【感想・ネタバレ】永遠を紡ぐ家のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

<マッケトリック家>新章1
シエラは息子の喘息を治すために、母イヴ・マッケトリックの庇護の下に入った。
母親に捨てられた思いを抱えたまま、トリプルM牧場に住み、トラヴィスと出逢う。


歴史があってタフな一族ってのは、マッケンジーだのマクレガーだのとMで始まるイメージなのかしら?

今回は全三部作に出てきてた弁護士のトラヴィスの物語。
そして1919年の時に生きるもうひとつのマッケトリックの物語。
一粒で二度美味しいみたいな感じ。
さくさく読める。現在と1919年を交互に読ませて、飽きさせない。
面白かったけど、わたしにはイマイチ盛り上がりにかけたかも?
なんとなく現在よりも、1919年の物語の方にラストは重きをおいたように感じられて、現在でトラヴィスが急に出て行く流れになるのが、唐突すぎたような。
トラヴィスがシエラにがっつり夢中になってる…!みたいなのが判りづらいんだよね。
シエラの元旦那の話を詳しく聞いたりもしないし、イヴとの話し合いもどうだったの?的な会話もないし、要するにページが足りなかった感が…。

いや、面白かったですけどね。
☆は3つ。

0
2016年08月19日

Posted by ブクログ

この冬、シエラ・マッケトリックは強い反発を胸にインディアン・ロックに帰ってきた。息子の喘息を治すため、彼女を捨てた母の援助を受け入れたのだ。古い屋敷に不思議な懐かしさを覚えながらも、シエラは自分に言い聞かせた。約束の1年が過ぎればすぐにここを出ていく、と。時は変わり1919年、同じ屋敷でハンナはこの地を離れる決心をつけかねていた。夫を失った後、幼い息子とともに義弟に頼ってばかりもいられない。だが、いつしか義弟の熱い目差しに身を委ねたいと思い始め…。異なる時代に生きた二人の女性のロマンス。100年の時を超えて出合う、ふたつの愛の物語。すべての女性に捧げる「マッケトリック家シリーズ」新章。

二つの物語が交互に進むようになっている手法は面白い。同じような立場の母子が新たな愛を獲得していくさまが、時代が違うのに同じ感覚で伝わってくる。ただそれぞれの書き込みが少なくなってしまったような。特にハンナとドス、関係を持つのが唐突というか抑制がないというか。性急すぎる気がする。お互いに心の内に持つものは理解し合えているのだろうけど、それを確かめ合う前に先に進んでしまったように思う。
現代の二人はいかにも現代的。

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2009年10月04日

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