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Posted by ブクログ
「有栖川有栖、大澤真幸、奥泉光、角田光代、鴻巣友季子、國分功一郎、斎藤環、柴田元幸、中沢新一、平野啓一郎、宮崎哲弥……第一級の識者46人による本邦最高の名著解説!
・『坊っちゃん』って実は“コミュ障”?
・児童虐待という最先端のテーマ『カラマーゾフの兄弟』
・フィクションのお金が社会を動かすことを予見した『ファウスト』
・『オイディプス王』は「刑事コロンボ」風ミステリー!?
ジェンダー問題を先取りしていた『源氏物語』から、感染症にも対応できる知性『ニコマコス倫理学』、搾取のメカニズムを解明する『資本論』まで、名著100冊をわかりやすく解説。
インタビューの名手が各界随一の識者に“名著の現代的魅力”をとことん聞いた、一生使える本物の知がここに。」
p19「読書の意味は知識を得ることではなく、経験することにある。あらすじや登場人物の名前は忘れてもいい。読後に何かが自分の中に残って、影響を受け続けることが大事だと思う。『カラマーゾフの兄弟』をちゃんと読んだら、読む前とは世界が少し違って見えるはず。」
「異なる国の、時代の多様な人々の思考や生を追体験することによって、自分の中に何かが残る。その正体はすぐにはわからなくとも、ふとした瞬間に明らかになり、世界を見るフレームワークを拡張してくれるのだ。」
Posted by ブクログ
『エルサレムのアイヒマン』の解説読みながら世界中どこの誰でも“アイヒマン”になりうるだろうけど日本人のメンタリティ的にめちゃくちゃ適性ある気がするので、“ヒトラー”に気を付けるのも大事かもだけど自分や身の周りの人が“アイヒマン”にならないように注意を払う方がより肝要では…と寒気がした