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Posted by ブクログ
<マッケトリック家>シリーズ第二弾。
妻を亡くしたランスは、それを乗り越えられずに二人の幼い娘とも距離を置き、仕事に没頭していた。
そんなランスの前に、木の妖精のような女性エコーが現れる。
前作よりも面白かった!
ランスの二人の娘達が可愛かった。
子どもたちの心情に、ホロリとくる場面もあった。
犬も子供たちも欠かせない、素晴らしい脇役だった。
そういえばエコーの愛のお守りを、コーラがランスに使ったことを打ち明けるのかとおもってたけど、それはなかったなぁ。
エコーが可愛らしかった。
前作のヒロインよりも、素直に感情移入できた。
次回作のキーガンも俄然楽しみになった。
☆4つ。
Posted by ブクログ
幼い子供が二人に、かわいい犬まで出てくるのが
何ともいいなぁ~~~。
ちょっと解らないのが、ヒロインのエコーは
どうして、もう一つの名前を最後まで教えなかったんだろう?
Posted by ブクログ
インディアン・ロックに越してきたばかりのエコーは、隣人の孫娘の誕生パーティーに招待されて、ためらいをおぼえた。子供たちの父親―ランス・マッケトリックは、エコーが町に着いて早々ちょっとした諍いをした相手なのだ。とびきりハンサムなことを差し引いても、彼の印象は最悪だ。だが妻を亡くしてから仕事三昧のランスは、今夜も出張で顔を見せないとわかった。安心したエコーがパーティーを楽しみ始めたとたん、空にヘリコプターが現れ、ランスが駆けつけた。そして輝くような笑みを浮かべ、まっすぐ彼女に向かってきた。
地域の名門一族のヒーローとその町に引っ越してきたヒロインの出会いから結婚まで。
ヒーローは典型的な一族系。裕福で傲慢で二人の娘有り。前妻は事故死だけれど、その前からしっくりいっておらず事故死の責任を感じている。ヒロインにも男性に裏切られた過去があり、簡単に男性と関係を持つ気持ちはない。そんな二人が最悪な出会いを経て理解し合う。となると常道なわけで、本当に常道の展開。でも農場や尾根の描写は美しいし、ピンクのフォルクスワーゲンに乗っているヒロインの個性や旅の途中で連れ合いになったレトリーバー、ヒロインの副業など、きちんと読ませる部分があって楽しい。兄弟のように育ったというヒーローの従兄弟たちも個性豊か。