感情タグBEST3
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大学生の自分には心にスッと入ってくる話だった。
彼女とのやりとりで、
「日常」がいかに輝いているのかを感じられた。
言葉の言い方、物事の捉え方一つで変わる。
恋はタイミング、という言葉が似合う。
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142.バターボックスから降りられない状況をつくって、バットを振り続ければ、いつか一本ぐらいホームランが出る。その時までひたすら三振し続ける日常を受け入れることを、〝覚悟〟って言うんじゃね
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鬱展開だけど、心が折れることなく読めたのは、文章がきれいだからだと思う。
今の自分ってマジックアワーなのかと思いつつ、実感わかないな。でも過去の恋人を好きじゃなくなっても、なぜか執着しちゃうことあるよね~
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映画→書籍の順でみました。
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大学4年の内定が決まってから社会人4年目くらいまでの人生のマジックアワーを描いた大人の青春譚。
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内定が決まって社会人へのモチベーションが高まっている様子も、部署配属されて「こんなはずじゃなかった」と現実に打ちのめされている描写も、どれも私じゃんか。
感情移入が止まらない。笑
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私が社会人1、2年目の頃は仕事が辛すぎて、働いているか寝ているかのどっちかだったわ。今思えばもったいない〜。でもその時はそれが最善の選択だったわけで。
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「時間はたくさんの過去を洗い流してくれるし、いろんなことを忘れさせてくれる。でも決して、巻き戻したりはしてくれない。不可逆で、残酷で、だからこそ、その瞬間が美しい」
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この小説を読んでいると昔の記憶がフラッシュバックしてなかなか辛かった...嫌な出来事もたくさん思い出したけど、楽しかった友達との飲み会やデート。はじめて仕事で上手くいったこと...どれもこれも宝石みたいにキラキラしててかけがえのない思い出だったんだと再確認できました。
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小説の方が、主人公の彼女への溺愛っぷりが細かに描かれている気がする。こんなに人のことを好きになるって羨ましいなぁ。
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いや〜読んで良かった〜
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映画版は主人公役の北村匠さんの未練タラタラな演技が凄く良かった!
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エモすぎて胸が痛い。文体が「F」や「燃え殻」にどことなく似ていて、その情緒感が漂う雰囲気がとても好き。上記に挙げた作家含め、描かれるものがもろ男視点の恋愛だけれど、女性からの共感は得られるのだろうか。こういったものは、未練たらしい、女々しいなど、概してマイナスに捉えられそう。
気に入った箇所がいくつかあった中で、特に心の琴線に触れた文章。
それでも、僕はあの月明かりの下で見た彼女の横顔が、酔っ払った顔が、求める顔が、おもいきり笑った顔が、怒った顔が、泣いた顔が、何よりも好きだった。どれだけ周りがやめとけと言っても、たとえ法律や常識や正解が、二人を許さなかったとしても、僕は彼女と一緒にいたかった。こんなハズじゃなかった人生を、最後まで一緒に歩んでみたいと願ってしまった唯一の人だった。
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明け方の若者たち
余韻がすごすぎて
めっちゃ自問自答してる
答え出ない分からんけど
こふとこの先の人生考えて
こんなはずじゃなかったって言ってそうだなーと。
自分にとっての幸せって
なんなんだろ
深いな〜
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何者でもない僕。何者にもなれない僕。
「こんなハズじゃなかった」と後悔する僕。
ただ、ずつと一緒にいたい思える人との出会いと別れ。
人生のマジックアワーか。
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なんとも言えない読後感
久しぶりに感情を揺さぶられた本だったけど、ポジティブな内容ではないので少し苦しい
初めは男の理想を詰め込んだ彼女の話しかと思っていたけど、中盤あたりから様子が変わっていく
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21歳でこの本に出会えてよかった。
何度も胸がキュッとなり、気がつくと下唇を噛み締めていました。
第三者からすれば「沼」という一文字で呆気なく片付けられてしまうような、愛おしく切ない時間のお話でした。
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時間はたくさんの過去を洗い流してくれるし、いろんなことを忘れさせてくれる。でも決して、巻き戻したりはしてくれない。不可逆で、残酷で、だからこそ、その瞬間が美しい。
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21歳のときに読んだ気がする。
その年齢で出会ったことに意味を感じた覚えがある。
読み終わった時が明け方で、空が本のカバーと同じ色をしていたのに興奮して、カツセさんもこの空を見てカバーの色を決めたのかな?なんて勝手に思ってインスタのDMに「同じ空見ました」などと送った気がする。いいねで返してくれた。優しい方。
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こんなはずじゃなかった人生
そんな時間がかけがえのないマジックアワーだ
これまであったこと、もう戻れないけど、思い出してあれはあれで幸せだったと思う
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いや、まさかの不倫かい!!!
