で日本の立ち位置を客観的にインターポールでの職務経験から分かりやすく説明して下さっている。中高生が読んでも良さそうに感じた。単にセキュリティ技術的な問題だけでなく政治的にどういう立場を取っていくか、国際機関の中での仕事がどんなものかというところまで垣間見える話は興味深い。

よく総務省がらみで情報通信産業に身を置き仕事をする方は、チャイナリスクが話題に出たりすることがよくあると思うが、どう問題なのかを理解するのに適した書である。将来ネットワーク技術をレクチャーする時にセキュリティーのトピックは外せないと思っているが、こういう話題は面白そうだなと感じる。筆者が指摘されているように日本はデジタル敗戦と言われて遅れをとっているので多少なりとも私も情報通信産業に20年以上キャリアをももつ身として貢献できるようにセキュリティ課題についても今後自分なりの見解を明確にしていきたいと思った。

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2023年10月09日

Posted by ブクログ

タイトルを「国際関係におけるデジタルセキュリティ」か「インターポールから見た各国のセキュリティ」に変えたほうがいいような気もする。世界のセキュリティへの対策に対する日本の対応の遅れ、国際関係における立ち振舞方が主な内容。
新制度ISMAPなどについても触れており、実務でセキュリティに関与する立場としては、セキュリティの意義・目的を、現場レベルでなく国家レベルで捉えるべきことを認識させてくれた点で良書。
とはいえ、具体的なIT実務にはほとんど触れていないので、別の本を参照する必要がある。

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2023年09月02日

Posted by ブクログ

個人としてどういう知識が必要なのかを期待して、タイトル読んだだけで購入した本で、何か違うなぁ・・・と思いながら、ようやく最終章あたりで、あぁそうなんだ的な内容に辿り着いたので、まぁ良しとしよう。

実は帯には「国際ビジネスに必須な基礎知識」とあったので、そういう前提で読むとこういう展開が良かったかもしれないが、国際舞台で日本の立ち回りがお粗末という、ある意味ありきたりの内容であった。

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2022年05月05日

Posted by ブクログ

具体的なデジタルセキュリティの方法についての本かと思っていたのだが、もっと大きな、デジタル社会での、諜報、防諜の重要性や実態、んで、面白かったのは、ICPOでのデジタル部門の立ち上げと活動かな。
内容としては分量もあるけど全体に薄い感じ。

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2022年04月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

セキュリティ技術というより、セキュリティ観点での国際情勢について学べる書籍。グローバル視点で日本が置かれている状況や、グローバル組織での立ち振る舞いなど、セキュリティ業界に関わらず、すべてのグローバルでビジネスを行うビジネスマンにとって有用である。あとがきに、サイバー犯罪の現状やトレンドは別の機会にと記載があり、その別の機会が待ち遠しい。

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2022年01月23日

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