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面白かった。
キャラクタそれぞれの過去や現在の短編集でした。前作「転がる検事に苔むさず」の内容とつながっているのもうれしかった。あぁ~そうだったんだ とか、あれからそうなったのねとかね。
引き続き 有村君頑張れ!
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ハートウォーミングな人情検察ものという新ジャンルを開拓した直島氏の「転がる検事に苔むさず」の続編、というよりはスピンオフの趣の作品。久我検事の弟子筋の猪突猛進・倉沢検事が大活躍の「ジャンブルズ」、久我検事の上司だった常盤春子元検事正の若かりし頃の健ちゃんとの馴れ初め物語の表題作、その健ちゃんと倉沢検事と両想いなのに歯痒い感じが好印象の有村巡査との凸凹バディものの「健ちゃんに法はいらない」等、期待を裏切らない面白さに時間を忘れる。もう今から次作が楽しみ。。
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「転がる検事」シリーズの第2弾。
表題作の「恋する検事はわきまえない」は、今やトップ検事正の常磐春子が、特捜部初の女性検事と言われてた頃に仕事で知り合った男性と結婚する話。
メインが、検事としての仕事なので一切恋愛事情が出てこないのが潔い。
「ジャンブルズ」は、新人の倉沢が東京勤務を経て任官三年目で鹿児島へ。
相変わらずの元気の良さと無鉄砲さそのままで、おもいっきりの仕事ぶりは、なかなかなもの。
「海の殺意」は、出世コースにのるわけでもなく、マイペースのゆる〜い調子で、オヤジギャグも変わらずの久我修平が、周りの空気を読むのには長けているのか小倉中央署の池崎警部補と事件をゆっくりじっくりと解決する。
「健ちゃんに法はいらない」は、健ちゃんが実は検事正常磐春子の夫であり、検事さながらに活躍するのが実に面白い。
真面目だが、ついてない交番巡査の有村すらかなわないほどにぐいぐいと突き進む健ちゃんにいったい何者⁇と最後まで正体明かさないところが巧みである。
今回は、全四話+αの連作短編集だが、まだまだシリーズ化しそうな気配。
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タイトルにある「恋する検事」は常磐のことだったんですね、前作からの流れですっかり倉沢のことかと…。
短編で構成された本作、いや前作の「転がる検事~」よりも面白かったです。短編でありながら久我や常磐、倉沢、有村といった主要キャストの周りの人物がどこかでつながっていて、それが各編を読み進めるうちに徐々にわかってくるところが、なんだか謎解きを進めるときのような感覚を楽しめました。
それにしても久我よりも倉沢のほうが主人公キャラのように感じるのは私だけでしょうか…。正直、倉沢の活躍をもっとみたいと思わせてくれます。
ラストでは久我にちょっとした依頼が舞い込み、なにやら波乱の予感で、これは次作もあるってことかな、と思うとちょっと楽しみです。
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主役級のキャラが何人か出てきて今後を期待させる内容だった。健ちゃんが地味にいい味出してる。今回も分かりやすく次回作への導線が引かれたので記憶のあるうちに発売してほしい。
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五つの短編集である。一般には検事の仕事はテレビ等で知っているが細かい事になるとよく判らない所がある。それと文章毎に話が飛んでしまい深掘りが足りない所があり戸惑ってしまう。
細かい表現が加えられたら更に面白味増したかも!
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女性検事の活躍を中心に据えた中短編集。重苦しくなるような凄惨な事件はなく、登場人物たちの味わいのある展開に安心して読むことができます。逆に、どこか突き抜けた面白さが足りないかもしれません。
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104なんか原宏一さんを呼んでるみたいだった。ちょっと登場人物が平板に描かれていたために、主人公の姿がぼんやりした感がある。次も連作にして誰か一人立てて描いて欲しいです。