【感想・ネタバレ】幸福ロケットのレビュー

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感情タグBEST3

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小学校5年のかなことコーモリの絆、子供なんだけど子供の世界でも切磋琢磨するんだね、自分なんかすっかり忘れているけど、当時は未来のあるナンでも出来る存在だった。まあ当時やるべきことをひとつひとつこなしていただけだが、学校が荒れるとか崩壊とかバブルにリーマンショックが起きて生きて行くのが辛さだけだと知る由もないお気軽だったなー。中学生男子が化粧して出掛けるとかSNSを意識して生きるとかくだらない世の中が来る事も想定外、AI フッ 仕事なくなるぞ。学校帰りにお母さんの看病 いい学校入る為に塾。2人を応援するぞ

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2023年08月26日

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妻が持ってた本、多分小学生の娘も読んだと思われる本を、出張の移動時間用に持ち出して読んだ。ラストシーンには素直に感動、言葉にできない気持ち、恋とはこういうものだったなと懐かしさで一杯になり、いい大人がティッシュで涙を拭きながら読んだ。またいつか読みたい。(2016.7)

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2016年07月30日

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自称クラスで八番目にかわいい香な子を主人公とする、山本幸久版「小さな恋の物語」。
小学五年生の恋話なのにストーリーが嘘臭くなく、ラストシーンには涙がこぼれました。打算的な生き方をしてしまっている大人たちに、本当の恋と友情を教わったかのようです。
山本作品の文庫版のお楽しみである書き下ろし短編もGOOD!まさかのカップル誕生でした。また、個人的に嬉しかったのは、アカコとヒトミの登場。元気そうで何よりです。あと、元モデルで美人でちょっと怖い女性教師って、私もいいと思います。

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2015年04月20日

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ネタバレ

2時間ほどでサクッと読めるし、小学生たちの物語だし、こりゃジュブナイルやな。
…と思わせておいて、実は大人読者を視野においてるあたりが、なんともニクい小説である。

まず何よりも香な子やコーモリの目を通して見る大人のカッチョ良さは大人だからこそ味わえるように書かれている。香な子の両親なんかは典型的だし、そうでなくても、モデルあがりの担任のツンデレ魅力やコーモリのお母さんの「女は努力すればきれいになれる、男は苦労してカッコ良くなる」なんて言葉もそう。

そして、香な子の読むダールや、極め付きは香な子のお父さんの蔵書、ウルフガイにヨコジュンに半村良にかんべむさしって…こりゃもう絶対確信犯。

ラストシーンは秀逸。香な子の純愛疾走とコーモリの純愛成長に大人は涙するんよね。大人だから自分の時を思い出して涙し、親だったら自分の子供たちのことを思って涙してしまう。

余談だけど、作者の名前、なんだか知ってる人に良く似てる(笑

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2014年07月11日

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子どもの塾の教材で使われていて、続きが気になって読みました。うちの子と同い年の子たちの話だし自分が小学生だった頃も思いだしながら一気に読めました。町野さん、ごめんなさいと最後に思うこと間違いないです。

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2013年10月06日

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かわいい~!!の一言に尽きます。
香な子も、コーモリもいい!!
小学5年生、なんていうのか初恋の初々しさが本からにじみでてるような気がしました。
コーモリのさりげない優しさ、母思い、強さが素敵です。
息子よ!!こんな子になって~と願わずにはいられません。

私の一番のツボは町野さん。
こんな女の子いるよな~と思いながら
「300円以上のお菓子しか食べないの」っていう町野さんが一途にコーモリを思い、最後は香な子に味方する彼女を応援したくなりました。

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2013年04月17日

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なつかしくて、あたたかくなった。

小学生女子特有のなわばり?へんな連帯感?
そういうの、とても懐かしかったし、
そんな中で毅然としている香な子がかっこよかった。

私もコーモリみたいな子はタイプです。

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2012年05月02日

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香な子の心の中の突っ込みみたいなものが
おもしろくて、いつの間にか読み終わってしまっていた

きっとまたいつの日か読み返してしまうだろうなって
そう思った

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2012年01月21日

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山田香な子、小学5年生。自称・クラスで8番目に可愛い。
ただ、名前に関してかなり不満…。なんで、「な」だけがひらかななんだ!?
しかも、名字もつまらない。お母さんの姓なら「福園」だったのに…。
無理矢理行かされた塾で、成績がうなぎ上りにあがり、特Aクラスになったら勉強に目覚め、中学受験を目指します。

そんな香な子が、転校先で新学年を迎え、様々な悩みを抱えながらもクラスメイトと過ごしていく日々が描かれています。
淡い初恋が可愛くてほっこり和みます。

さりげなく、『アカコとヒトミ』が出てくるところが山本さんファンには嬉しいですね

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2011年10月29日

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思いがけない本から、思いがけず、この本を知って、初めてこの作家さんの本を読んでみた。特別に驚くような事件が起こるわけでもなく、小学生の親子、淡い恋、友達との関係が、面白おかしく綴られて、最後に胸を打たれた。
意外な出会いに感謝✨ありがとう

