感情タグBEST3
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王さまのお菓子(ガレット・デ・ロワ)のお話。
ガレット・デ・ロワはフランスのパイで、フェーヴ(そら豆)と呼ばれる小さな人形が埋め込んであります。フェーヴが入ったピースを選んだ人は王冠をかぶり王さま(女王さま)となります。またフェーヴの持ち主には幸せになるそうです。
このお話は、アーモンドクリームたっぷりのガレット・デ・ロワに仕込まれた、フェーヴのミリーが主人公。
お母さんが風邪をこじらせてアデルさんのうちに預けられているベルは元気がありません。
アデルさんに買われていったパイに入っているミリーは、「ベルに当たりますように」と願いますが…
とってもおいしそうなアーモンドクリームのパイ。
おしゃれなフランスの文化。
かわいらしい絵。
そう都合よくベルに当たらないところが、帰って素敵なお話の展開で、きゅんとしちゃいますよ。
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ガレット・デ・ロワ食べたくなった
くらはしれいさんの絵が好きだー!!
幸せな気分
1月にこの本を読んだの大正解だった。物語と同じ時期だ。
幸せな気分
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とにかく絵が秀逸。
描かれるガレット・デ・ロワの美しい曲線と、香ばしい香りが漂ってきそうなこんがりしたパイの色にうっとりしてしまう。
私が買ったことのあるガレット・デ・ロワはクリスマスの時期(あちらではクリスマス=新年なのだろう)に売られていた物で、フェーブは小さなタイルのような形の陶器だった。
この絵本のフェーブは可愛らしい人形の形。
彼女が主人公の女の子のことを思う様子が可愛らしく、寒い時期に心を温かくしてくれる物語だと思う。 2022.6
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ガレットデロワを題材にした
フェーヴという陶器の人形目線でお話が進むとても可愛らしいお話です。
色使いをはじめ、素敵なイラストで、絵を見ているだけでも楽しむことができます。
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絵がおしゃれで素敵!
ガレットという王様のお菓子は初めて知りました!
かわいい陶器の置物が入っているらしい。
食べたくなりました!
お話もほっこりしてあたたかい。
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外国の絵本のような装丁とイラスト、題材だが、日本の著者による絵本。
王さまのお菓子、というと馴染みがないが、ガレット・デ・ロワというと聞いたことがあるかもしれない。
パイの中に小さな置物が入っていて、それが当たった人が王様となり、一年の幸せが約束される、という幸せなお菓子のことだ。
フランスのお菓子なので、西洋菓子店にはあることも多いかも。
子供たちには美しい絵と美味しそうな物語、異文化の楽しみを、大人はあとがきまで読んでさらに文化への理解を深められる。
ちょっとパイが食べたくなってきてしまったなぁ…
小学校低学年から中学年向けだが、もちろんそれ以上にも。
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美しい表紙に惹かれて手にとりました。
おはなしもかわいらしくて、ハッピーエンドでホッとします。
甘い香りが漂ってきそうな素敵なケーキ屋さん、表情豊かで心優しい小さな陶器のミリー、暖かさそうなお部屋と遊び盛りな子どもたち。眺めているだけでも、冬休みのウキウキした気分を思い出させてくれます。
いつ読んでも、もちろん良いけれど、冬に(できれば1月に!)暖かいお部屋でゆっくりのんびり読めたら良いですね。さらにそこに暖かい紅茶とケーキも加われば、言うことなし。思わず表紙のベルのような表情になっちゃうかも。
だれかをしあわせに
ガレット・デ・ロワについて知ることができて楽しかったです。
誰かが幸せになると嬉しいです。私も幸せになりたいと思いました。
絵も好きです。
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石井睦美さん大ファンです。
くらはしれいさんのイラストも大好きです!
ガレット・デ・ロワの「当たり」であるフェーブ。
フェーブのお人形ミリーの視点でお話がすすみます。
だれかの幸せを願う、すてきな物語です。
1月に読み聞かせしたい本が増えた!
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絵がいいなぁと。
このケーキ見たことあるな。本場ではケーキに陶器の小物を忍ばせるらしい。自分のピースに入っているかワクワクしながら食べるんだろうな。慎重になるから誤飲もしないんだろうな。羨ましい。私も食べたい。
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6歳7ヶ月の娘に読み聞かせ
憧れのガレット・デ・ロワの
おはなしの絵本
しかも石井さん作とか魅力的すぎる
絵もキレイで
惹かれる~
今年こそガレット・デ・ロワ食べたい。
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かわいいおしゃ絵に癒される フランスに住んでたことのある親戚からいただいたガレット・デ・ロワに薄桃と薄紫のショートケーキのフェーヴが入っていた思い出がある
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くすみカラーと海外文学のような繊細な絵柄がとても素敵だった。帯が王冠になるアイディアもいい。
お正月に食べるガレット・デ・ロワ、フェーヴが入っていたらその年は幸運、なんて運試しのようで楽しそうだなぁ。私は、一個だけすごく酸っぱいとか、辛いとか、逆方向の運試ししかしたことがないような。あと、中にフェーヴがあるかもと思うと、歯が欠けそうで食べるとちょっとどきどきしそう、なんて思ってしまった。
譲ってあげた男の子にとっても、楽しい一年になりますように!
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ミリーは小指のさきくらいの陶器でできたお人形です。
ただのちっちゃなお人形とは違って。
パティシエのブランさんの手で、アーモンドクリームがたっぷりつまった、パイの中に入れられたミリー。
「王様のお菓子」という名前のパイは、アデルさんのお家へ運ばれて、アデルさんの2人の男の子たちの会話に耳をすませると。
こちらまで、ミリーと一緒にドキドキしてしまう。
誰がミリーを見つけるのかな。
ミリーは誰を幸せにするのかな。
作者の石井さんはお節の後のデザートにガレット・デ・ロアをいただくそう。
クリスティのお話を思い出しつつ、ウチでもやってみたいー!
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文章も絵も可愛らしい。ガレット・デ・ロワを、大切な人と食べたくなる。大好きな人たちとケーキを囲むワクワク感、そこにフェーヴというアタリが追加されたら、ますます楽しい時間になるでしょう。
お母さんとお父さんと離れている女の子が幸せになれるように、とみんなが気遣う様子が微笑ましい。心温まる絵本でした。