【感想・ネタバレ】ビジネスの失敗学 ビジネス・アドベンチャーズのレビュー

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Posted by ブクログ

この本は,企業または企業人の,ビジネスにおける(当時の)未開あるいは充分な下地の無い事例について書かれた本です.漫画と解説テキストの構成で,漫画で内容を掴んで,仔細は解説テキストで読む感じです.
1950年〜1960年代の事例ですが,現代にも通ずるところもあると思いますし,漫画と解説テキストの構成は読みやすいです.
ただ,日本語タイトルや本文の中で,失敗(失敗学)と表現しているのは,少々否定的感覚を持ってしまいます.原著タイトル(日本語版では副題と言えばよいのでしょうか)にある,「ビジネス・アドベンチャーズ」の方が,私個人はしっくり来ます.
ビジネスにおいても「未開の土地」があり,それに(意図はともかく)踏み込む,踏み込んでしまった企業や企業人が,どの様な判断・行動を取って,どの様な結果になったかは,確かに成功・失敗の二択では失敗ではありますが...私個人は,これは失敗と捉えるのではなく,新たなビジネスに踏み込む・踏み込んでしまった企業や企業人の冒険譚(冒険奇譚)として読んで,参考になることがいくつかありました.

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2021年11月06日

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