カール・フォン・クラウゼヴィッツのレビュー一覧
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強い表現もあるが、徹底した論が広げられており、非常に示唆深く考えさせられる良著。
memo
・人間相互の決闘は敵対感情と敵対的意図 必ずしも感情は伴わない
しかし、感情に端を発さなくとも結局多かれ少なかれ感情に結びついていく
・戦争とは相手に自らの意思を強要するための実力行使
・軍事行動の目標は...続きを読むPosted by ブクログ -
19世紀に刊行されて以来、不朽の名著として読み継がれてきたクラウゼヴィッツの『戦争論』。難解で知られる、この大部の著作のエッセンスを、読みやすい新訳で伝える書籍。
戦争とは、「相手に自らの意志を強要するための、実力の行使」である。
敵に自らの意志を強要するには、敵が軍事行動を継続できないほど、不利...続きを読むPosted by ブクログ