感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私は「ひきこもり」当事者側だ。とても良かった。こんな方が世の中に存在するのかとビックリした。もちろん沢山同じ様に活動研究されてる方は沢山いるだろうけれど、こういった本を読んだのは初めてだったので衝撃だった。
こういう人が居てくれるのだなと思うと、今この現実の世界も悪くないかもしれないと思わせてくれた。
また、石川さんという人自体もすごい人だなと思う。違和感を感じたら、考え方や物の見方を変えることができる。私には出来ないことなのでとても凄いなと素直に思った。こんなふうに考え方や見方を柔軟に変えていけたら(簡単ではないとおもうが)、生きていきやすくなるんだろうと思った。
Posted by ブクログ
『聴く』とは、なんと尊い行為であろうか!
聴くとは、生きることそのものである。
そんな事に気付かせてくれた、宝物の本。
我々は、「語れなさ」と「聴かれなさ」により、
孤独を感じる。
存在論的不安、つまり自分はここにいるのだろうか
という不安は、語れなさと聴かれなさにより、
解消される。
しかし、この語れなさと聴かれなさの解消は、
困難な試みだ。生きることが困難なのと同じくらい。
何かを目的に対話をするのではなく、
対話そのものに幸せがある、という
著者の言葉に心を奪われた。