あらすじ
大陸公路に君臨するパルス王国は不敗の騎兵隊を持つ強国だったが、蛮族ルシタニアの侵攻を受け、味方の裏切りによって滅亡の危機に瀕する。王太子アルスラーンは無敵の騎士ダリューンや天才軍師ナルサスの助けを借りて、故国奪還に乗り出すが……。中世ペルシア風の異世界を舞台にした壮大なファンタジー第一弾!
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正に、王道なり。
角川文庫·書き下ろし版:時代から、全巻を揃えていた。
最近の刊行版の最後の巻は、今も読んでいない。
というか、読むのを躊躇している……
銀英伝もそうだが、田中先生には、やや、そういう傾向が、お有りなのかも。
匿名
色褪せない名作ファンタジー
戦略、戦術、政治、そして人間関係に焦点を当てたエピックファンタジーです。物語は、若き王子アルスラーンが、父王の不在中に起こるクーデターに巻き込まれ、国を奪還するための旅に出るところから始まります。複雑な政治情勢や戦争の中で、登場人物たちはそれぞれの信念や動機に従って行動します。そのため、物語は複数の視点から描かれ、登場人物たちの内面や背景が丁寧に描写されています。
田中芳樹氏の緻密な世界観と物語の構成は、読者を引き込み、古代ペルシャ風の舞台設定や、キャラクターの魅力によって魅了されます。戦略的な戦闘シーンやキャラクターの成長が交差することで、物語には引き込まれる要素が満載です。
『アルスラーン戦記』は、王位を求める若き王子の冒険と成長を描いた、魅力的なファンタジー小説です。戦略、政治、キャラクターの成長に興味がある読者には特にお勧めです。
ファンタジー好きには最高
中世ペルシャに似た国と、その王子を題材にしたファンタジー小節です。
1巻~7巻が第一部で、8巻目以降が第2部になります。
紙の書籍は25年近く前に出版されましたが、全く色褪せず、今でも面白く読めます。
8巻目以降の電子書籍化、及び、最終刊の刊行が待ち遠しいです。
(遅筆で有名な作者なので)