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2019年04月22日

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小5の香な子とコーモリくんに町野さんを加えた3人が織り成す初恋の甘酸っぱい物語。
小学生の初恋のお話なので、どこか微笑ましく肩の力を抜いて読めました。けど、最後の展開にはちょっとドキドキして。
頑張れ、走れ、香な子!と応援したくなる。
読後、香な子とコーモリくんの初恋が成就し、幸せになればいいなと願ってる。

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2019年03月28日

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お仕事系の小説が得意な山本幸久。大人を主人公にした作品はどれも面白くて、著作をすべて大人買いしたけれど、子どもを主人公にした『ヤングアダルトパパ』が生理的に駄目でした。だから、小学生が主人公の本作はおそるおそる読みはじめたのですが、やられた(笑)。序盤中盤はわりと普通、終盤に胸キュンキュン、切なさにちょっぴり涙。具体的には230頁目付近。もう、大好きです。

小学5年生の山田香な子。平凡な姓にへんてこな仮名遣いの名、クリスマスイブ生まれ。文京区の高層マンションに住んでいたのに、父が突然仕事を辞め、母の実家である葛飾区の工務店に勤めるという。最初からお父さんが婿養子に入っておいてくれたなら、ありふれた「山田」じゃなくて、母の旧姓で画数の多い「福園」になれたのに。だいたいお母さんには弟がいて、婿養子に入る隙なんかなかったはずが、叔父さんはぐうたらで、真面目なお父さんが本当に継ぐことになりそうだ。こんなわけで転校を余儀なくされた香な子だが、不幸中の幸いは、年度の変わり目に転入できたこと。そのおかげで転校生だということが目立ちにくい。さらに目立たぬようにとおとなしく本を読んでいるときに声をかけてきたのが同級生の小森くん。本を読む人間がよほど珍しいのかあれこれ聞かれ、言葉を交わすように。ところが小森くんに想いを寄せる美人優等生の町野さんから仲を取り持ってほしいと言われて……。

香な子と小森くん、ふたりで歩く帰り道が目に浮かぶよう。周囲の大人もいい人ばかりで和みます。ものすごく嫌な子だった町野さんにも最後にはホロリとさせられ、オマケのように付いている数年後の様子にもニヤリ。著者の作品をこれまでにも読んでいる人ならば、小森くんが聴くラジオ番組のくだりはさらに楽しめます。

初恋ってこんなもの。思い出せば笑ってしまうけれど、切なくてキュンとなる。あ~、幸せ。やっぱり山本幸久はやめられない。

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2017年05月15日

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★こんな人にオススメ
長編が苦手だが、内容が深いものが読みたい人

★内容
小学生のラブストーリー

★この本を読んで
ほこほことした温かい気持ちになります

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2013年02月18日

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小学5年生の女の子が恋に友情に勉強に将来に自分自身にもの思う様子を描いた作品です。
さわやかな青春もので気軽に安心して読めると思います。
といっても、気恥ずかしくなるような純情ぶった文章ではなく、ニヒルでユニークな主人公の視点から茶化すように文がつづられ、それも見どころの一つです。


私自身、小学生が主人公の、いわゆる児童書的なジャンルの本を読むのは久しぶり(国語の授業以来)だったのですが、意外と楽しめました。

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2012年02月13日

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ほっこり安心して読めました。

[BOOKデータベースより]
クラスで八番目にかわいい(?)香な子(小5♀)と深夜ラジオばかり聞いているコーモリ(小5♂)が、お花茶屋を舞台に織り成す感動の物語。疾走感のあるラストシーンが涙を誘う、初恋未満のリトルラブストーリー。幸福な未来へと走れ!書き下ろし短編「月食」収録。

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2011年11月10日

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最近お気に入りの作家さんのひとり。
自分の初恋を思い出して、ちょっと甘酸っぱい気持ちになった。
日常の疲れを癒してくれる、ほっこりほのぼの小説。

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2011年01月30日

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私の中で小路幸也と山本幸久は、名前のおかげか作風か、
区別がついていなかったんだけど、それはどちらも
今まで読んだ本が、悪かないけど、良いところがあるわけでもないという感じだったからなんだけど、
ひと先ず今作をもって、山本幸久という作家の存在を意識するに相成りました。

なかなか良かった。

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2010年03月08日

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山本幸久お得意の、いつものほっとあたたか切ない、よくできたお話。
今回は珍しくも小学生が主人公。

家族の話や、恋の話、友情、よくある素敵な題材が、小学生という不器用な年代を主人公にすることでまた、新しくて、あたたかくて、ほろり。とします。

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2013年03月21日

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小学校5年生の幼い恋の物語です。
テレビドラマにしたら面白そうと思う。でも、それは何処かで見たことがあるようなストーリーのせいかもしれない。登場人物の造形も良く出来ているけれど、それも月並みと言えなくも無く。
そんな訳で特に良い出来とは思えないけれど、山本さんらしく暖かい。

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2016年07月30日

Posted by ブクログ

サッパリと読めた。
十代のかわいくて少し困難のある恋愛と小学校生活を思い出すような日常がある 読みやすい文章。
ちょっと 言い訳気味の主人公の少女がどこかリアルで くすぐったい感じがしたので読むのも面白い。(少しくどいけど)
その割りに 家族の構成やその立場なんかのキャラクターが薄い感じがした。主要人物像も簡単。今 小学生が 読書するにはいいのかも…。出てきた大人が大人じゃないなぁ…と。

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2010年04月05日

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