【感想・ネタバレ】神はサイコロを振らないのレビュー

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2018年12月19日

Posted by ブクログ

かつて忽然と消息をたった旅客機が突然あらわれたのは10年後だった。乗客68名には昨日でも遺族にとっては10年という月日が過ぎていた。しかもまた3日後には消えてしまうという過酷な運命が待ち構えていた

この3日間を乗客たちは、そして家族たちはどうやって過ごすのか。
3日後に本当に彼らは姿を消してしまうのか。

エピソードが盛りだくさんで、最初は混乱したけれど
ラストには涙、涙。
自分に置き換えて考えてしまうような、そんな小説。
神様も罪なことするな・・・

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2010年04月16日

Posted by ブクログ

年明けからドラマ化されます。大石氏の希望で、一般向けドラマとして同シナリオをいじっても良いという条件でドラマ化されたそうな。原作とドラマ、何処が違うか見比べてみるのも良いかも。ラストは普通に泣けます(^^;

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

10年前に失踪した飛行機が、突然現在に現れたら…?ただし、3日後には消えてしまい、その時こそ永遠の別れ。

事件に巻き込まれた人々にもいろいろ背景があって、という話でもあり、死ぬ直前に何をする?何ができる?という話でもある。
歴史は変えられないけど、それに対して何を思うか、考えるか、はその人次第。
ひとりひとりを深く掘り下げるより広く浅くと言う感じで、ちょっと登場人物が多すぎて覚えきれないけど、面白かった。

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2015年06月20日

Posted by ブクログ

以前テレビでドラマになりましたよね。登場人物が若干違ってますが原作はやはり面白かったでした。その後あの飛行機はどうなっちったのでしょう

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

十年前に行方不明になった飛行機と乗員乗客。十年後に突然戻ってきてそれぞれの家族や関わりのあった人達と再会するが、お互いの気持ちの微妙なずれが良くも悪くも様々で、ちょっと考えさせられた。最後の方は少し泣けた。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

〈内容〉忽然と消息を絶った旅客機が今、還ってきた。しかし乗員乗客にとって時計の針は十年前を指したまま。歳月を超えて実現した奇跡の再会、そして旅立ちの物語。

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2012年11月01日

Posted by ブクログ

歴史にifはつきものでも、変えるべきじゃない。
神がサイコロを振らないならば、それを受け入れるしかないのさ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

2007/10/4
少し前にドラマ化してた原作。
だいぶ設定が違うようですが。

10年前行方不明になった飛行機が乗客ごと現れる。でもって、3日後、また飛行機も乗客も元いた世界に戻ってしまう。3日間の邂逅が(元)遺族と乗客に与える影響。

登場人物が多すぎて、がちゃがちゃとエピソードを詰め込みすぎて、あまりにご都合主義的にお涙頂戴的に話が進むんでちょっとしらけちゃうんだけど、でもラストは泣けた。電車の中で読んでて失敗。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

10年前に消えた飛行機が3日間だけ帰って来るという仰天する設定の物語。登場人物が多くてその分のエピソードもあり混乱しますが、清々しい読み応えでした。「ラブアクチュアリー」や「マグノリア」という映画みたいな作り方でした。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

【かつて忽然と消息をたった旅客機が突然あらわれたのは10年後だった。乗客68名には昨日でも遺族にとっては10年という月日が過ぎていた。しかもまた3日後には消えてしまうという過酷な運命が待ち構えていた!】

TVドラマ化もされてて見たいと思ってたんだけど事情があり見れなかったので、本で読んでみようかと

登場人物が結構多いから、名前を覚えるの苦手な私には難しかったです。
でも最後はどうなるんだろう・・とドキドキして読みました。

まぁ、最後は・・期待してた感じではなかったけども。思ったより泣けなかったのも意外な感じでした。
もっと泣ける本なのかと思ってたので(^-^;
5歳の子のトコはちょっとせつなかったけどね。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

詳しいあらすじは(ま)さんに任せるとして。読書は電車の中ですることが多いのだが、どうやら、なにやら…この作品は。読んでいるつもりなのだが、気づくと窓の外の景色を眺めている。ふと我に返って本に目を戻すのだが、しばらくするとまた外を
眺めている。つまり、読んでいるうちに自分に投影させていたのだ。たまたま乗った飛行機が目的地へ到着すると10年後だと言われる。ドッキリか? と思うことだろう。身近な人が乗った飛行機が行方不明。
10年の時を経て戻ってくる。ありえない。
そう。ありえない話なのに、いつの間にか
窓の外を眺めて、我が身に投影させている。大切な人がいることの大切さ。大切なことがある大切さ。それを教えてくれる小説だと思います。いつか、また、歳をとったら読み返してみたい。その時にはまた感じ方が違うだろうから…。個人的にはテニス青年のエピソードが好きでした。(た)

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

破片も何も残さないまま、乗員乗客68名を乗せたまま、突然姿を消した飛行機が、10年後に突然戻ってきた。
10年後に姿を戻って来ると計算をした科学者の話では、彼らが存在できる日にちは、3日だけだという。
その間に、夢を叶えようとする者、結婚をしようとする者・・・。
突然の事故で大切な人を失ってしまった人にとっては、夢のようなできごとだと思う。

2007.5.3〜5.5。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

かつて、忽然と消息を絶った報和航空四〇二便YS‐11機が突如、羽田空港に
帰還した。しかし六十八名の乗員乗客にとって、時計の針は十年前を指した
まま…。戸惑いながらも再会を喜ぶ彼らと、その家族を待ち受けていた運命
とは―。歳月を超えて実現した愛と奇跡の物語。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

10年前に忽然と消えた飛行機が戻ってきた・・・。10年前と今の自分、今の自分と10年後の自分について考えさせられる。小林聡美主演ドラマもオススメ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ご存知水10ドラマの原作。
まだ走り読みしかしてない・・・というか最後だけ読んじゃった(^。^;)
ドラマの結末はこのままなんだろうか???
このままだったとしたら録画してひとりで泣こう・・・
みんなと一緒に見たら泣くの恥ずかしいから。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

1994年8月12日、宮崎を飛び立ったYS402便が忽然と消息を絶った。
しかし、その後の捜索では機体の残骸さえ発見できなかった。
東大で量子力学の教授だった加藤が自論を発表したが、多方面からバッシングを受け、東大を追われ、名もない大学に身を置くことになった。
その論とは、「402便は量子の隙間に紛れ込み、時の狭間を漂っており、10年後の2004年8月12日に還ってくる」というものだった。そして、「3日後の8月15日には、402便の乗客乗員はみな再び消えてしまう」と。

2004年の8月12日、402便は無事な姿で羽田に着陸したのだった。

乗客乗員にとっては1994年はほんの昨日のことなのだが、「遺族」という名を与えられた家族たちにとっては長い長い10年だったのだ。
生還した乗客乗員たちにとっても悲喜こもごもの3日間がはじまる。

普通に宮崎から羽田に向かっているつもりだったのに、突然、ここは10年後で あと3日の命だ、と言われたら、どうしたらいいのだろう。
自分なら 告げられた事実を自分に納得させるだけで3日を費やしてしまうのではないだろうか。
しかし、彼等のほとんどはおそらく3日でできる最良のことをしたのではないだろうか。

それぞれの3日間を淡々と描くことで、事実と運命の如何ともし難さに悶え、人の気持ちのもつ熱にほろりとさせられる。

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2009年10月07日

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