林公代のレビュー一覧

  • 宇宙へ「出張」してきます
    お医者さんとしての視点での宇宙滞在中の身体の変化や感覚、宇宙実験の様子が書かれていて面白かった

    文字通り客観的な視点に立つことによって見えてくる地球の姿があるというのはその通りだと思った
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち
    主役の生徒達は言わずもがな、彼らを支え続けた大人達の情熱にも感動した
    何世代にも渡って先輩達が後輩達へ夢のバトンを繋いでいく様は、個人的に好きな某漫画の"人の想いこそが永遠であり 不滅なんだよ"のシーンを想起させて思わず胸が熱くなった
  • 宇宙に行くことは地球を知ること~「宇宙新時代」を生きる~
    NY在住のミュージシャン・矢野顕子さんが、宇宙飛行士・野口総一さんに宇宙のことをたずねる対談本です。矢野顕子さんは宇宙に行きたくて行きたくて、宇宙飛行士になるために必須の「水泳」を、それまでは金づちだったのにがんばられて習得されたそうです。宇宙に関する知識・情報集めや勉強も盛んで、だからこそ、野口総...続きを読む
  • 宇宙に行くことは地球を知ること~「宇宙新時代」を生きる~
    かなりディープ
    対談形式

    子供達に向けた明るい希望ある話ではなく、死と隣り合わせの世界、地球と言う生の世界の話やこれから先の宇宙開発と人類の話

    宇宙は神秘的な世界だと漠然と思っていたけれど、音がない、熱量を感じない、無重力の世界がどれほど怖いものか具体的に知るきっかけになった

    重力のある世界と...続きを読む
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち
    教育って、すごい。
    教えるだけじゃなくて、育てていく。
    それは、生徒だけじゃなくて先生も、学校も、地域も。

    実現した夢はドラマみたいなのに、それぞれの日常には、きっとドラマみたいなことは起こっていなくて、ただ、一人一人が自分が良いと思うことをして、せっせと自分の手の回せる範囲で頑張ってきた。

    ...続きを読む
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち
    純粋に面白かった。「教育困難校」「底辺」などと言われている学校であっても、好奇心と諦めない心があれば、何だってできるんだという、シンプルな楽しみ方もできる。同時に、生徒のやる気を引き出し、かつ自主性を重んじ、必要な支援を適切に提供することが成功につながるということや、予算や実績がなくても工夫次第でな...続きを読む
  • 宇宙においでよ!
    野口聡一さんがめちゃくちゃ聡明でめちゃくちゃ人格者で、めちゃくちゃ宇宙も地球も人間も愛してるんだなと感じた1冊。
    宇宙は命の存在をゆるさないからこそ人間の命や生命活動は美しく、その人間が生きて創っていく地球は美しい。
    地球にも人間にも絶望することばっかりだったけど。。。宇宙からみたら国と国に国境なん...続きを読む
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち
    今度小坂先生の講演会を聴きに行くので、その前に読んでおこうと。
    工業系水産系の高校って、昔のイメージは教育困難校って感じですが、今はどの学校も資格を取ったり、就職で即戦力となる技術を身につけたり、大学院進学してさらに専門性を身につけたりと生徒の姿は素晴らしいところが多いです。
    小浜水産高校での生徒の...続きを読む
  • 宇宙においでよ!
    この本は、宇宙兄弟で紹介されていたので、「読んでみたいな〜」と思っていました。読んでみると、野口さんが宇宙を目指したきっかけや、宇宙飛行士の試験や訓練のことなどが書かれていました。特に読んでて楽しかったのが、野口さんが実際に宇宙に行った時の話です。読んでいると、まるで自分が宇宙にいて、地球を眺めてい...続きを読む
  • 宇宙に行くことは地球を知ること~「宇宙新時代」を生きる~
    野口聡一さんが地球に出稼ぎに帰ってきて、日本のTVで出まくっていたので、積読にあったよなと取り出して読んでみた。昨年末のBRUTUSの読書特集で宇宙を読み解く副読本として紹介されていた。
    誰もが感じる、なぜ矢野顕子?という素朴な疑問は冒頭で解決させてくれる。
    スペースシャトル、ソユーズを経験し、クル...続きを読む
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち
    誰か一人の成功談ではなく,一つの学校が色々なことに揺られながら進んだ結果が,大きな果実を手に入れたということに心打たれる。
     それにしても、頭の中だけで組み立てる「探究」学習が,なぜ薄っぺらで、似通ったものになるのか,その答がある。
     「本当にやりたいこと」と「それを裏付ける具体的な経験」が無い。
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち
    面白い!
    なぜこの本に行き着いたのかは、忘れたが、出会えてよかった。そして若狭の高校教育、素晴らしい!
    潰れてかけていた水産高校を立て直し、宇宙食という前代未聞に14年かけてチャレンジしていく。そのドラマが面白く描かれている。
    子どもが読んでも、大人が読んでも楽しめる。
    教育関係者にも勧めたい。

