幾島幸子のレビュー一覧

  • DVにさらされる子どもたち 新訳版 親としての加害者が家族機能に及ぼす影響
    ▼本書の最大の特徴は、専門家がDVを生き延びた被害女性に対して、見下した態度や忍耐力の欠如は禁物であることと敬意をもって接することの重要性を主張していることだ。
    ▼さらに被害者である母親を家族の安全と安心の実現を図るチームの一員として位置づけることは、結果としてDVにさらされた子どもへの支援につなが...続きを読む
  • オズの魔法使い
    竜巻に飲まれ遠い不思議の国に飛ばされてたドロシー。知恵のないかかし、心をなくしたブリキの木こり、臆病なライオンに出会い、各々の目的のためにお互いの弱点を補い合いながら前に進んでいく旅の話。「ニワトリは一度だけ飛べる」に出てしたので童心に返って読む。心が洗われた
  • オズの魔法使い
    The Wonderful Wizard Oz (1900) Baum

    有名な児童文学、どこか不気味で滑稽で、かつ鮮やかな一作。オズの正体や、エメラルドの都のからくりなど、大人が読んでも惹きつけられる個所が多々見受けられる。脳みそののない案山子、心臓(ハート)のないブリキ、臆病なライオンの個性豊か...続きを読む
  • オズの魔法使い
     ジュディ・ガーランドのミュージカル映画も名作ですが、原作もまた素晴らしい名作でした。この二作は決して別物ではないのですが、興味深いことに映画には原作にはない要素が、原作には映画にない要素があって、大まかなストーリーは共有しつつ異なるメッセージを持っています。映画には「青い鳥」のように「やっぱり住み...続きを読む
  • オズの魔法使い
    竜巻にのってオズの国へやってきたドロシー。

    うっかり竜巻で飛ばされた家の下敷きになり死んでしまった東の国の魔女。
    ドロシーは早くカンザス(自分の家)に帰りたい

    偉大な魔法使い、オズに願いを叶えてもらぅべく彼女は魔女が履いていた銀色の靴をはいて、勇気を欲しがるライオンとハートを欲し...続きを読む
  • オズの魔法使い
    習いごとの課題で全文読まなくてはならない状況になり読んでみたけれど、非常に楽しんで読めた。最新の訳でシリーズ全作品読んでみたいと思った。
    子供に対してはあまり説教くさくなく、でも大人が読むと深い名言が隠されているような作品。
  • オズの魔法使い
    ドロシーと愛犬トト、かかし、ブリキのきりこ、ライオンたちが欲しいものをオズ大王に頼みに行く物語。
    それぞれ欲しいのは、故郷と頭脳、ハートと勇気というのが面白い。
    アメリカでは毎年クリスマスで放映されるほど、市民権を得ているらしい。
    本書に出てくる「エメラルド国」「西の悪い魔女」などは、映画や劇のなか...続きを読む
  • ハーバードからの贈り物
    ハーバード・ビジネススクールでは学期末の最終講義で、教授が自らの体験に基づいた訓話を語るのが慣習となっており、その中の15の訓話を収めたものである。2004年に米国で出版され、同年日本語訳された。
    もともとハーバード・ビジネススクールを卒業する未来のビジネス・エリートに向けたものであり、ビジネスの成...続きを読む
  • ハーバードからの贈り物
    ビジネスにおいてはなん時も、正解を導き出すために必要な情報が不足している、その中で決断を下し続ける必要がある。
  • オズの魔法使い
    家ごと竜巻に飛ばされてしまったドロシーと愛犬トトは、マンチキンと呼ばれる遠い国へ。ヘンリーおじさんとエムおばさんの待つカンザスに帰るためには、偉大な魔法使いオズ大王に会わなければなりません。かかし、ブリキの木こり、臆病なライオンをお供にして旅を続けるドロシーは、無事故郷に帰ることが出来るのでしょうか...続きを読む
  • オズの魔法使い
    オズシリーズ。

    このあたりの
    児童文学らしい
    語彙の 残虐さがある。

    ぐちゃぐちゃになってしまいました。とか。
  • オズの魔法使い
    大竜巻に家ごと吹き上げられた少女ドロシーは,愛犬トトとともにふしぎな国へおりたつ.かかしやブリキのきこり,おくびょうなライオンが加わって,冒険の旅が始まる.アメリカファンタジーの古典
  • オズの魔法使い
    小さい頃に読んで、中学生の時にたまたまテレビで映画を見たのをキッカケに読み返しました。忘れていた部分もあって、「あれ、これってこんなにおもしろい話だったかな」と新たな発見がw 星の王子さまのように、大人になって読み返すと、新たな面白さに気づけるのかもしれません。
  • ハーバードからの贈り物
    ハーバードビジネススクールの学期最後の授業で教授が学生に対して贈る人生訓を含めたメッセージを集めた一冊。

    世界屈指のMBAコースとして知られるHBSでは、基本的にはケーススタディの手法により、学生同士が激しい議論を戦わせ、教授からも厳しい指導が入ることで知られているが、学期の最終講義では、教授自ら...続きを読む
  • ハーバードからの贈り物
    「清掃員である母を恥じていた。しかし本当に恥ずべきは、自分の考えであり自分の振る舞いであった。今の自分の生活は母の努力や犠牲から成り立っていた」

    「職場の地位で態度がデカくなっていないか。職場の自分も家のゴミ出ししている自分も同じだ」
  • オズの魔法使い
    ドロシーと仲間たちの冒険。オズの正体にはびっくり。仲間たちのだまされっぷりがいっそすがすがしいくらい。結局仲間たちは、オズに頼むまでもなく欲しいものは持っていて、だから幸せになれたのだろうと思う。エメラルドグリーンは好きだけど、ずっとあの色に囲まれていたら、目がチカチカしそう。
  • オズの魔法使い
    ジュディ・ガーランドの映画の印象が強いせいか、原色使いなイメージがある。原色つうか単色・バケツ塗り。

    「あげる」でも「実は持っている」でもなく、「なくてもいいよ」って言ってくれれば良かったのに。
    それとも思い込めば空だって飛べるさって話だったんだろうか。

    2009/05/31 再読
  • オズの魔法使い
    最近、読み直してみたら大まかなストーリー以外はあやふやだった。。

    ドロシーってみなしごだったのね。
    そういや、おじさんおばさんてゆってたもんなぁ。

    再読してみたら、竜巻の中のシーンが意外と長くて
    ドロシー竜巻の中で寝ちゃってたり(上空何メートル??)、
    魔女を家でつぶして殺してたり、
    オズって詐...続きを読む
  • オズの魔法使い
    初めて読んだ。こういう話だったんだ。

    30歳の俺が読むと、色んな所に色んな意味を読み取れちゃう。というか、読み取ろうとしちゃう。そうしたらそうしたらで、色んな皮肉とか教訓とか示唆とかが見え隠れするんだけど、なんだかそれって本当の読み方じゃないよね。

    小さな頃に読んでたら、どう思ったんだろうな。
  • オズの魔法使い
    臆病なライオンは勇敢な心をほしがって、仲間を助けようとビビりまくるその勇敢さをこそ。大人になってから読んでぐっときました。