感情タグBEST3
Posted by ブクログ
星野が豹変してしまったようで驚いたけど彼女の真っ直ぐにショーリを思う気持ちを目の当たりにして、自分だったら星野を選んでしまうかもななんて思ったりした。
介護福祉士の仕事に向けての準備が着々と進み、かれんのイキイキとした絵が脳裏に浮かんできてほっこりした。これから中距離恋愛になるからどんな展開が待ってるか楽しみ、早く次読みたい
Posted by ブクログ
傷つけたくないという思いやり自体が、時として傷つけてしまうことってありますよね。その思いは誰にとっての想いなのか、立場によって変わってしまうことがあります。
今回勝利とかれんはまさに、お互いを思うが故に本音が言えないようなそんな場面を多くて経験していたように感じました。
Posted by ブクログ
今回は、あまり長々しく感じませんでした。
マスターのところを去ったり、星野りつこが出てきて、かれんとのことバレそうになったり、丈の悩みあり…。
とても内容が充実していたような気がします。
今回も、星野の存在が大きく、彼女がやったことに対して驚きました。いくら好きな人が自分に秘密で、一人暮らししてると聞かされても、かれんのことバラそうとしたり、ストーカーしたり、無言電話かけたり…。いくら何でもやりすぎだと思います。
でもこういう激しい感情が、恋愛なのかなぁと思ってみたり…。ここまでされると少し引きますが…
勝利が優しくて、りつこは良かっただろうなと思います。普通、こんなことされたら、一緒になんていられないです。
これからは、いよいよ勝利が今まで沢山ついてきた嘘をどう告白していくか、ですね!かれんも言っていましたが、優しい秘密と後ろ暗い秘密…。ある人、またある人を守るためにつくいい嘘。ある人、またある人を守るためについたはずの悪い嘘。それがこれからどう暴かれていくのか気になります!
今回は色々と考えさせられた巻でした。
Posted by ブクログ
「かれんと付き合ってるって本当?」花村のおばさんから聞かれ、咄嗟に否定してしまった勝利。誰も傷つけたくなくて、ふたり関係を守りたくて、ずっと秘密にしてきた。それが間違いだったのか。勝利へ想いを寄せる星野りつ子の存在も、かれんには言えなくて。後ろめたいから言えない。言えないからますます後ろめたい。秘密は増殖する──。
丈からの相談に対する勝利の態度には、丈でなくても苛立つものがあると思う。子供扱いしているというわけではないだろうが、少し受け答えが適当すぎるような気がした。
星野については、腹の立つ部分も多い反面で、これが人を好きになるということなのか、とも思った。これ以上傷ついてどうするんだと言いたくなるくらい、自分から傷つこうとする星野が、なんとなく自分と似ているような気がして・・・だからこんなに腹も立つのかなと思った。
星野には、なんとか立ち直ってほしい。それこそ、勝利だけが男ではないんだから。
Posted by ブクログ
恋愛って夢中になればなるほど視野が狭くなってしまうのだと感じた。ショーリが目指すマスターの大人びた余裕のある風格のそうゆう所の差じゃないのかな?
それにしても星野がここまで悩んでいたとは、、次回はどうなっているのかな??
Posted by ブクログ
今回はかなり星野りつことショーリに苛立った
ストーカー気質であまのじゃくな星野リツコにも、優しさが仇となって嘘をつき続け、星野に中途半端に優しくしてしまうショーリにも。。
ただ自分にも心当たりがあるような恋愛模様で、誰しも人に嫌われたくなくて中途半端な優しさを持ってしまうことはあるんだろうなぁ。と
Posted by ブクログ
星野ちゃんの想いが爆発!だけど誰しもが星野ちゃんの立場になりうると思う。その時どう動くか、そこがその人の真価なのかな。両想いでも片想いでも、「恋」に辛さはつきものですな。
Posted by ブクログ
かれんと勝利が付き合っていることが、どうしてかれんが花村家の本当のこどもではないということを知っていることになるのかがわからない。
いとこ同士ですが付き合ってますでいいんじゃないの?
男が年下では頼りないというのはあくまでも外野の意見であって(というか、誰にもまだ言われてないし)、ふたりがいいのならいいじゃないか。
戸籍を観れば簡単にわかる秘密なんだもの、本来ならタイミングを見計らって親の方から話す案件。
かれんがそこまで育ての親に気を遣うのなら、それは親の方が悪いんだよ。
だからと言ってかれんが親を責めることはできないけれど。
だけど秘密を守ることばかりに重点がいって、秘密を守るために傷つける人が増えるのなら、それはやっぱり間違いなんじゃないかな。
私には勝利が誠実には思えない。
いろんなところに気を遣っているけれど、結局誠実ではないと思う。
星野りつ子に何を言われても、「君を好きになることはできない。これ以上つきまとわないでくれ」とはっきり拒絶すればすむ話。
彼女を傷つけるとかつけないではなく、自分が悪者になるかならないかで行動しているんじゃないの?
