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岸田さんの人間味を垣間見ることのできる内容でした。前半の政治観は、確かに具体性にかける部分があるものの平易な言葉でわかりやすく伝えるための工夫と感じました。一貫して、現実主義的で対話と課題解決を重視した活動から、ビジネスマンとして役立つマインドが得られました。
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久しぶりに政治や政治家に関する本を読んだ。懐かしい政治家の名前もたくさん出てきて面白かったです。岸田さんの人物像を少し理解できたと思います。保守本流という気がしました。
・ノートに書き留め、頭に刻み、自分自身を変える努力を続けてきた。
・絶えずトップダウンでは国民の心が離れていってしまいますし、絶えずボトムアップではなかなか物事を決められません。この2つの使い分けが大事。
・地域を大きく変革する人は「よそ者、若者、ばか者」と言われる
人の話を聞くのは素晴らしいことと思いますが、聞きすぎるのもどうなんだろう?最後は自分で決断すべきことも増えると思いますので、その辺のバランス感覚とかもお聞きしたいところです。
あと、富裕層からの分配を強調されていますが、なんとなく昔の共産主義を思い出してしまいました。社会の活力、人々の向上心を削ぐことなく、むしろ上げていきながら、必要な国家予算を確保することにもっと取り組んでほしいな、と思います。
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「岸田ビジョン 分断から協調へ 岸田文雄 講談社+α新書 2021年 860円」古本になる前に買ってしまったのは、中田敦彦のYouTubeでの紹介が面白かったから。4章人間・岸田文雄、6章闘う宏池会の2章のみ精読。頭は良い、最後は勝つために裏切りもして泥臭く勝つ。そして広島至上主義。面白かった。
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岸田総理の思いが詰まっています。
いろいろ反権力な人たちから言われてますがオーソドックスなやるべきことをちゃんとやる政権なんやなと思います。
宏池会の内情のところは面白く読めました。
加藤の乱の裏側はこんなんやったんですね。
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3章までは根拠に乏しい理想論的な政策が述べられていて、現在の岸田首相(宏池会の現実主義によるもの)の『何がしたいのかわからない』に通底するものがあったように思える。ただし、戦後最長の在任期間を誇る外相としてのエピソードは読み応えがあり、本人も自信をのぞかせているようであった。
4章以降は自身の人生・選挙戦が細かく分析されてあり、あまり知られていない政治家以前の人生を知る事ができる。非常に興味深い。
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総理としての政策、ビジョンについてはメディア以上に書かれておらず、何を考えているかは分かりにくい。富裕高齢者からの課税や、賃上げは徹底。ただ、岸田さんの人となりや原点が語られ、そこについては、実に人間らしい挫折も経験した、良くも悪くもノーマルな印象だ。外交関連の成果がとりわけ語られる。
メディアでよく知られた話ではあるが、親族に東大卒、官僚が多く、三度受験を失敗して早稲田へ。その後の行員経験。広島出身で父の赴任で海外生活をした幼少。それらルーツが語られ、この経験が少なからず外交に活きたと。オバマ大統領を平和記念館訪問の実現、ロシアのラブロフ外相とのお酒の関係。とりわけ、緊張関係にある中国の王毅外相との話は興味深い。宏池会。これは、一つキーワード。それと、韓国に対する嫌悪感。後半は選挙論や派閥についての話。
しかし、日本の平均年齢47.8歳、この本で改めて気づかされた。
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岸田さんの人となりが良く分かる。
なによりも聴くことを重要視し、協調・協力していく。
それ以外にも、やはり人と人との繋がりの重要性を様々な過去のエピソードより感じた。
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一国の宰相が何を考えているのか。
どうやら、外交を重視し、それには自信があるようだ。
「聴く力」は、よく言っているように大切にしたいようだ。
聴く、というのは、本当に時間がかかる。直接聴きたいのかもしれないけれど、総理になった以上部下に聞きに行かせて自分は要点を聴く、位じゃないと回っていかないと思う。一日は誰でも24時間。平等なのだから。
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この手の現役政治家の本を読むのは初めてになる。岸田文雄という人間には興味がある。誠実さの欠片も感じられない安部・菅の政治から脱却できるのか、その流れを継続することに甘んじるのか、今まさに正念場。自著なのでよいことしか書かれていないとは思うが、自民党、特に宏池会の歴史も交え、人間 岸田文雄を知ることができ、とても興味深かった。この手の本を読むのも悪くないと思った。
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現総理の岸田さんという政治家が、いかに誠実なお人柄なのかよくわかった。ただ個人的には「平時の」と揶揄されるように、混迷を極める現代社会でのリーダーには不適だと思う。この本には当然ないけど、政調会長時代の30万円給付の調整失敗等、枚挙に暇がない。
この本も天下国家を語ることなく、単に百花繚乱、敵を作らないことに終止し、お育ちの良さを随所に感じる。
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テレビの中でしか見ない総理大臣が書いた本ということで読むと不思議な感覚があった。
岸田総理について意外だったのは東大を2回落ちて早稲田に入り、麻雀と飲み会三昧の大学時代を送っていたという事。なぜか共感が持てた。
その他にも色々なエピソードが書いてあるが、ドライマティーニの回は思わずツッコミを入れてしまった。
案外お茶目な一面もある人なんだと感じた。
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誠実な内容で好感が持てるが、読み物として河野太郎『日本を前に進める』と比べると少し面白みにかけるかなという印象。親族、兄弟に東大出身者多数というプレッシャーの中、自身は二度東大を落ちたという話には、苦労してるんだなと親近感を感じる。昔見た「あなたは大将なんですから」という映像は印象に残っている。
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高市さんや安倍さんとは異なり、経済政策や日米安保、対中、日本伝統について、具体的なところまで書かれていなかったので、個人的には岸田さんがどこまで考えているのかこの本からわからなかった。
そもそも自民党の中でも左よりの宏池会の会長ということもあり、対中や日米安保については少し弱い。
これからが見ものであるなと。