【感想・ネタバレ】田中角栄 人生訓のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

戦後最大の人気を誇る政治家と言われる田中角栄さん。
様々な場面における人間の応対に対するヒントがこの本には、多く記述しているように感じました。特に「人間は、理念やヴィジョンだけで動くのではない。それぞれの人が何を求めているのか、その感情のツボは何か、どこをどのように整えたら、思う存分力を発揮でき、絆が深まるのか」という部分は、エピソードを通して、見習う部分が本当に多いと感じました。
更に、議員立法をひとりで40個近く通し、新幹線、高速道路、飛行場建設、国債発行を実現させた人物であるという点においても、議員として稀代の構想力、実現力を持たれていたことをこの本ではエピソードを通して上手く記載されていると感じました。
特に素晴らしいと感じた言葉は以下です。
「信用の第一は、時間の守れる人物になることだ。時間にルーズで大成した者はいない」
「人の悪口は飲み込め。プラスになることは何もない。」
「座った瞬間に、相手が何を言いにきたかを察してやらなければだめだ」
「踏まれても踏まれてもついて行きます。下駄の雪」ということだ。我慢は必ずプラスになる。

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2022年03月03日

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