感情タグBEST3
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相変わらずペット捜索専門の自称ハードボイルド探偵。ブロンド青瞳の少女を相棒に消えたロシアンブルーを追う。前作同様ジョークはクドい。今回は人も亡くなる事も無くライトな展開で大団円、ホッとした。
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今回は、早い段階で、大変危ない空気が漂う。
おー、ハードボイルド風じゃん。
ペット探しの術はプロ級に上がったけれど、
そればっかりじゃないって、見栄張る最上氏。
33歳なんだぁ。なんだ、すごく若いやん。おっさんぽいなぁ。
これもハードボイルドってことか。
「J」も健在で、最後に泣きながら最上氏に電話かけてくるあたり、
類は友を呼ぶって感じだなぁ。
全体的にはおもしろかったんだけど、ヒロインがちょっと、可哀そう。いくらなんでも10代の女の子を危ない人たちの事務所に1人でいかせるなんて。。
ちょっと、おいおいと思った。
本人、そうダメージうけてなかったけれど。
解離性同一性障害っていうのはちょっと余分な気が。。。
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ココロは本格探偵
その実、ペット捜索の仕事ばかりのサエない男
美人からの依頼に心ワクワク♪
そこに金髪ハチャメチャ娘の助手まで加わり・・・
受けた依頼はキナくさいにおいまで漂いだした
これ、ハードボイルド・エッグ」ってのの続編だったのね
知らないでこっち先に読んじゃった^^;
それでも別に支障はないけど、前作も読まなくちゃ♪
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「ハードボイルドエッグ」の続編。フィリップ・マーロウに憧れるペット探偵の主人公は健在。格好悪いんだけど憎めない、ついつい応援したくなっちゃう彼のキャラクターが好き。で、意外にも優秀なペット捜索能力も良し。事件の真相自体は途中で読めてしまったけど、それなりに楽しめた。ヒロインの彼女は、、、、正直、前作のあやちゃんの方がインパクトが強くて面白かったかと。でも後味は良かったデス。
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ハードボイルドエッグの続編。
突然やってきた茜。探偵の相棒として一緒に捜査を
することになるが・・・
前作といい探偵のどんなキャラクターも最後は
受け入れてしまう人としても懐の深さを感じた。
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ハードボイルド小説を読んだ事がないので、最初は少し引いた。わたしもこんな人がいたら苛々してしまいそう。
でもお話しが面白く、一気に徹夜で読んでしまった。
ペット探しがこんなに奥深いものだったとは。
やはり荻原さんの才能は素晴らしいと思う。最後まで興味が尽きなかった。
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私立探偵・最上俊平の実情は「ペット探偵」。友人Jに紹介された「ブロンドで青い目の若い」秘書・茜は、確かに金髪でカラーコンタクトの青い瞳だ。和服の似合う美しい女性からネコ探しの依頼を受けたと思ったら、今度はヤクザな人たちからも同じロシアンブルー探しを命じられ…。途中までは想像ついたが、他にも色々あります。推理小説というよりは娯楽小説に近いかな?笑えてちょっとほろっとする、そんな小説です。
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私立探偵最上俊平・・・失踪したペットの捜索を請け負っている。ある日和服を着た若い美女に「うちの猫を探して欲しい」と言われ、喜んで引き受ける。しかし猫探しはただの猫探しではなくなっていくのだった。
ユーモア・ミステリー。
ハードボイルドを気取る主人公が今ひとつかっこよくなれない感じが楽しくてよかったです。
ずーっと猫探しの話が続き、普通なら飽きちゃうところをあきさせないのはこの人の筆力ゆえでしょうか?
