【感想・ネタバレ】虹色スコールのレビュー

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波間を揺蕩うようなゆるい話

先生もあとがきでやおいとおっしゃっていましたが、波乱があるでもなく、ゆるやかに進む幼なじみ大学生同士のストーリーでした。

私は波乱に溢れていて、心に負担がかかるようなストーリーを読みたいわけじゃないので、こういうゆるい話もありだと思います。

ただ最初はNL要素(主人公の片思い)がしばらく続くので、そこはきつかったです。そのあとはがっつりBLです。こちらがメイン!

ストーリーは穏やかですが、小ネタに萌え要素があり、楽しめました。

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2022年01月29日

Posted by ブクログ

作者買いです。何てことないストーリーだけど、胸キュンさせられっぱなしでした。等身大感覚で親しみが持てます。

男子校育ちで、同じ大学にまで進学した仲の脩平と何故か距離を置くようになった律也。世話焼きで自分のことを知りすぎている脩平がちょっとウザくなったからなのか、彼に対してもやもやした気持ちを抱えています。
彼らの大学生活や、サークルや、バイトの日々がリアル。サークル仲間の千鈴への恋心ゆえにやってしまう律也の行動も、ありがちで共感できます。
そんな律也がとてもかわいい。佐倉ハイジセンセのイラストとの相乗効果が抜群です。この取り合わせの相性の良さには拍手。

律也は脩平のことをかっこよくてモテて羨ましく思っているみたいですが、脩平のことはともかく、自分のことすらも全く分かっちゃいないところが残念を通り越してむしろ微笑ましいくらいです…

恋のライバルだと思っていた脩平に、好きだとキスされてめちゃくちゃ意識過剰になってしまったりとか、かわいいです。かわいいんだけど、強気な面もあったりするので、かなりのツンデレっぷりに。脩平を思い切り振り回しています。

もともと律也は脩平に相当頼っているところがあって、それは台風騒動のエピからもすごく感じられます。いざという時に頼れる相手というのは安心感があっていいですよね。真っ先に駆けつけてくれた脩平に律也が心を動かされても不思議じゃないなと思いました。世話を焼かれてちょっとウザかった相手が、自分に友人以上の気持ちで接していると気付いた律也の気持ちの揺れに、胸がきゅんとなります。
この二人はこの先もずっと一緒なんだろうなと思わせるエンディングがいいですね。

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2011年06月14日

Posted by ブクログ

同級生一途もの!
イラストの影響か「セブンティーン・ドロップス」の成長版みたいな印象。
受の焦りがまんま自分の大学時代を思い出して懐かしくなった。
幸せになって欲しい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんかキラキラ乙女なタイトルと大学生がもだもだしてる日常的な恋愛ものは大好きなので読んでみました。
感想は…ものすご~く普通だった。『セブンティーンドロップス』の時もそうだったな…。
この作家さんの地に足がついた感じの文体(悪く言えば地味)は決して嫌いではないし、“言の葉”シリーズなど良作も書かれているし、悪くはない。悪くはないんだが、作者あとがきにあったように、『やおい』“やまなしおちなしいみなし”でした。ちょっとかわいい系の意地っ張り受とカッコいい攻。
初めから攻の気持ちは丸わかりで、受が鈍感に甘えまくっていた時期を過ぎて、意識して避けたり、改まってふたりの関係をみつめ直したり、なし崩し的に受け入れてしまっても嫌じゃない自分に戸惑ったり、で、結局俺も好きだよ的な、よくある“ほだされ”愛がジレジレ進行します。
アウトラインだけ書くと、決して嫌いなシチュじゃないのに、何が決定的に足りない。でもそれが何だか自分でもわからない。
この作家さんの作品を読むといつも、読後、かゆいところにちゃんと手が届かないようなもどかしさと、そこはかとない萌え足りなさを感じる…
単純に相性なのかしら。

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2012年09月22日

Posted by ブクログ

大学生同士の恋。
特別な事は何もない話ですが、この日常の空気がとても好きです。
何気ない行為の積み重ねって、年月が経るにつれて、それだけでキラキラしている。
そういうものを掬った話。ほっこりしました。

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2011年04月18日

Posted by ブクログ

【あらすじ】
高校までべったりだった友人の池上と、大学に入ってから距離を置くようになっていた律也。池上の何でも分かったような顔が気に入らない、全てにおいて律也より勝っているのも、律也の好きな千鈴が池上に思いを寄せていることも―。律也の態度に気づいていながら、そばを離れない池上。そんな池上の心の内を考えようともしない律也。二人のベクトルがまた交わる日は来るの…?不器用同士の等身大の恋愛模様。

【感想】
作家買い

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2010年01月08日

Posted by ブクログ

高校までべったりだった友人の池上と、大学に入ってから距離を置くようになっていた律也。
池上の何でも分かったような顔が気に入らない、全てにおいて律也より勝っているのも、律也の好きな千鈴が池上に思いを寄せていることも―。
律也の態度に気づいていながら、そばを離れない池上。
そんな池上の心の内を考えようともしない律也。二人のベクトルがまた交わる日は来るの…?
不器用同士の等身大の恋愛模様。

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じれったい…。
そんな感じ♪

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2009年10月04日

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