だから後ろめたいのでは?
かれんに対して不誠実だという自覚があるのでは?
Posted by ブクログ
モヤモヤする回。
誰も傷つけたくない、ということから始まった秘密が、複雑に絡まって深くなっていってしまう。
このあとはどうなっていくのだろう?
Posted by ブクログ
この前の巻のショーリがあまりにも情けなくて、今後このシリーズどうしようかと思った程でしたが、成長の後が見えて何より。
星野りつ子さんは、相変わらず拗れてます。
この件、5分、ショーリが彼女の願いを聞き入れたんだからもう終るよね?
これ以上は引っ張ると、収集つかなくなりそう。
でも、星野さんの、かれんに対する評価は、女性なら同じように感じるところがある人、多いんじゃないかな?
私も、社会人であの天然っぷりは、ちょっと……と時々思うことはある。
Posted by ブクログ
優しい秘密。
勝利とかれんの秘密が叔母さんに明らかになります。それだけでなく、京子ちゃんや星野の秘密が…
それにしても、星野は面白いね。本当怖い(・・;)
気がついたけど、小説自体は面白いけど、村山由佳の頭の中お花畑な感じがどうも気に食わないんで、あとがき読むのやめます。
Posted by ブクログ
複雑な環境のなかで恋する二人の物語に夢中になって読みました。ハラハラしたり、暖かい気持ちで読めたり、と様々な場面にとても惹きつけられたシリーズの一つです。
Posted by ブクログ
秘密と嘘は
違うかもしれないけど
どっちも人を傷つける可能性があって
できることならしたくないけど、
どんどん深みにはまっていってしまって。。。
できることなら
そんな関係嫌ですね(-д-`*)ウゥ-
星野さんの気持ちも分かるけど
切ないね(ノω・、)
Posted by ブクログ
【マスター】→【勝利】への言葉
「一つでいいから、どんな時にも揺るがないものをもて。うまいと思うコーヒーの味でもいい。あるいは、手本にしたい誰かの背中でも、胸に響いた言葉でもいい。そういう、まわりの状況に左右されない自分だけの基準があれば、いざという時に方角を見失わずにすむ。ちょうど、どこからでも見える高い塔みたいなものさ。知らない場所で、たとえ進む道がわからなくなっても、そこへ立ち戻りさえすればまた一からやり直せる」
ふ、深い。そしてやっぱりマスターは格好いい。
あと、勝利とおばさんが大事な話をする場面の表現がいい。
Posted by ブクログ
「かれんと付き合ってるって本当?」花村のおばさんからきかれ、とっさに否定してしまった勝利。誰も傷つけたくなくて、ふたりの関係を守りたくて、ずっと秘密にしてきた。それが間違いだったのか。勝利へ思いをよせる星野りつ子の存在も、かれんには言えなくて。後ろめたいから言えない。言えないからますます後ろめたい。秘密は増殖する。悩み多きシリーズ8弾。
Posted by ブクログ
村山由佳の優しい秘密を読みました。おいしいコーヒーのいれ方の8冊目でした。まだまだ続く、ショーリとかれんの恋物語です。甘ったるい物語なのですが、ときどきはこのような甘い物語も読みたくなってしまいます。今回は星野りつ子のエピソードが大きな位置を占めていましたが、今回に限り彼女に同情してしまいました。彼女もこんな優柔不断な男は早く見限ってほしいものです。新書版では10冊目まで出ているようなので、まだまだ楽しめますね。
Posted by ブクログ
シリーズ第八弾。テーマは秘密。かれんとの仲を花村の叔母さんにバレそうになるが、嘘でごまかしてしまう勝利。星野りつ子、積極的というか、我儘というか、嫌なヤツになってる。かれんは鴨川の老人ホームへの転職の話が進行中で、一軒家に一人暮らしの予定。
Posted by ブクログ
シリーズ8作目。
勝利の好感度がどんどん下がっていく…星野りつ子を一人暮らしの部屋にあげ、お願いを聞いて背もたれになり腕を回すなんて…うーむ、それはアウト。八方美人だなぁ。嘘が嘘を呼び、どんどん深みにハマる勝利。なんか嫌な予感がする…
花村のおばさんにかれんとのことがバレそうになった時は焦った。
マスターの言葉メモ
「一つでいいから、どんな時にも揺るがないものを持て。うまいと思うコーヒーの味でもいい。あるいは、手本にしたい誰かの背中でも、胸に響いた言葉でもいい。そういう、まわりの状況に左右されない自分だけの基準があれば、いざという時に方角を見失わずにすむ。ちょうど、どこからでも見える高い塔みたいなものさ。知らない場所で、たとえ進む道がわからなくなっても、そこへ立ち戻りさえすればまた一からやり直せる」
Posted by ブクログ
今回は『秘密』がテーマだったけれど、嘘をついてそれがどんどん重ねていくことになり苦しんでいくショーリ。優しいだけに考えてた結果嘘をつくことになるわけで…まだまだ若さゆえの悩みで2人の関係に変化があるのはかれんが引越しをして遠距離恋愛になってからかな。星野りつ子は危なげでストーカーになる手前、彼女が次に行動を起こすとしたらちょっと危険な感じがする。
