【感想・ネタバレ】辞表―高杉良傑作短編集―(新潮文庫)のレビュー

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感情タグBEST3

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理想と現実、夢と生活、個人対社会、保身と挑戦、欲望。そのひび割れから浸透してゆく日々の軌跡。
やるせなさや怒り、屈辱、諦念、希望。それでも毎日働き続ける。そうした言葉もいつかは遠ざかってゆく毎日。

ぎゅっと凝縮された社会のひとこまひとこまを垣間見た気がします。
本当に名作揃いで読みでがありました。

#泣ける #切ない #深い

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2023年02月06日

ネタバレ 購入済み

昭和な世界

携帯のなかった時代だからこその緊迫感。深夜に自宅へ電話したり、家へ押しかけたりと、現代なら下手すると警察沙汰になりそうです。
最後の○越社長解任劇が印象に残りました。

#シュール

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2023年03月13日

Posted by ブクログ

傑作短編集と謳うだけあって、どれも楽しく読めた。人事という共通のキーワードで進むそれぞれの話、時代は違えども、どうしても「人事」というものに大きく左右されるサラリーマンの悲哀を感じてしまった。会社が大きくなればなるほど、そこには理不尽が散りばめられている。それと付き合いつつ時には我慢しながら生きるのか、もしくは脱藩の道を選ぶのか、人生それぞれ。(それにしても、あとがきを書いている人物には驚かされた。)

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2021年12月16日

Posted by ブクログ

短編5編収録。執筆は1978-85。講談社文庫の著者の短編小説全集、上中下からの再編。
ミドル以上のサラリーマンにお薦め。読めば感ずるものがある。

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2023年02月13日

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