井上ナヲのレビュー一覧

  • いつか君とはなれ【単行本版】
    【ふたりの間に出来たその男の子を一目見た瞬間に・・・もう会えない人にもう一度会えたような気がした(次郎)】

    エロス度☆

    喜一と次郎♡
    息子と義父が紡ぐ純愛。゚(゚´ω`゚)゚。
    喜一が抱く次郎に対する家族以上の想いや少しずつ歪んでいった2人の関係・・・喜一の想いを拒絶しながらも手放せない次郎の心...続きを読む
  • 捨て猫の家
    感情の起伏も物語の盛り上がりも、劇的と言えるほどテンション上がらないのだが、その淡々ぶりが逆にイイのである。山田章博を彷彿とさせる絵柄が更にイイ。黒と白のモノクロのコントラストが際立つ絵面もイイ。吸血鬼同志になると、吸血=食欲抜きに、愛情から性行為を行えるようになるんだな、と言う結末で、フィルが成長...続きを読む
  • 猫のためいき。
    ゲイの店長×ノンケ大学生。前半は会話のテンポがいい。雰囲気が柔らかく、かみ合わない会話が面白い。中盤からはお互いを思いあい、大切に愛を育んでゆく二人の姿が甘く切なく微笑ましい。ゲイとして人を愛し、生きてゆく事によってもたらされる障害や、生涯の伴侶を得るという現実の困難さ、幸福の裏側に付きまとう不安等...続きを読む
  • ふたりのはなし。
    きみのはなし、の続き。やっぱりこの話の空気が好きだなと改めて思った。難しい表現もお洒落でかっこいい表現もないけれどそれがいいというか、作品にあっていて、この二人にあっていて。
    飛馬が凄い可愛いな!って思えたりとか海東良かったね!なんてじんわりしながら読めて凄く楽しかった。
    最後はこの二人の話がもう読...続きを読む
  • きみのはなし、
    海東の不器用で優しい愛が胸にくる話でした。
    飛馬と海東の二人の話。二人が友人から恋人になっていくまでを緩やかに流れるような心地良い文章で描かれていきます。
    最初はあまり好きになれなかった飛馬も読んでいくとただ鈍くてそれでいて純粋なのだなと解り早く海東を幸せにしてやってくださいと思うようになりました。...続きを読む
  • きみのはなし、
    ただイチャイチャしてるだけのBLよりこういうのが読みたかったので。
    切ない感じのBLおいしいです(´~`)
  • ふたりのはなし。
    「いま、初春のはなし」では心の距離が悲しかった。柊さんが再び登場には驚かされたけど。しかも、あの時の彼女・・・。可愛い奥さん、イラストでも見たかったな。
    別れよう、と言ったあとそのまま離れてしまうのかと思ったけど、遊馬から同居を言い出して嬉しかった。家族になる、という二人の距離も好きだなあ。
    同居し...続きを読む
  • きみのはなし、
    遊馬と海東、二人とも可愛かった。遊馬の無自覚なところや海東の不器用なところが読んでてほわほわした。心が温かくなるお話でした。遊馬の心の変化が読んでて楽しかった。「ふたたび、いまのはなし」では遊馬が海東を自覚し始めてから、海東との距離が悲しかった。二人の気持ちがわかるようになっているので、両方の視点に...続きを読む
  • きみのはなし、
    切なかったです。
    キスでの愛情表現ひとつとっても、
    こんなにも想いがこめられてるなんて。

    やわらかい文章がとても読みやすくてハマります^^
    さすが朝丘先生。
  • ふたりのはなし。
    愛ってなんだろうと考えされられました。
    好きだから身体を繋げるというのは簡単なんだな、と。
    恋人になってからもキス以上に進めないもどかしさに、自分が時間をかけて海東をそうさせたから俺がふりむかせないと、と捨て身で海東に立ち向かう飛馬。
    始めの頃に比べたら別人の様です。それくらい愛って人を狂わせるんで...続きを読む
  • きみのはなし、
    高校時代からの友達、海東と飛馬は友達以上恋人未満。
    海東は飛馬を愛しているけれど、綺麗でぶっきらぼうで喧嘩っ早い飛馬の気持ちは違うだろうと決め付けて、けれどキスだけは許してもらう関係。
    海東は両親がいなくて祖母と二人暮らしという環境からとても気遣い屋さんで、マイペースで他人と係わるのが苦手な飛馬が唯...続きを読む
  • ふたりのはなし。
    二人の幸せが心にじんわりと染み入ってくるようなお話。目頭が熱くなったことも。自分の感情を飲み下してでも飛馬の幸せを優先しようとする海東はもどかしくもあるけれど、そんな海東だったから飛馬は自分の気持ちを自覚することができたのだろうと思う。そしてそれは立ち止まってしまう海東の手を取って引き寄せる原動力に...続きを読む
  • ふたりのはなし。
    どんな幸せな恋愛小説・漫画を読んでも
    その二人が間違いなく生涯添い遂げると思うか、
    と聞かれると、どれもうーん?と言わざるを得なかった。
    それなのに、この二人の場合は
    周りの人間から見ても(もちろん読者も)
    「え?お前たち、どうせずっと一緒にいるんだろ?」
    と当たり前に思えるほど 二人の絆は深く強い...続きを読む
  • ふたりのはなし。
    こんなに優しくて暖かくて切ないくらい綺麗な恋愛がどこかにあるかもしれない、海東と飛馬がどこかにいるかもしれない、と想像するだけで幸福で胸が痛くなるようなお話。これと「きみのはなし、」は朝丘先生の作品中でも「あめの帰るところ」と並んで最も好きな作品になりました。
  • きみのはなし、
    この切ない距離感ともどかしさと甘さがすっっごく良い。
    文章も情景も雰囲気も挿絵も綺麗で、透き通ってる気がする。夜明けの薄明るい空みたいなイメージ。下巻が楽しみです。
  • 猫のためいき。
    めちゃくちゃでちょっとネガティブでどうしようもない"店長"の言動をサラリと流して、愛してくれる"雅くん"。
    この二人の関係が好きです。
    こんなに一生懸命に恋愛をしているBLを初めて読みました。だいすきな作品です。しあわせになりました。
  • 猫のためいき。
    [雑貨店店長×バイト大学生]

    人物設定は結構オカシイ。
    しかしそれを上回る表現力。
    細かい表現ですが、絶妙に感情が乗っかってくる。
    良かったです。
    朝丘さんの本を読んだのは初めてですが、
    面白い文章を書かれる方だなと思いました。
    若干読みにくいけど、きちんと読めば心地いい。

    人物設定は完全にネタ...続きを読む
  • 捨て猫の家
    絵が綺麗。
    トーンが使われてなくて、世界観上手く表してると思います。
    可愛いショタっ子が成長して攻めになるのが良い。
    年下攻め好きなので。
    これからも二人で幸せに暮らして欲しい。
  • 君のとなり空いてますか?

        

    ほんとに、最初は掴みどころのない春夏秋冬さんですが、じわじわと本気の気持ちが伝わってくる過程がよかったです。
  • オリジナルボーイズラブアンソロジーCanna Vol.50号記念スペシャルショート【翌朝】2

    短いけど

    いろいろな先生の短編集です。
    私は三田織先生の「山田と少年」目当てで買いました。三田先生のは約20ページ位。中でも長めの方で満足しました。千尋君が大人になっていて感動しました!本編を読んだ方にはおすすめです。