ジェームズ・ロリンズのレビュー一覧

  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 下
    最後の証人は、人ではない学習するAI。
    これからの世界、人目だけでなく人ではない何かの目で観られていると思うと、ゾッとしますね。
    現生人類が生き残る為に他者の脅威を排除してきた歴史から考えると、現在の人類は新たなる脅威を自らの手で生み出そうとしているように感じました。
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 上
    ドローンとAIを取り入れた科学的な戦争。
    刃物を振るう、引き金を引く、発射ボタンを押す、コントローラーを操作する……生身の人間からかけ離れていく戦場。
    チカラを扱う人間の精神は、何処に辿り着くのかな……
  • ギルドの系譜 上
    シグマフォースシリーズ。大統領の娘が誘拐された。大統領がシグマを救出作戦に指名しグレイ達がソマリアに向かう。新たなメンバー、ハンドラー・タッカーをチームに迎え入れ、追跡を始める。今度のテーマは遺伝子と不老不死、科学要素がメインで歴史要素は控えめになり、アクションが多めの本作では、とうとうギルドと決着...続きを読む
  • イヴの迷宮 上
    類人猿・猿人から人へ。
    現生人類になるまで、様々な種族がいたのに歴史の何処へ消えていってしまったんだろう……。
    改めて人間の定義って、なんだろうと思います。
  • イヴの迷宮 下
    ウォッチャーズから見たら、現代はどう見えるのでしょうね。ちょっと聞いてみたい。

    あれ?コワルスキ……亡くなる予定?
    エピローグにビックリ!!
  • ジェファーソンの密約 上
    アメリカのユタ州山間部で爆発がおきた。それが火山の噴火を誘発させる。ペインターは爆発の謎を追い、クレイはセイチャンと共にギルドの手がかりを追う。古代のナノテクノロジーであるおおいなる秘薬と建国の父トーマスジェファーソンと先住民との約束。14番目の植民地を追い求めて地球規模の大災害を止めるべく奔走する...続きを読む
  • ダーウィンの警告 下
    南極の氷の下には、一体何が眠っているのかな?
    実際にはまだまだ分からない事だらけ。

    自然界の進化過程においそれと手を出してはいけないのが良く分かります。
    人間は神様には成れない。あくまでも、生き物の一種でしかないんですよね……。
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン 黙示録の種子 下
    未だ人間が踏み入れていない土地には、こういった未知の植物や生物が発見されずに棲息しているんだろうなぁ……
    きっと手を出してはいけないもモノも歴史の中でひっそりと息づいていると思うと、人間の探究心にも少し恐怖を感じる瞬間があります。
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン 黙示録の種子 上
    植物の起源のお話。
    今とは違う猛毒の星だった地球環境で発生した最初の植物。この目で見ることは叶わない生態系にワクワクします。
    そしてケイン。ケイン目線の疾走感が、凄く好きです!
  • ダーウィンの警告 上
    人類の歴史は生物多様性衰退の歴史でもある。
    一体どれだけの種類が地球上から消え去ってしまったんだろう……そう思うと、切ない気分になります。
  • チンギスの陵墓 下
    まさかの主要人物がリタイア!!
    こんな展開で去って行くとは思ってもいなかった……

    正直宇宙科学の部分は余り理解出来ずじまいでしたが、チンギスハンのお墓、まだまだ世界には歴史ロマンがいっぱいですね!
  • チンギスの陵墓 上
    シリーズ第2幕開始ですね!
    チンギスハンのお墓を求めて世界巡り。
    隕石の接近と残り時間にドキドキしながら読みました。
    アッティラ王の話ががチョロっとしか出なかったのがちょっと残念。
  • ギルドの系譜 下
    決着が着いた、と言えるのかしら?
    藤の一族みたいに、木に絡みつつ周囲に広がるのだとしたら……まだまだたくさん残っていそう。
    外から戻ってきている人間がいるのだから。
    謎が残っているみたいでワクワクです!
  • ギルドの系譜 上
    とうとうギルドの歴史と真実に踏み込む場面まできましたね!
    今回も遺伝子操作に関する内容。
    家系図は遺伝子の歴史でもあるんですね〜。
  • ケルトの封印 上
    ヴァチカンで神父、アフリカで大学生、アメリカで教授が殺害された。被害者には共通の印がつけられており、それらの背景の共通点としてノルウェーの企業を調べる。また神父が調べていた指を追う。
    ギルドの女スパイセイチャンが再登場し、ギルドとの戦いとなる。また世界の食糧危機という社会問題を軸に遺伝子組換え食物を...続きを読む
  • ケルトの封印 上
    食糧危機と遺伝子組み換え食品。
    本の中では終末の日に向けた旅はもうスタートしている。
    歩かなくても勝手に進むエスカレーターみたいですね。加速度付けて進むか、あるがままに進むかは、今を生きる人間次第ってことですかね。
  • ケルトの封印 下
    安全だと言われている遺伝子組み換え食品。
    今は良くても、何年・何十年・何百年後には一体どんな副作用がでるのかなんて誰にも分からない。
    分からない未知なるモノに手を伸ばすのは、人間の性なんですかね……
  • ウバールの悪魔 下
    ガラスの街……遺跡の印象からか、生き物のいない死者の街のイメージがありますね。
    栄えていたはずの文明が、フツリと消息を絶つ。
    きっと今も発見されていない歴史があるんだろうなぁ。
  • ウバールの悪魔 上
    声無き遺物が紡ぎ出す物語り。
    世界中の博物館にある遺物に隠されている物語りを想像するとワクワクしますね!
  • ロマの血脈 下
    歴史は繰り返すといわれますが、繰り返してはいけない歴史もありますよね。
    自分たちの手に負えない科学の力。手を出してしまった以上、発生する業も背負い続けなければならなくなる。
    権利・責任・対価ですね……