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匿名
優雅で豊かなはずの貴族社会で、ドロドロとした人間関係が救いようもなく展開していく様子に、一種倒錯した美しさがあるように思われます。輝きのなかにある、それを台無しにしてしまうかのような汚濁。そこに目が引き付けられてなりません。
今回登場した国師さまがプロローグで登場して、ヒロインと一夜を過ごした男性ってことでいいんですよね?人物の見分けがつきにくいです。
ちゃんと状況が把握できたら面白そうなんだけれど、宮廷の知識が全くないまま読むと状況把握が全然できなくて、展開が突拍子なく思えてしまいます。
三年後
怜は陛下のために表舞台では処理できないような案件を解決してきた。そのおかげで名声は地に落ち、「生き閻魔」と呼ばれるようになっていた。そして、国師様のご帰還。やっと物語が進みますね。