【感想・ネタバレ】新編 後藤田正晴 異色官僚政治家の軌跡のレビュー

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Posted by ブクログ

今、読まれるべき本。
旧内務省から警察庁長官を経て内閣官房副長官、政界に転じてからは内閣官房長官、副総理、法務大臣を歴任して、一般的には「タカ派」と認識されている。
その後藤田正晴は、実際には極端で観念的な共産主義思想を排除する一方で、岸信介元首相の系譜に連なった復古主義傾向、非現実的な観念的思考の勢力も同様に危険視し、現実的な思考に基づき、国家権力のためではなく国民が安らかに治まること=治安のために常に心を砕いてきたことが分る。

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2014年03月31日

Posted by ブクログ

本書は政治家として敬意を集めた後藤田正晴の伝記である。内務省官僚、警察官僚等を経て政界へ進出。内閣官房長官などを要職を歴任し、今なお惜しまれている。

後藤田の仕事ぶりをみると、いまの官房長官がいかに見識に欠けるのかが明白にわかってしまう。 

果たして歴史の審判はいかにくだるのか興味深い。

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2011年08月19日

Posted by ブクログ

後藤田という人には興味があったので読んだが、一本心が通っている人だったことがわかった。とても勉強になった。

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2016年02月16日

Posted by ブクログ

後藤田関連の本を何冊か読んだ事がある人にとっては、ある種の物足りなさを感じるかもしれませんが、初めて「後藤田正晴」についての本を手に取る人には、良いのではないかと思います。
やっぱり、後藤田正晴は魅力的な人間だと再認識しました。

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2010年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

後藤田正晴という人が不世出の政治家であったことを新たに知ることが出来ました。徳島県の川島町から更に山奥へ行った田園の名門出身で、年の離れた末っ子として可愛がられて成長した幼年時代。兄の薦めで進んだ水戸高校。そして東大時代、内務省時代、警察庁、自治省の時代と豪腕のイメージを確立していく過程は凄みがあります。そして田中角栄との出会いから、昭和49年の参議院選挙における落選と金権候補烙印という大きな挫折がなぜ起こってしまったのか。そして政治家になった当初のタカ派のイメージが、いかに平和のシンボル、改革のシンボルとして自民党のみならず、社会党はじめとする野党からまでも信頼を得た存在になっていくかはドラマです。しかし、後藤田氏そのものは決して左右にぶれたわけではなく、頑固一徹な姿勢がそう印象を与えた!カミソリ後藤田というイメージのみが強かったのですが、人間味のある人だったこともこの人の影響力の大きさの一因であったのですね。

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2013年08月26日

購入済み

ハズレ

肩透かしを喰らった。

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2021年01月04日

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