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Posted by ブクログ
6つの短編を自分の読みたい順番で読む。
それによって720通りの物語が生まれ一冊の本の印象が変わる。
装丁も中身も1章おきに上下逆転させた態での印刷になっていたり今までにない試みで面白い。
私は、消えない硝子の星→飛べない雄蜂の嘘→笑わない少女の死→落ちない魔球と鳥→眠らない刑事と犬、の順番で読みました。
一見繋がらない6つの物語が繋がっていくのが面白かったです。
この作品は読後感が決まる最後に読む作品が大事になるのかな。
私が最後に読んだ眠らない刑事と犬のお話は犬好きには結構辛かった(´;ω;`)
Posted by ブクログ
読み方で結末がかわるということで
ワクワクしながら読破しました( 'ω')/
私は
笑わない少女の死
名のない毒液と花
飛べない雄蜂の嘘
落ちない魔球と鳥
眠らない刑事と犬
消えない硝子の星
の順番で読みました!
なので 最初意味が分からず???と
いう感じでしたが最後を読むと繋がりました笑
ただ 綺麗に読み終わったと思ったんですが
笑わない少女の死が最後になると
後味悪いかなーと思いました(´;ω;`)
おもしろかったのですが
本を前後して読まないかんのが
結構読みにくかったです...笑
Posted by ブクログ
読む順番はあまり関係ないかなと。短編集としてならいいけど、やっぱり一冊の本で、登場人物も被ると頭の中で時系列つくっちゃうよねーと。
新間先生のとこだけ、読まなきゃ良かったと思う、、どうしようもない気持ちになるね、、
時系列と登場人物が、こっちでこうだったかーって系。最初は逆さまにしたりで面白かったけど、そのうち面倒になった笑
Posted by ブクログ
「読む順番で、世界が変わる。あなた自身がつくる720通りの物語」このフレーズに惹かれ、本当にそうなのかという疑問を持ち自分で確かめるために購入。 読んだ順番は、鳥→犬→少女→侵入者→女性刑事→看護師。読む順番は直感で選んだ。2章まで読んで、関連していないのかな、短編集なのかなと思ったが、3章以降読んでみると、あの時の話の人物が登場したり、そして最後まで読んでみると全ての章は1つの物語だったんだと読み終えてそう実感した。確かに読む順番で世界が変わると思えた本であった。私の読んだ順番からしたら、ハッピーエンドかなと思う。最も印象に残ったフレーズは「何もない人生のほうが-つらくて哀しいことが何ひとつ起きない人生のほうが特別なのだということを」。なぜこの人生が特別なのかと疑問に思った。私は特別な人生とは、良い意味での奇跡が起きることを想像していた。なお「特別」の意味を辞書で調べてみると、良い意味でも悪いでも使えるとのことである。このフレーズについて、私は悪い人生だと捉えた。私が考える良い人生とは、つらくて哀しいこと=挫折経験、身内の死等をイメージした、こういう経験をしてこそ、人は心が豊かになり人に対して優しく接して挙げられ、その結果、人の人生に良い影響を与えている=自分の幸福度が上がることが、良い人生だと思っている。
Posted by ブクログ
複雑さはあるけれどSNSでバズるほどのものだったかといえばそんなこともなかった。
しかし子どもだけの国の話と雪の日の足跡の話は個人的にはとても好きな部類なので印象に残っている。