【感想・ネタバレ】町かどの穴 ラファティ・ベスト・コレクション1のレビュー

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Posted by ブクログ

読み終えて、少したって、収録されていたタイトルを眺めてみる。どれも味がある小説で「あぁ、面白かったなぁ」と密かに幸せな気分になれる。もちろん読んでいる最中も楽しめるのですが、じわじわと染み込むおもしろさ、と評した方が、なんだかしっくりきます。

そんな不思議で奇妙な物語19篇を収録した本書は、R・A・ラファティのベストコレクションその1。その1ということは、その2もあるようで、本書は「アヤシイ篇」で、その2は「カワイイ篇」とのこと。カワイイ篇も超気になる。

「われらかくシャルルマーニュを悩ませり」をはじめ、本書では<不純粋価額研究所>シリーズが計3篇収録されている。このシリーズ、ばからしくてとても好き。
表題にもなっている「町かどの穴」は、その癖の強い文体もあって、アヤシイ篇の幕開けを飾るに相応しい作品かと。その他、「どろぼう熊の惑星」や「山上の蛙」、「世界の蝶番はうめく」、「いなかった男」、「つぎの岩につづく」あたりも印象的。もちろんそれ以外も。

カワイイ篇もぜひ読んでみよう。

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2022年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「町かどの穴」★★★
「どろぼう熊の惑星」★★★
「山上の蛙」★★★
「秘密の鰐について」★★
「クロコダイルとアリゲーターよ、クレム」★★★★
「世界の蝶番はうめく」★★★
「今年の新人」★★
「いなかった男」★★★
「テキサス州ソドムとゴモラ」★★★
「夢」★★
「苺ケ丘」★★
「カブリート」★★★
「その町の名は?」★★★★
「われらかくシャルルマーニュを悩ませり」★★★
「他人の目」★★★
「その曲しか吹けない」★★
「完全無欠な貴橄欖石」★★
「《偉大な日》明ける」★★★★
「つぎの岩につづく」★★★

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2021年12月14日

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