最後もなかなか面白くまとまっていました。ただ解離性同一障害というテーマは安易に扱わないでほしいと思いますが・
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私は最上俊平、私立探偵である。ペット専門の探偵ではないのだ。ある日、
若く美しい女性が事務所を訪れてきた。ペット捜しなら、もう――「うちの猫
を捜してほしいんです」はい喜んで。1カ月ぶりの仕事ではないか。しかも
そうこうするうち、「ブロンドで青い目の若い」秘書まで雇えることに。え、
な、なんだこいつは!? おまけに猫捜しも、ただの猫捜しではなくなって
いくのだった……あの名作『ハードボイルド・エッグ』続編!
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前作のハードボイルドエッグが思わぬ拾い物のだったので
続編を楽しみしていたが…
前作ほどの面白さなし
平凡な作品だった
これだとシリーズ化は難しいかも
3.1点
Posted by ブクログ
自称ハードボイルド探偵「最上」のシリーズ第二弾。
ハードボイルドを自認しながらも来る依頼はペット探しばかり。そんな中、妙齢の美女から「ロシアンブルー(猫)」の捜索依頼、そしてヤクザの組長から同じく「ロシアンブルー」の依頼が舞い込む。
どちらも裏がありそうではあるが、仕方なく、あるいは無理やりに引き受ける羽目に。
さらに新たな探偵秘書としてやってきたのは(自称)アメリカ帰りの金髪少女だった。
ハードボイルド小説の台詞を実際に言ってしまうと現実とのギャップが妙なおかしさを呼ぶ・・・というのは相変わらず自分好み。
ただ、「アオイ」のくだりはなんかいまひとつ。
無理矢理感が強すぎるように感じました・・・
Posted by ブクログ
『ハードボイルド・エッグ』続編。最上俊平ふたたび。
1ヶ月ぶりに舞い込んだ仕事は和服を着た美しい女性からの
猫探しの依頼。
いなくなったロシアンブルーの『りゅう』を探す最上の所に
また別の依頼主からも同じくロシアンブルーの猫を探し
て欲しいと言う依頼が・・・
しかも今度の依頼主はヤクザ!
それをきっかけに大きな事件へと発展していく。
前回は80歳の秘書との掛け合いが楽しかったこのシリーズ。
今回は金髪で青い目の若い秘書を迎えることに。
しかし、この秘書が・・・いろいろと訳ありで・・・
フィリップ・マーロウに憧れる最上
いつも心の中では相手をねじ伏せなぎ倒しているが
それはあくまで妄想の世界。現実は腕をねじ上げられる非力で
ドジな探偵である最上。ドタバタと人情喜劇を繰り広げながらも
このダメダメさに愛着を感じてなにやらにんまりしてしまう。
いろんな伏線があっちやこっちに行きつ戻りつして
なんだか複雑そうにも見えるけれどとても読みやすい。
持ち前の減らず口で警察とトラブルを起こしたりもするのだけれど
このユーモアたっぷりの会話が最上の持ち味。
読後感も良くて楽しめた。
ただ、もう少し秘書との絡みの部分が多い方がより楽しめたかな?
シリーズ化を期待したい。
Posted by ブクログ
警察とサヨナラする方法はまだ発明されていないんだ。
ハードボイルドエッグ最上探偵の続編!今後の相棒は帰国子女でティーンエイジャー!読めば読む程最上探偵を好きになります。なんてイイやつ!そしてこの類いはモテないんだよなあ〜。懐かしいレギュラーもこっそりと出てきますしファンには嬉しい一冊でした。
Posted by ブクログ
前作ほどの個性的な秘書ではないけども、一癖ありの若い秘書・・・やくざさんや多重人格?猫探しの犬探し・・・動物探偵じ??・・・・ハードボイルドに決められない探偵物語。
Posted by ブクログ
ハードボイルドエッグ 続編
主人公は愛すべき存在で
相変わらずのユーモアたっぷりの軽口といい
テンポのよさといい
とても読みやすい作品。
ただ今回はちょっと脇役が薄いかな。
個人的に荻原さんの作品では、ユーモア系の作品が一番個性が出ていていい と思う。