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  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち
    高校生が作ったさばの缶詰が宇宙へ旅立った❗️小坂先生の指導のもと、13年間、300人の生徒がつないだ、大気圏突破ノンフィクション。
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち
    情熱は伝染する。最初はたった1人の情熱だったかもしれない。でもそれが周りにどんどん広がっていき、やがて大きな偉業を成し遂げる。

    さば缶を宇宙食へ。

    かつて教育困難校とも言われた学校で、それはただの夢物語だった。一人一人の力は小さくて、とてもそんな大きな夢を叶えられるわけはなかった。

    でも、たく...続きを読む
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち
    人間、食べなければ生きてはいけない。

    それは宇宙であっても同じ。地球と異なる環境で、栄養を摂るために、どう工夫するか、それらの集大成が宇宙食であり、宇宙食で思いつくのは、子供の頃に見た、フリーズドライの食品たちだった。

    この本のタイトルを見て、確かに缶詰なら宇宙に飛ばせるのではないか、とページを...続きを読む
  • 宇宙においでよ!
    野口さんは、日本で2番目にISS(国際宇宙ステーション)に長期滞在した宇宙飛行士です。
    宇宙から地上に、様々な情報を発信したりしていました。そんな野口さんの本がこの「宇宙においでよ」です。この本は、野口さんの生い立ちや宇宙飛行士に任命されてから、宇宙飛行士として成し遂げたことなどが綴らています。
    ...続きを読む
  • 宇宙に行くことは地球を知ること~「宇宙新時代」を生きる~
    3度目の宇宙飛行が決まった野口さんに、矢野さんが様々な疑問をぶつけていく。矢野さんの質問っぷりがとても良い。野口さんの魅力をとても引き出している本になっていると思う。
  • 宇宙に行くことは地球を知ること~「宇宙新時代」を生きる~
    宇宙飛行士の野口さんが宇宙船外をさんずの川を渡る思いがすると表現していることがまず衝撃的だった。宇宙について、地球について、宇宙飛行士であることをとても素直に具体的に、わかりやすい言葉で話してくれている。
  • 宇宙に行くことは地球を知ること~「宇宙新時代」を生きる~
    地球が眩しすぎて、地球が昼の間は宇宙空間は真っ暗闇であること。
    100%死の世界である宇宙空間にいると、100%生の世界である地球に躍動を感じること。
    死の側から見ると、地球の命は特別だと感じられること。
    地球に命があるのは偶然が重なった結果で、即ち奇跡であること。
    命は危ういバランスで成り立ってい...続きを読む
  • 宇宙においでよ!
    とっても面白い本です。子供向けに書かれていますが、大人も楽しめます。宇宙に詳しくない人が率直に抱く疑問に対して、回答がかえってきます。かゆいところに手が届くイメージです。宇宙について花形の部分だけ書くのではなく、リスクについてもしっかりと説明されていました。いつか誰でも宇宙へ行ける未来になれば素敵で...続きを読む