上田秋成のレビュー一覧
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崇徳院と豊臣秀次が好きで興味を持って読んでみました。
個人的には「白峯」と「菊花の約」が好きです。
解説は色々と難しかったので細かいことは気にしないwwPosted by ブクログ -
前半に現代文(冒頭で簡潔にあらすじを紹介してある)、後半に原文、というかたちで収録されている。
現代語の方がすらすら読めるだろうが、やはりどうしても原文のもつ不気味さ、妖艶さは劣ってしまう。
したがって、まず最初はぜひとも原文で読むことをおすすめしたい。
『源氏物語』など平安時代の作品を原文で読...続きを読むPosted by ブクログ -
(現代語訳しか読んでませんが)原文、注釈、現代語訳と揃っていて、何より原文と現代語訳がそれぞれ独立しているのが読みやすくていいですね。他にも代表的な古典作品がこのシリーズで出ているみたいなので、また読んでみたい。一口で言えば怪談物なのだけれど、なかなか面白い。特に「貧福論」などは金が好きで何が悪い!...続きを読むPosted by ブクログ
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高校の国語の先生に、「読みやすくて面白い古文を教えて下さい」と聞いたら勧めてくれたのがこれ。
しばらくいろいろな所で本を探していたけれど、結局現代語訳を手に取ってしまいました・・・。
怪奇小説、なんだけど、綺麗な印象。Posted by ブクログ -
江戸時代の創作怪談集。
怖いだけではない社会風刺(や当時の世相)の含まれた作品。
・・・なのだが、文中の随所に挟まれる解説がウザすぎて評価が下がってしまった。
この訳者の作品は二度と読まなくていいし、こんなんでちゃんと研究できていたのか?と思ってしまった。
解説が役に立たなかったので、
怪談を隠れ...続きを読むPosted by ブクログ -
現代語訳版を読み終わりました。
色々な昔話が読めて、興味深かったです。
妖怪が出てきたり、人の欲の深さなどをテーマにした話が、普段読んでいるジャンルとは全く違うので新鮮な気持ちで読めました。Posted by ブクログ -
雨月物語の名前は学生の時から知っていましたが
きちんと読んだ事がありませんでした。
怖い話であるというのは わかっていましたが
今まで手にした本は 読みにくかったので
数ページも読まずに あきらめてしまいましたが
今回のは とても読みやすくて 良かったです。
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前々から気になってた本。やっと読めた。 もっと恐ろしい話かと思ってたけど、現代訳で読むとそうでもないなあ。ところで菊花の約って雨月物語だったのかPosted by ブクログ
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怪異小説というべきか。短編で読みやすい。特に印象に残ったのが、蛇性の淫。
美人に化けた蛇に気に入られてしまった男が付きまとわれてしまうお話。しかも和歌山の道成寺には蛇が塚があるようです。Posted by ブクログ -
日本の古典ホラー。愛憎とは恐ろしく、そして、題材としては何よりも魅力的。古今東西、棘があろうと、人はやはり美しいものが好きで、上辺に騙されては馬鹿を見るのだなぁと思ってしまった。肉体美はいつか滅びてしまうのに…騙されてしまう気持ちはよくわかります。Posted by ブクログ
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巷に跋扈する異界の者たちを呼び寄せる深い闇の世界を、卓越した筆致をもって描ききった秋成の本格怪異小説の数々。
崇徳院が眠る白峯の御陵を訪ねた西行法師の前に現れたその人は(白峯)。
男同士の真の友情は互いの危機において試された(菊花の約)。
戦乱の世に7年もの間、家を留守にした男が故郷に帰って見たもの...続きを読むPosted by ブクログ -
短編集。ホラーを読むのであればまずコレから。上田秋成の雨月物語です。現代語訳本はいくつか出ているようですが、これが一番わかりやすいかなぁと。幽霊や妖怪の話もありますが、人の二面性、そして多重人格性についても描かれており、高い文学性によって現代においてもその恐怖は決して古臭さを感じさせないでしょう。特...続きを読むPosted by ブクログ