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囚われた「彼女」の奪還。愛する人を奪われた者の復讐劇。警察組織vsヤクザ唐津vs五郎節子vsカルト宗教サダイの家vs元キックボクサーであんこ工場従業員
面白い。次へ次へとワクワク読める。
グロや現実離れもあるけど、ちょっとしたジョークも聞いてて武士道シックスティーンのポップさもあったりと、エンタメとしてグッド
やっぱ好きな著者
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感想
作者買いだからろくな事にはならないとは思っていた。
首なし死体……斬首……
キックボクサー序盤ただの勘助ストーカーで焦っちゃった。
誰が正しくて誰が悪でそもそも誰が味方で
死なないで欲しかったな〜って子が死んでしまった……。
まあしょうがないけど。
作者買い。
首切ったり相変わらず気持ちのいいグロい展開でよかった。
梶浦さん……
そうかな〜とは思ったけどそうなるか〜
なんかいつも書いてる気がするけど最後まで一気に読みたい緊迫感。
意外と後味も悪くなかった。
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何だか久しぶりの「誉田哲也」って感じでした。
こう言うのを待ってたんだと気がついた。
この暴力的な描写が、ストロベリーナイトを思い出させる。
恐ろしく怖い話なんだけど、これが面白いと思う自分って、何なんだろ??
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久しぶり!
やっと来ました
これぞ誉田哲也!
誉田哲也さんの良いところが詰まった傑作です
面白かった!
ってまぁこれで終わりにするのもあれなんで、じゃあ誉田哲也さんの良いところって何よって話です
・ちよいグロなのになぜか読みやすい
・敵方にもドラマがある
・あんまり懲りすぎないいい感じの裏切りもある
・程良い恋愛要素にユーモア
・ヒーローになりきれない愛すべき主人公
・最後にちょっとだけ救われる
チャラララッチャッチャー
ひまわりめろんは箇条書きを覚えた!
あれこれネアンデルタール人じゃなかったネタバレになる?ならないよね
少し怖いけど読みやすい。
宗教関連の作品が読みたくて探していたら、何かのサイトで紹介されていたので、試し読んだら面白そうだったので購入しました。内容は結構刺激の強い感じですが読みやすく、伏線も程よく散りばめられていてとても面白かったです。(リアルな新興宗教団体がこんなに醜悪なのかは自分には分かりませんけど。)
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面白くて一気読みしました。
久しぶりの誉田哲也さんの本でしたが、
誉田さんの作品の中では、グロが控えめな気がしました。
クライマックス、個人的に好きな部類に入ります。
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あっという間に読めた、面白かった、魅了された、でも、重かったーー辛かった、という感じです。
いい話しだったとか、人にオススメしたいとか、何かを学んだわけではないけど、読書の時間としてはとても楽しめました。
宗教絡んでくると、難しいですよね。
人がなにを信じて、それによって救われるかは、自由ですもんね…
爽やか〜に終わりたかったのかもしれませんが、私はそんなふうにはなりませんでした。
私の物差しでは到底理解できないキャラクターが続々登場して、恐ろしかったけど、実は私にも少し持っている部分をそれぞれのキャラクターが全力で持ち合わせたらこんな風になってしまうのかなー、人間ってすごいなー
と思いました。
読み応えはありました!
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脱力系の「 」無しの心内語の発出。姫川シリーズではよく出てくるが、この作品でも。効果的。
新興宗教の悪がステレオタイプな気もするけれど、人物造形・設定は、ちょっと個性的か。
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77久しぶりにこの作者のを読んだ。やっぱり簡単に人が死ぬけど、本作は底流に暖かい流れがあってそれが救いになってる。最後の道連れの様子は読んでみたかったけど。
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好きになった女の子がカルト宗教の信者だった。
好きな題材の話だったので、あっという間に完読。
スピード感があって読みやすかった。
唐津がなんだか憎めなくて感情移入してしまった。
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重厚そうなタイトルと装丁。
警察組織VSカルト教団。苦手なドンパチものかと怯みながら手にしたが、緊張と緩和のバランスが程よく最後まで楽しめた。
明らかに何かを隠している刑事・鵜飼の存在も気になる所だが、なんと言っても良い味を出しているのは元キックボクサーで現在は北村製餡所であんこ作りに精を出す河野潤平。
頭も悪く不細工な彼が恋した相手は新興宗教「サダイの家」の信者・有川美祈。
潤平は無事に美祈を奪還出来るのか。
カルト教団の内幕や、警察内部の闇を暴きながらの展開は目が離せない。
ラストまで緊迫感に満ちたエンタメ小説。
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バラバラだった話が1つにまとまっていって、おもしろかった。新興宗教ってやっぱり胡散臭い感じするなーって改めて思った。生き残った人たちには幸せになってもらいたい。
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誉田哲也さんのヒリヒリするような壮絶なストーリー、やはり追いかけていくのはかなりしんどかった。新興宗教にはまり、不幸な身の上に追い討ちをかけていくかのような展開で打開策はこれしかなかったのだろうか。胸にどろっとたまった重たいものがいつまでも消化不良をおこして残っているそんな感じ。
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この作者さん、最近再読が多かったので、久々の初見作品。面白かった!
