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上田秋成が遺した、江戸中期を代表する怪異小説集。安永5年(1776)刊、5巻9編。執念は彼岸と此岸を越え、死者との対話を繰り広げる。それは夢幻か、現実か――。現代語訳に語注、考釈も加えた決定版。
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Posted by ブクログ
江戸時代の創作怪談集。 怖いだけではない社会風刺(や当時の世相)の含まれた作品。 ・・・なのだが、文中の随所に挟まれる解説がウザすぎて評価が下がってしまった。 この訳者の作品は二度と読まなくていいし、こんなんでちゃんと研究できていたのか?と思ってしまった。 解説が役に立たなかったので、 怪談を隠れ...続きを読む蓑にして著者の哲学を書いた作品(江戸期はそういった手法をうまく使った)なのか、作品のリアリティや共感性を上げるために世相や当時の考え方を盛り込んだ(= 怪談が中心で背後に流れる思想はその肉付け)なのかわからなかったのが残念だ。 他の訳者での雨月物語を読むべきかどうか・・。 孫子を読んだときにも思ったのだが、1〜数ページごとに解説を挟む手法は物語がぶつ切りにされるので作品を味わいにくくて一般書には不向きだと思う。 孫子は文章がシンプルすぎて注釈がなければ内容が深く理解できないので、悪く言うほどではなかったが、 本書の考察は完全に邪魔なので削除してページ数を半分に減らすと良いと思った。 「その考えの根拠を示せ」と赤を多数付けたくなるような独善的かつ的外れな講釈が続き、3話目くらいから全く読まなくなってしまった。 本書は、文中の考察が無意味かつ邪魔なだけでなく、巻末の長い解説どれもが非常に読みにくく価値が薄いという非常に珍しい構成だった。どの部分も途中まで読んで時間の無駄と判断してやめた。 学術文庫のような専門家が書いた一般書は三〜五十冊以上くらいは読んでいるが、 読みにくい(文章が下手、ズレている)解説はあっても、論拠が曖昧で読む価値がないと思ったのは初めてだったのではないか。 引用がなされていないので専門家やそれを学ぶ学生向けに書かれたモノではないと思っているが、その割に文章がわかりにくく、考察の根拠となるもの(ex. 文中での記載や秋成の生育環境・人生、秋成の他の作品の内容、当時の世相、人文科学的な解析法など)を簡潔にまとめたり示さないので基礎知識のない者としてはただの妄想としか思えなかった。
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