西部謙司のレビュー一覧
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フォーメーションの解説をしたら随一の西部氏の4-4-2の復興についての解説本。
WEB上の原稿に加筆の上で本書が成り立っているという説明の後で、1章は、まさかの優勝をしたレスターの分析、4-4-2の10人守備を構築したAマドリードの分析、通常は4-3-3と表記されるバルセロナの4-4-2の守備陣形...続きを読むPosted by ブクログ -
守備的といわれ時代錯誤といわれた3バックシステムが、攻撃的といわれた4バックシステムに代わってずいぶんと経つが、また守備的ではない3バックシステムが復権しつつある。
そこには、スペイン、バルセロナのシステムに対抗するために戦術も進化している。その中の1つの方法として3バックシステムが見直されている...続きを読むPosted by ブクログ -
「バルセロナ 戦術アナライズ」
バルセロナの戦術を紐解く。
昨季欧州チャンピオンリーグの決勝の舞台(イングランド)でマンチェスターUを圧倒し、優勝を果たしたバルセロナは現在のサッカーシーンで世界最強とされます、また歴代最強とも言われています。そんなバルセロナは昔も強かったんですが、しかし当時と今...続きを読むPosted by ブクログ -
バルセロナと
ドリームチームに対する誤解が、
この本を読んでいくつか解けた。
特に、CFに関する記述は、
目からウロコの感じがしました。Posted by ブクログ -
ねちっこいほどパスを回し、突然決定的瞬間を作り出す。そんなバルセロナの戦術のベースを知ることができる本。一緒にサッカーをする人たち全員に読んで欲しいとすら思ってしまうほど、面白かった。Posted by ブクログ
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戦術解析の歴史的な部分に関しては日本の第一人者と思われる西部氏のトータルフットボールの歴史。
内容・構成も秀逸で、単に歴史を追うのではなく、10章のトピックで選んだチームがトータルフットボールといかに関わりがあるかを紐解いていく。
特に最終章の、トータルフットボールの起源を明らかにするところは圧...続きを読むPosted by ブクログ -
バルセロナのサッカーについて、戦術の歴史についての著作は多数書いている西部氏の最新刊。
既刊の「戦術クロニクル」などを読んでいると、独特の西部節になれるのだが、今回も期待にたがわず西部節(笑)
バルセロナの現段階の位置づけ、クライフからのバルセロナのサッカーの基本、及びそれを作ってきた、クライフ...続きを読むPosted by ブクログ -
戦術評論家の西部さんが手がけた半フィクション作品。「半」なのは、前編実話に基づいている為。サッカーの歴史に明るい人なら、各章の主人公が誰のことなのか必ず気付けるはず。
詳しくない人でも普通に楽しめる。詳しい人なら相当楽しめる。Posted by ブクログ -
ワールドカップ前に購入。
「トータルフットボールとは何か?」「理想の攻撃サッカーとは?」。サッカーファンにとっては無限に広がるような?テーマだと思います。
そんなテーマを切り口に、サッカーの戦術の歴史を紹介した本がこれ。
特に1970年代以降の戦術の変遷の紹介は見ごたえ十分です。
時に「司令塔...続きを読むPosted by ブクログ -
サッカー戦術の歴史をとてもわかり易く語っている良書。
マラドーナ時代からリアルタイムでサッカーを観ているのだが、戦術を意識して観るようになったのは、こういった戦術書を読むようになってから。
華のある選手のスキルを堪能するのもいいが、戦術を意識するとサッカーはグッと面白くなる。Posted by ブクログ -
カバーの帯の写真。白のユニフォームの選手4人とオレンジのユニフォームの選手2人が、ボールと選手の位置関係から考えると、白のチーム側のペナルティエリアの中にいる。オレンジの選手の1人はゴールエリアのすぐ外側で倒れていて、もう1人のオレンジの14番の背番号をつけた選手が背中を向けて右手をあげている。PK...続きを読むPosted by ブクログ
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サッカーの各国のプレースタイルがよくまとまっている。国ごとの特色が薄らいできたといわれるなかでも、その変化の歴史やベクトルを示してくれている。ブラジル、ドイツ、フランス、アルゼンチンを読んだだけで得した気がきしてワールドカップ見ながら傍に置いておいた。
さらにクロアチア、モロッコまでフォローしてくれ...続きを読むPosted by ブクログ -
その哲学には人と街の歴史がある
■所感(概要含む)
フットボールフィロソフィーの形成には特定の選手、監督が影響を与えることが多い。バルセロナの本にもそう書かれている。例えば、ディスティファノ(レアル)、クライフ〜グァルディオラ(バルセロナ)、ベンゲル(アーセナル)にファーガソン(ユナイテッド)…
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前半部分は4-4-2についてそこそこ詳しく書いてある。実際の試合を取り上げながら解説してくれていて、活字でも試合がイメージできるくらい面白い。
後半は日本代表やブラジル、Jリーグのことが書いてあるが、4-4-2についてあまり触れられていなかったり、ただ事実の羅列をしているように感じた。
前半だけで完...続きを読むPosted by ブクログ -
ついこの間日本でも「巨人軍の伝統的な戦い方」という言葉が軽く物議を醸したが、監督でも選手でもなくクラブという切り口からサッカーを語った一冊。脈々と引き継がれる戦術理論から巨大資本による劇的変化まで世界的ビッグクラブにも色々あるんだなぁ。むちゃくちゃ面白い!Jリーグ版も読んでみたい。何となく鹿島はレア...続きを読むPosted by ブクログ
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最近欧州のサッカーで流行りの、後方からのビルドアップと前からのプレスの戦いを戦略的に解説した本。
といっても、基本は、レアル・マドリード、バイエルン、ナポリ、ユベントス、バルセロナ、ドルトムント、モナコ、Aマドリード、セビージャ、チリ代表 とまとめの構成になっており、欧州チャンピオンズリーグに興味...続きを読むPosted by ブクログ -
リーガ・エスパニョーラに長らく君臨する二チーム、バルセロナとレアル・マドリーの歴史を辿った一冊である。
非常にコンパクトに、各年代におけるトピックがまとめられている。その事績を追っていく上では有用な一冊だろう。
その一方で、これはあくまで個人がまとめたものであるという点は注意しないといけない。...続きを読むPosted by ブクログ -
ザックジャパンの心臓と呼ばれる遠藤選手のサッカーへの見方、考え方などを、評論家の西部氏がインタビューをして構成した本。
プロになった時のレシャックとの出会い、G大阪での選手としての成長を経ながら、試合の見方、技術の磨き方、日本代表としての戦術論等がわかりやすく書いてある。
ちょっと量が足りないと...続きを読むPosted by ブクログ