アダム・スミスのレビュー一覧

  • 国富論(上) 国の豊かさの本質と原因についての研究
    【メモ】
    第5章
    商品の真の価格と名目価格、労働価格と貨幣価格

    人が豊かだとか貧しいとかいうとき、どれだけものを手に入れる力があるのかを意味する

    どれだけの量の他人の労働を支配可能か

    ※分業の確立に伴い自分の労働で生産可能なのはごく一部となる(他人の労働の成果)



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  • 道徳感情論
    何とも言えない満足感が得られる書籍でした。ただ中身が非常に濃いので(ページ数も700ページほどある)、正直最初の方の議論がほとんど頭から抜けつつあり、なんとか時間を見つけて2度目に挑戦したいと思います。

    冒頭にノーベル経済学賞受賞者でもあるアマルティア・センの序文がありますが、これだけでもお金を取...続きを読む
  • 道徳感情論
    他人の喜びに共感しない者は、礼節が欠けているだけかもしれないが、
    他人の苦しみや悲しみに共感しない者は、不人情として軽蔑の対象となる。
    しかしながら、相手と完全に感情が一致することはない。
    相手の苦しみや悲しみを少しでも和らげてあげたいと思えば十分である。
    誰もが胸の中に住む中立な観察者(良心)と対...続きを読む
  • 国富論(上)
    1776年時点で、現代でも納得感のある、分業・貨幣・価格・元本・地代・富裕の構造が導き出されてるすごさよ。長すぎて死んだけど、読んでよかったと思える本。
  • 国富論(上)
    経済学部を卒業したが、経済学の起こりとなるアダム=スミスの国富論を手にしたことがなく、初めて読んでみた。
    星5評価をしているが、凄いと言われているからであって、個人的にこの本を評価できるほどは読み込めていない。
    上巻のみで読み切るのに3ヶ月半かかった。
    国富論を半分読んで分かったのは、大学で習う経済...続きを読む
  • 道徳感情論
    『国富論』の著者で、資本主義の元祖とも言えるアダム・スミスの著。『国富論』の内容から無秩序な自由競争を推進したように批判されることもあるスミスだが、そんな見方が間違っていることを教えてくれる一冊。驚異的とも言える人間社会の洞察力が見て取れる。

    スミスや資本主義について勉強するなら『国富論』はもちろ...続きを読む
  • 国富論(下) 国の豊かさの本質と原因についての研究
    プロの翻訳家 山岡洋一による新しい訳で読む国富論、とても有名な本ですが、なかなか最後まで読むのは難しい本でもあります。とりあえず、巻末にあります、根岸隆の解題から読み始めております。★四つ
  • 道徳感情論
    アダムススミスの主著であり、以前から読みたかった本。難解で、正直意味が分からないながらも、どうにか最後まで読み通すことが出来た。
  • 道徳感情論
    国富論に並ぶアダム・スミスの主著。

    「道徳感情論」と「国富論」前提となる人間観が、共感的か、エゴイスティックかということで矛盾しているみたいに言われることもあるが、「道徳感情論」の初版は、「国富論」出版前だが、「道徳感情論」の第6版は、「国富論」の出版後に出ていることから、アダム・スミスとして、こ...続きを読む
  • 道徳感情論
    岩波以外になかなかでなかった訳がこのほかにまもなくもう1冊出るようだ。有り難い限りだが、そこまで需要があるのかな。ちょっと不思議。まあ、老後の楽しみのつもりが少しはやくよめるようになった。
  • 道徳感情論
    「共感」という切り口から、人間の感情を深く考察したもの。著述そのものはとても意味深いが、訳が悪いのかとにかく読みづらい。
  • 国富論I
    見えざる手による人間が持つ本性を見極め、経済学に影響を与えた古典。
    なかなか読みでがあり、何度読み返しても理解しがたいところもあります。
  • 道徳感情論
    人間は、他の人のことを心に懸けずにはいられない。“経済学の父”が、『国富論』に先立って構想した、「共感」原理に基づく道徳哲学を読み解く書籍。

    私たちは、他人が悲しんでいると自分も悲しくなる。
    それは想像力の働きによって、自分の身を他人の身に置き換えて考えるからだ。想像こそが、他人を思いやる気持ちの...続きを読む