意外な展開過ぎて。。。笑笑 思い返せば、作中、彼女のの名前が一切出てこなく、『彼女』と表現されていることに納得がいく。
最初から彼女との日常が綴られていたので正直、彼女目線の日常も読んでみたかったな〜。
映画もあると知り観たくなった。
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20代をざっと描いたストーリー。自分にまだ青春が残っているかもしれないと思わせてくれるくらい様々な青春エピソードがざっと流れていく前半の展開がとても良かった。
ストーリーの大事な部分で毎回一曲ずつ歌が出てきたが、特に後半の the pillowsのハイブリッドレインボウはストーリーによくあっていて、完全なハッピーエンドではないが前向きになれる、そんなストーリーだった。
自身、就活や自分の進路、将来に悩んでいた時期に読んだ本だったので、うまくいかないことだらけだろうし、現実を知りながら妥協を繰り返していくんだろうとこれから先の難しさを突きつけられつつも、少し将来を楽しみにできるのではないかと前向きにさせてくれる作品だった。
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それなりに何事もこなせて、でも上には上がいることも知り、小さい妥協を繰り返しながら生きている。そんな主人公に自分を重ねていた。
自分は周りとは違うと思える何かを探しながら
ずるずると生きていくんだろうな。
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二十三、四歳は人生のマジックアワー
学生時代はお金が無い。
結婚すればローンに保険に子育てで自分のために使える時間が無い。
子供が独り立ちした頃にはもう今度は体力が無い。
自由に使える時間とお金があって、体力があって、夢が見れなくなってしまうほど世間を知りすぎている訳では無い。
この人生のマジックアワーを全力で楽しもうと思う!
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若者たちの人生のマジックアワー。
もう子供ではなく、でもまだ大人になりきれてない。
けど、もう大人の入り口にはおり、仕事、恋愛に折り合いつけることが必要になってきている20代後半を描いた若者の最終小説。
30歳超えて読むと、たしかにそんな時間、自分もあったなって懐かしくなるような物語
Posted by ブクログ
二十代前半の若者たちの青春小説。体力や気力もあり、何でもできてしまうと謎の自信に満ち溢れていたとき。そして、現実を知り苦悩を重ねていく。
懐かしい気持ちにさせてくれます。出会いや別れが人を成長させる。あの頃のことをギューッと詰め込んだ小説です。
大切な人はいつも突然いなくなる。でも実は突然でもなんでもなくて、きっと行動や表情には見えない心の機微が積み重なって、突然のように見えているだけなんだ。
心に残りました。
Posted by ブクログ
後半から叩き込むように展開が広がり、読む手が止まらなかったです。色々な伏線も散りばめられていて、後半でしっかりと回収されていて、読んでいるうちに、ここ回収ポイントかな!など内容面ではなくレトリック面でも楽しめる本でした。
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文章が詩的で、ピンとくるメタファーの表現がよかった。叙述トリックで途中まで騙されていた。どうにもできない恋愛に共感した。ただただ相手がズルい。でもどうにもできない。心が奪われてしまっているから。相手の心の底が読めないからその人に惹かれ続けるのだと思う。読めてしまうならここまで夢中にならないだろう。
リアル
入社して新人の自分には共感できる所がたくさんあったり、コロナ禍では出来ない同僚と仕事の愚痴を言う為に居酒屋行くの憧れました。
また沼のように誰かを愛してみたい!!
Posted by ブクログ
読んでいて恥ずかしくなる邦ロックの歌詞のような「エモ」で溢れていた。しかしやはり「エモ」に寄るとファンタジー感が強いというか、実際に存在する所謂センス系ショップ名が多く登場するが逆に陳腐でセンスを感じないという人もいそう。全体のストーリーというより人物中心。沼と言われても理解出来ないっていうのが実際であり、倒置法の使い方が余計に陳腐に見える。
Posted by ブクログ
まさかの不倫。
就活終わりの彼女との出会いから始まる、恋愛と友情の葛藤。映画は知らなかったが、主人公の男性の女性への感情が赤裸々に描かれており映画版も見てみたかったと思った。
何度忘れようとしても、不意に思い出してしまう経験があるからこそ涙腺が緩んだ。
心情を書いているのが多く深く読み入れれば本でも泣けたかも….
Posted by ブクログ
これは神作品! 映画も何度も観たし、再読もしました。色んな人におすすめをしています。痛い恋愛、ここに極まれり。痛い、切ないでも心に沁みる一冊と言っても過言ではないです。 映画上映時に観に行けばよかったなぁ。 '229/11 '2311/19
Posted by ブクログ
主人公が彼女の好きなところをたくさん挙げていて、こんな風に人の好きなところいっぱい見つけられるようになりたいと思った。
ただ女が酷すぎて胸糞悪い…
人生のマジックアワーという単語が気に入った。
Posted by ブクログ
人生のマジックアワーを生きる尚人の話。仕事に恋愛にと悩む尚人が若くて青く感じる。そこまでのめり込む恋愛もしてないので新鮮に思えた。振り返れば全てが美しく感じるような青春の日々を「人生のマジックアワー」って表現するのめちゃくちゃ良いな。