【感想・ネタバレ】スカーレット・ウィザード 3のレビュー

伝説の宇宙海賊男と、元軍人で威風堂々な巨躯を誇る財閥令嬢が夫婦となって繰り広げる、破天荒な物語。
いきなりすごい紹介ですが、誇張はゼロなので仕方ありません。
「素晴らしい夫婦」という表現は見かけることもありますが「凄まじい夫婦」というのはなかなかに稀でしょう。夫婦ともに規格外、敵は正直やってらんないレベルです。
物語は目を引くと言うより目を剥く展開の連続、もう飽きる暇がありません!
初版を調べると1999年7の月、某占星術師が世界滅亡を予言した頃。発売から10年以上経った作品ですが、20代男の私、全力でめいっぱい楽しませていただきました!そして好きになった作品は他の人にも広めたくなるのが人情というもの。
特に同年代の読者を増やし、感想など言い合ったりしたいです。
5巻完結なので、まずは気軽に1巻をお試しあれ!読んだが最後、確実に2巻以降も手に取らずにはいられなくなるという孔明もビックリの巧妙な罠が……!まぁ割とよくある罠ではあるのですが(笑)

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Posted by ブクログ

いろいろあった本編だったけれど、最後の「十一番目のダイアナ」に全て持ってかれました。
最後のダイアナナンバーの彼女の話かと思いきや、トゥエルフ登場し、その背後から現れたもうひとりに、ただただ圧倒されました。
うっかり泣いてしまいそうに。
しかしそれは彼女の本意ではないだろうとグッと我慢。

生き物としての身体ではないということがどういうことか、まざまざと思い知った気がします。
そして、そうした中でも大切な思い出は大切なのだと。

いい話でした。本当にありがとう(本編に全く触れていないことに今気が付く)

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2012年01月24日

Posted by ブクログ

スカウィ3巻はついにケリーの過去が…!
スカウィFanにとって憎悪の対象であるとある男が出てきます。
そいつによってケリーの過去が垣間見えるのですけどね…あー、思い出すだけではらわたが煮えくりかえる。
ちなみに3巻にはダイアナの過去話も載ってます。
その話に登場するD.R.スペンサーの最期の言葉…
「わたしは結婚したことはない。子供もいない。あなたはわたしではない、わたしの血を引くものでもない。それでも、あなたの中に間違いなくわたしのかけらが存在している。そのことが、不思議に嬉しく思える」(一部抜粋&編集)
長いので編集しちゃいましたが…とてもイイ言葉だと私は思います。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

この本の帯に「ケリーの生体反応焼失!?ダイアン・ジャスミン出撃!!」というのがありました。
もう買わずにはおれず、即買。
そして、とんでもないところで終わり絶叫しました。
最強カップルのうち、海賊が暴れまくる前兆がチラリ・・・
買う際には4巻も一緒に買うことをオススメします(笑)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

目次
・スカーレット・ウィザード
・十一番目のダイアナ

ジャスミンと結婚した時、クーア財閥の重役たちはケリーを懐柔しようとした。
自分たちの言いなりにならないジャスミンよりも、ケリーの方がくみしやすいと思ったから。

でも、ジャスミンが子どもを産んだら、ジャスミンもケリーも必要ない。
いや、逆に邪魔だ。
子どもだけ残れば、傀儡にしてしまえばいいのだから。

そんなジャスミン側の問題をやり過ごした後、ケリーがさらわれる。
希少鉱物を産する惑星の位置や、宇宙空間をショートカットできる未発見の門(ゲート)を数多く知るケリーの記憶を手にするために。

ケリーの相棒、感応頭脳のダイアナと切り離されたケリーを救出するため、ジャスミンとダイアナがタッグを組む。

ダイアナがなぜ、感応頭脳でありながら人間らしい感情(らしきもの)を持つのか。
ダイアナの出生の秘密(?)が明らかにされる『十一番目のダイアナ』が面白かった。
本編の方はメインのストーリーではなく、ちょっと箸休めな感じ。

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2019年03月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 相変わらず、めちゃくちゃなこの夫婦のドツキ漫才を見てるみたいで、笑える。

 というか、もう、くっついちゃえばいいのに! と、思わないこともないんですが。
 まぁ、それはそれ、これはこれ、なんですよね。

 今回の話は、ジャスミンが身重になって、引きこもってる間に、ケリーの元にうさんくさい話が持ち込まれて。
 ケンカしたことになって、ケリーが家出して。
 戻ってきたら、ジャスミンの子供が生まれることになって。
 生まれるまでに戻ってこようとしたら、戻れなかったお話。

 ざくっとまとめると、こんな感じなんですが。
 なんていうか……
 なかなかの、ケリーが大ピンチで。
 実は帰ってこれなかったのは、某人間につかまってしまったからなんでしょうが……。

 どうやら、その海賊さんたちは、ケリーの触っちゃいけない部分に触れてしまったようで。
 ケリーが大層怒ってるところで、物語は終わってしまいます。

 えっと、早く続きが読みたいので、早く続きをください(ドーン)

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2018年02月13日

Posted by ブクログ

10/10/09 再読完了。
女王と海賊という素敵な怪物夫婦のお話・その3。
女王様ご懐妊につき、産休中。
海賊はその間ほっぽかれてるという名目であちこちうろうろ。

で、もうすぐ出産! という時期にお出かけしていた旦那さんが
なんと別の、三流どころの海賊に捕らえられるという珍事が発生。
しかし、この珍事があそこまでこじれることになろうとは。

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2010年11月09日

Posted by ブクログ

奥様出産ということで、子供がどのように育つか楽しみなり(2001.7.11)まさか、あんな子に育つとは思わなかった(2004.10.24追記)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

奥さんの強さに存在薄目だった
旦那さんの強さが 徐々に。。。

面白くなってきた。

そしてあっという間に出産した。マジか。。。

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2016年02月23日

Posted by ブクログ

偽装結婚の目的である重役潰しが本格化する兆しの冒頭だったのに、ケリーは幽霊星と接触を図り(なんで?)、ジャスミンは子どもをあっさり産み、思わぬ再会からケリー最大の危機、と今回もドタバタ。これまで悠然としていたダイアナやジャスミンの焦燥ぶり、無敵だったケリーのあっけない陥落に焦る焦る。少しだけ垣間みられたケリーの残酷そうな過去が、次巻以降どう影響していくのか気になるところ。

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2015年03月05日

Posted by ブクログ

3巻。デルフィニアもそうだったけどこの人の主役ってスペックがチート過ぎて卑怯技使わないと中々やられてくれない。だからって囚われの身の上ってのもどうなのかなあ?そういえば王様も王女さまも囚われたな、とか思い出しました。

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2014年07月16日

Posted by ブクログ

デルフィニア戦記のシリーズに比べると、
ペースが早くてちょっとびっくり。
それはそれで面白いんだけど。

ダイアナの話が良かった。
脇役のディテールの作りこみがうまいんだよね。

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2014年02月16日

Posted by ブクログ

ジャスミンの出産を控えて、総裁代理の任にケリーが就いたとたん、重役たちによる財閥乗っ取りの陰謀はますます激化。そのうえ、ケリーの正体に気づいた海賊まで登場しての大混戦。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

総帥代理就任〜ダイアナ発進まで、更にダイアナの番外編を巻末収録。ジャスミンが出産を控えていることを理由に総裁代理に祭りあげられたケリーは次々とトラブルに巻き込まれ、遂には謎の海賊に捕らわれてしまった。ジャスミンとダイアナが現場に急ぐが…。話は4巻へと続きます。

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2009年10月04日

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