【感想・ネタバレ】心療内科を訪ねて―心が痛み、心が治す―(新潮文庫)のレビュー

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Posted by ブクログ

ちょっと驚いた
知っているようで自分の知識が間違っていた
これだから本て面白い

原因不明の体の不調を心療内科で調べたら、
精神障害による身体症状として適切な治療をされる

と思っていた

正しくは心身症といって
身体疾患のなかで心理的因子が密接に関係し障害が認められる症状を治療する
ただし神経症やうつなど他の精神障害に伴う身体症状は除く

うつは除くんだ!
なんでもうつ(パニックとか)と診断されてしまうと思い込んでいた

中高年の高血圧であっても心療内科で治療して改善されることもあるそうだ
作者の夏樹静子さんは腰痛が改善された
もちろんそれぞれ医療的ケアをしても改善がされないので、心療内科の門をたたいている

もっと心療内科は身近になっていいのではないか
医師に心療内科のことを相談してみようか
と持病持ちなので思った

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2022年06月14日

Posted by ブクログ

「気付く」ことから始まるという。たとえ気付いたとて、自分を変えることは容易でないかもしれないが、自覚していることで、痛みに襲われた際に納得して対処に向かえるはずだ。

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2014年06月25日

Posted by ブクログ

「椅子がこわい」の著者

ご自身が、3年にわたり数多くの治療を経験し、最終的に心療内科にかかり腰痛を克服した経験をお持ちである。

その恩返しと言うのか、
14人の心療内科にかかった患者さんとそのご家族、そしてドクターにインタビューをし、書き上げられている。ちなみに、1症例目の報告は「腰痛」、ご本人の経験談の要約を書かれている。
作家の書いた症例報告は患者の表情や反応を詳細に書き述べられており、非常に興味深く読むことができた。

著者曰く、『症例の一つ一つに、患者と家族の人生の物語がある。』とのことで、読み進めるほどにそれが理解できる。

何らかの症状に苦しんでおられる方も、この本を読むことでご自身と似たような症状を持っておられる方の話を聞き、安心や勇気をもらえるかもしれない。
また、世に心療内科の理解を広めるためにも、意義深い本と言えると思う。

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2012年03月13日

Posted by ブクログ

心因性の症状がこれほど多岐にわたること、また、特別の人でなく、普通に日常生活を送っている人でも起こりうるものであることに驚かされた。

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2012年02月05日

Posted by ブクログ

★★★
今月8冊目。
腰痛で戦った椅子が怖いの著者。やはり今回もあらゆる病気の元が心身症でカウンセリングを受け治っていった14人にインタビュー。
大事なことは、事故とか以外は今の症状は全て自分に責任があるってこと。
スピ的には事故も意味があるんだろう

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2021年09月17日

Posted by ブクログ

心療内科の紹介本。身体的症状に苦しむ人の中には、原因が心因性であるケースも多い。劇的な改善を体験して、人間の不思議さを感じる、其処に面白さを感じる、と言っている。2017.8.3

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2017年08月03日

Posted by ブクログ

何でもかんでも心の問題と関連付けてはいけないとは思うけど、実際にこんなに多くのケースがあることを読んでしまうと複雑。

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2011年08月06日

Posted by ブクログ

著者が体の痛みに耐えかねて心療内科を訪れた事をきっかけに、心と体について書かれた本。
患者とのインタビューによって明かされる心の痛みと体の痛み
医師と患者の心と心、家族との心の交流など。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

心療内科に訪れた人々の事例を取り上げている。病気とその特徴を知ることができ、臨床のようすをうかがうことが出来る。心療内科における治療法がわかるのではないが、その類に興味を持っているものには、よい刺激となるであろう。

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2009年10月04日

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