Posted by ブクログ
一人暮らしをしていることをりつ子に告げずにいた勝利でしたが、佐恵子の口からりつ子に知らされることになり、しかもりつ子が勝利とかれんの交際を佐恵子に話してしまったため、勝利は佐恵子に苦しい嘘をつくことになります。その後、りつ子が勝利のもとを訪れ、混乱した気持ちを彼にぶつけます。
今回は、あるいは勝利とかれんがプラトニックな関係でいることの不自然さを解消しようという著者の意図があったのかもしれません。たしかに不自然といえば不自然なのですが、本作の登場人物はいずれも著しくキャラクター化されているので、リアリズムへ向けてエクスキューズをする必要はないようにも思うのですが、「ライト文芸」というジャンルが明確に成立していなかった本書刊行当時にはそうした配慮が著者には求められていたのかもしれません。
Posted by ブクログ
おいコーシリーズ、第8段
かれんの転機はもうすぐ近く
ショーリは少しでも近づこうとがんばる
その反面、小さな嘘を重ねて、気づけば大きな嘘へ
よくあることそれが相手を守ることでも嘘はうそ
嘘が悪いとか判断するんじゃなくて、素直に難しいものだと思う
また、あとがきでエンデュランスのことに触れている部分があって、このときから構想していたんだなぁってしみじみ
物書きの凄さを実感
Posted by ブクログ
ここまで星野をボロボロにしてそれでも勝利を追いかけさせるとは…作者、先の展開はあんまり考えてませんね(^_^;)
それにしてもここまで嘘で塗り固めた勝利クン、このあとどうやって収拾つけるんでしょ?想像もつきません。
そしてカレン、誰かのために収入を減らすことはやってはいけない。しかも祖母は結局亡くなる。その後で、まだカレンには長い人生が残っている。そりゃ後悔はしないだろうが、逆に失った物の大きさを知らないだけだ。作者が、安定した生活を捨てて、夢を追いかけて成功したからこんなストーリーが描けるのかもしれませんね。あとがきは普通のエッセイになってました。
Posted by ブクログ
安定のおいしいコーヒー。
高校の頃は嬉々として読んでいたけれど。
今読むとホントもどかしいよ、勝利!
こんな男の子いるの?
大学生でしょ?
ピュアすぎる。
誰かのことを思いやって。
でもそしたら誰かのことが思いやれなくて。
みんな大切にしたいのに。
自分だけが犠牲になればいいわけじゃない。
むつかしい。
むつかしいよ恋愛!
結婚なんてできやしないっ!!
Posted by ブクログ
花村のおばさんに、「かれんと付き合ってるって本当?」と聞かれて、息も止まりそうになった。
りつ子のあきらめられない苦しい思いが、花村のおばさんにそう思わせるような言葉を言ったのだ。
話さないでおいてくれると思っていたのに。
丈は、京子から、憧れの先輩とキスなどをしてしまったことを聞き、「それでも自分を好きか」と試されているようで嫌だと言う。
勝利は、りつ子が家まで来て、胸を貸してあげたことをかれんに言えずにいる。
秘密を、話すことが優しさなのか。話さないことが優しさなのか。
話すことには、どこかで「許してもらえるだろう」という期待もあるのだろう。
聞いた側の度量で対応が決まるというのも、たしかにずるい気がする。
同じ作者の「海を抱く」で、同じことをした者でないと赦すことはできないといった内容があったように思うけど、
同じ高さにいないと、本当の意味でわかりあうことはできないのだと思う。
そうでない限り、片方が我慢して受け入れることになる。
そうであるならば、話さずに、苦しさを抱え続けるというのが正当な罰なのかもしれない、とも考えた。
話さないでいられることの苦しさを思うと、また悩ましいところで、正解などないのだろうけど。
Posted by ブクログ
村山由佳さん18作品目。
会社の後輩に天使の卵を薦められたのは、
もう10年以上前。
いまだに村山由佳を読んでいて、
しかも『おいしいコーヒーの入れ方』を
読み続けていると聞いたら、
きっと彼女は驚愕するだろう。
Posted by ブクログ
優しい秘密だけでなく、様々な「秘密」が描かれている。今回は星野の辛さ、痛みが怖い位に表に出てきてしまって、読み進めていくのも、気が重かった。でもこれで星野も少しは落ち着いたのかな、と期待したい。
Posted by ブクログ
嘘は一つ吐くとそれを守るために何度も重ねて嘘を吐かなければいけなくなってしまうんだよ
と小さい頃に言われたのを思い出した
生きていく為には嘘を吐かなければいけない場面もあるし
決して嘘を吐いてはいけない場面もあると思う
自分を守る為にか
他人を守る為にか
そこでも嘘は変わってくると思う
勝利が吐いたのは一体誰の為の嘘だったのか