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中国が脅威の存在となっていることが非常によくわかった。共産党一党独裁政治により、コロナ対策や経済政策等を非常にスムーズに進められるという、民主主義国家にはないメリットもあることを知った。香港問題についてもわかりやすく理解できた。香港と違いマカオでは民主化運動が起こらない理由については納得させられた。毛沢東時代を含めた近現代史については、中国・香港・台湾編に詳細に記載されている。
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政治的、軍事的、経済的に世界で大きな存在感を示している中国の今を学ぶことができました。
特に第6章のデジタル大国が興味深く、IT、ビッグデータを活用し、監視カメラと信用ポイントを組み合わせて運用される実態は驚きでした。そこまで国民を監視しないといけない体制こそ、今の中国の必死さ焦りの表れなのだと理解できました。
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日本と同じ経済の道を歩んでいる側面があるんだなと。だとすると、ジャパニーズクオリティにいつまでも頼っていられないんですね...。結局各々残るのは地政学的側面と文化的側面といったところでしょうか。国際社会における日本の立ち位置を考えさせられました。
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近年の中国の情勢を知るには打ってつけの本。普段のニュースでは流れないような情報も網羅されていてマルッと学ぶことができる。
中国共産党の影響力は国外にも写っており、最近の中国の存在感がますます高まっている中、目を離せない。
特にIT化がかなり進んでいるのには驚いた。いつかメイドインチャイナが高品質な証になる時代も本当に来るかもしれない。
ここまで目覚ましい発展を遂げたのも共産党による独裁によるものだが、日本とつい比べてしまう。
日々の暮らしに追われて世界情勢を俯瞰する機会がなかった人にはぜひ。
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ざっくり知るには本当によくまとめ上げてくれる池上さん。頼りにしてます。北京冬季五輪を観ながら読んだから様々な思いがよぎる。中国共産党恐るべし。国家と民族、そして党。習近平が目指すは漢民族国家だった明というところが民族弾圧に結びつき合点がいった。納得はできないけど。
中国の人々の率直な気持ちを知りたいな。
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著者が、東京工業大学附属科学技術高等学校での特別講義の内容をまとめたもの。
書かれていることが全て正しいと思うことは危険ですが、改めて中国という国についての知識を得ました。
今やIT分野においては中国の方が先を行っています。また、製造の分野でも「安かろう悪かろう」とは言えないレベルを超しているそうです。中国に対してだけでなく、もっと他の国について視野を広げないとならない。思っているより日本は他の国より劣っている分野が多い。いつか日本も香港のように飲み込まれてしまうのではないかと恐ろしくなりました。
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中国の現状を改めて再認識。中国は共産党を批判しない限り何をしても許される社会と言うのは知っているようで知らない事実だった。日本の社会の方がよっぽど社会主義と言う事実。
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中国がものすごい勢いで発展しているが、いずれ大変な老人社会になる。
中国をその時までに、どこまで先進国にしておくかという焦りが、デジタル技術の推進やさまざまな政策ににじみ出ている。
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やや、「中国・台湾・香港編」と重複しているか。
但し、中国の農業から本が始まっているところが素晴らしい。
現在の大国は、分かりやすく食糧を押さえに掛かっている。