章ごとに目線がかわるから、この後どこで繋がるのか考えながら読むのが楽しかった
首無し死体を追う警察側と
餡子屋で働く元ボクサーの恋愛と
新興宗教と
最後も救いがあって良かったな
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フォローしてる方のおすすめで。
コレは良かった。ユーモアとシリアス、時々グロ。ドキドキとハラハラが程よく混ぜ込まれていて、最後は思いもつかない裏切り。誉田氏の武士道シリーズが好きだったがこういう作品も面白く感じた。
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首無し死体にカルト教団、それを捜査する刑事
それが全部一つにつながり、伏線が回収されてスッキリと言いたいけど、この時期のカルト教団は現実の辛い事件を思い出してしまった
勝手に信じて信者やってる人はいいけど、その家族は破滅の一途をたどるだけで、救ってあげようとする人達にも不幸が訪れる
全てが明らかになっても心安らかになる人はいない
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新興宗教と首無し死体というバイオレンスな一作。新興宗教の闇とそこに巣くう連中は胸くそ悪いが、相対する登場人物はどれも個性的で味わいがある。激しい展開の後のエンディングがほっこりするのがとても救いになった。
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首なし死体から始まる捜査。
目を覆いたくなる描写はあるが、スッと次へと進む展開の早さに重たい気持ちは残らない。
サクサクと読み進められるのは、流石だなと思う。
警察組織の中に必ずいる悪とカルト教団を仕切り思うがままの奴。
そこを探る刑生組対課の鵜飼。
だが鵜飼の存在よりも製餡所の従業員である元キックボクサーの河野潤平の個性が、際立っていた。
これは、愛する人を失った鵜飼の復讐劇ではあるが、カルト教団に囚われた河野の彼女を思う気持ちの方にちょっとした微笑ましさを感じた。
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おぞましい描写が多いけれどストーリーに引き込まれる
鵜飼、潤平、唐津3人の視点で進んでいくのでページ数多くても間延びせず読み終えた
多くの人の人生を狂わせた主犯の理屈が自分勝手過ぎて本当に許せない
結末があっさりに感じ、鵜飼さんのその後をもう少し詳しく知りたかった
でも潤平と美祈が幸せそうで何より
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比較的初期の頃の筆者の凄味を思い出した。新興宗教によって人生を変えられてしまった者達の物語。ド濃厚の煮干しスープ並みのエグ味があるが、潤平と美祈の関係によってほんのりとした甘みを生み出されるので希望を見出しながら読むことができた。また、警察側、サダイ側、反サダイ側の視点で描かれていることもそれぞれの思惑を教えてくれるので良かったと思う。
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他の方の感想と同じように、誉田哲也さんの作品にしては軽く感じた。ふわっとしてるというか、誉田哲也さんならもっと深い闇…人間の闇をかける人なのを知ってるからこそ、そう思ってしまった。
かなり分厚いのにも関わらず、話に中だるみがなく一気に読めちゃうようなスピード感もあり、読破して満足でした。
誉田哲也さんの作品に出てくる口悪い女性は、いい人いいキャラしてるなぁ。
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おぞましい。
これは著者に対する賛辞である。
本作のテーマとなっているのは、新興宗教である。
宗教というテーマは扱うことが難しい。
何を信じるかは個人の自由であるし、教義の是非について論じることも立場によって異なるからだ。
また、既存の宗教に対する遠慮もあるだろう。
しかしだ。
教義とは離れたところに問題を抱えがちなのもまた宗教の悪しき側面であることもまた事実と思う。
神は目の前に現れ、常に一つの道を示すわけではない。
基本は人がつないでいくものだからだ。
そうしてみると、表紙のユーディトの絵画は物語を端的に示しており、感嘆した。
物語そのものは安定した進行で、続きが気になってしかたなかった。
けれど、組織とズブズブになっていた「奴ら」の部分がもう少し詳しく読みたかった。
あっさり解決してしまって、そこはメインではないということなのだろうけど、肩透かしを食らった気分。
ハッピーエンドで終わってよかったけれど、途中途中で出てくるおぞましさは、相変わらずだ。
おぞましさを描かせたら、この人の右に出るものはいないのではないか?
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首無し死体が発見され、警察の捜査はカルト宗教団体にたどりつく。元格闘技選手が小さな製餡所の職人となる。聖水を高額販売する教団、教祖と関りを持った元組員とその弟子。教団住み込みの少女が製餡所で仕事をするようになる。
それぞれ独立に語られる、信者から多額の金を集めるカルト教団の裏方、刑事、被害・告発者、信者を助ける青年のストーリーが、ひとつに絡まりあい、キレイに解決してハッピーエンド。
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今いろいろ話題になってる新興宗教に関するフィクション。フェイクの意味はなんなんだろう?
金銭を提供しないと救済されないのは宗教ではないんだろうな。
残酷描写も少しだけあり。
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新興宗教は怖い。。。
サダイの家の実態が暴かれるところはほんと気分が悪くなった。
美祈ちゃんがにげきれて、順平と幸せになったのは救い。
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06月-23。3.5点。
奥多摩で首なし死体が発見される。捜査員の一人が死体の左手の傷に気付き、弁護士と判明。一方、餡子工場で働く元キックボクサーは、同僚に一目惚れするが、新興宗教にはまっていて。。。
一気読みした。さすがの筆力。敵方のヤクザが、終盤良い味を出していた。