良書、ドキュメントをちゃんと作るための Word の教科書、機能の百科事典ではありません。
Wordはちゃんと使えればきちんと結果を出す「有能なツール」です。
ドキュメントを書く理由は簡単です。それは、ドキュメントがコミュニケーションツールだから
ドキュメントにまつわる5つのコスト
①作成の
...続きを読むコスト
②加工のコスト
③配布のコスト
④理解のコスト
⑤保守のコスト
よいドキュメントとは
①読みやすい
②体裁が整っている
③メンテナンス性が高い
プロとしての能力と関係なく、誰でもやれること、やれて「当たり前」のことができていないことが問題だ
エディターとは、文字や行を志向したソフトウエア、であるのに対して、ワープロとは、段落指向のソフトウエアである
Wordの初期設定をしっかりやる たとえば、カタカナはつねに全角、英数字は、全て半角に設定するとか
Wordの肝は、スタイルを使いこなすこと 段落、文字、表、リスト、リンク 5つのスタイルがある
インデント、余白、とじしろ、などをちゃんと理解する ⇒図示されている
アウトラインには2つある。 見出しのアウトライン、そして、箇条書きのアウトライン
フィールド、Wordの中の設定を参照できる関数、フィールドを使いこなす
セクション とは、Wordのなかの単純な区切りのこと
テンプレートを使う
図形を書くには、描画キャンパスを使う
配置モデル 行内、四角形、狭く、内部、上下、全面、背面
目次
まえがき
第1章 ドキュメント作成の意味とは
1.1 なぜドキュメントを作成するのか
1.2 よいドキュメントの条件とは
1.3 なぜ Word なのか
1.4 ワードプロセッサ再考
第2章 これだけはやっておきたいWordの初期設定
2.1 初期設定の勘所
2.2 オートコレクトとオートフォーマット
2.3 スペルチェックと文章校正の使い方
2.4 最大の編集領域を確保する
第3章 スタイルを理解することから始めよう
3.1 Word文章はスタイルを使うことから始まる
3.2 スタイルを定義してみよう
3.3 箇条書きとアウトライン
3.4 スタイルに関するその他の話題
第4章 DRYで行こう
4.1 Don’t Repeat Youself!
4.2 クイックパーツで文書のメタ情報を埋め込む
4.3 フィールドの利用
4.4 図表番号を使う
4.5 相互参照を使う
第5章 テンプレートを設計する
5.1 ドキュメント形式の設計とは
5.2 基本的な見栄えの決定
5.3 スタイルの設計
5.4 ドキュメントとしての体裁を整える
5.5 テンプレートを作成する
第6章 図と表の取り扱い
6.1 Wordで図を作成する
6.2 描画オブジェクトの配置方法
6.3 表の作成テクニック
6.4 表の配置にまつわる問題
第7章 Wordでドキュメント作成効率を改善する
7.1 Wordドキュメントをすばやく書き上げるために
7.2 外部の情報を差し込む
7.3 ドキュメント全体の俯瞰
あとがき
索引
本書内容に関するお問い合わせ
著者紹介
ISBN:9784798164243
出版社:翔泳社
判型:A5
ページ数:248ページ
定価:2200円(本体)
発売日:2020年06月10日初版第1刷
発売日:2021年06月05日初版第2刷