梶原にきのレビュー一覧
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戦場となった近未来の地球が舞台。普段は読まないアクション系だけど、すごく面白かったです。血なまぐさくもないし、作品からは信念を感じます。一筋縄ではいかない話で、ついには舞台が月、火星都市へとスケールが拡大していきます。あらゆる意味で凄い話です。Posted by ブクログ
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第1次大戦真っ只中、婚約者にふられた主人公リックが海を渡って義勇軍に参加。撃墜王を目指して空を飛ぶ話。比較的軽く読みやすいけれど、そこは戦争を描いた作品なのでシビアな部分もきっちりと描かれている。無鉄砲なリックが飛び込んだ戦場は出撃しても無事に帰れるという保証などどこにもない現実。だけど、空を飛ぶこ...続きを読むPosted by ブクログ
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少女小説にあるまじきハードボイルドな作家。
何気に、いや、あからさまにかなりおもしろい。
彼女のおもしろさは、会話の軽妙さと冷静で哀愁に満ちた視線にあると思うんだけど、その情緒と描写がなんかもうすごく最近絶妙なんである。どうしましょう。
ハマるきっかけになったキル・ゾーンシリーズの最終巻。とても美し...続きを読むPosted by ブクログ -
そして、須賀しのぶの中では一番大好きなシリーズ。
第一次世界大戦の頃のまだどっかのんきだった空軍の個性豊かなエースたちの物語。
敵にも敬意を払ってたりして、なんかもう最後の騎士たちって感じ。
そして、仲間同士の会話が脳みそ沸くくらいおもしろい。そして、バカどもがいとしい。
この前にもう一冊あります。Posted by ブクログ -
須賀さんのいいところはシリーズをきちんと完結させるところだ、といった人がいた。本当にそのとおりだと思う…。
ただ、じゃあキル・ゾーンの結末に納得がいったかというと、やはりご都合主義な終わり方と感じてしまった。しかしそれを差し引いて余りある展開だったと思う。この人の作品はもはや少女小説じゃなくて本格ミ...続きを読むPosted by ブクログ -
窪塚元就(29・探偵)×里中佳弥(17・高2)。年の離れた幼馴染に恋心を自覚するが、これは打ち明けてはいけない・・・と苦しむ佳弥。自分の持ち物がなくなったり、痴漢にあったり、気味の悪いことが続く・・・。元気で意地っ張りな高校生。分厚い分、他のルチル文庫よりお高くなっております(笑)。Posted by ブクログ
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第一次世界大戦で、エースパイロットを目指すリックが主役。
事細かに現状が書かれているので、戦争映画を見ているような気になります。(須賀さん凄い!)
読んでみると『バカ』と書かれた部分が納得できたような作品です。(私的にひよこが好きv)Posted by ブクログ -
子供の頃からの憧れの人。そんな人を好きになったら、しかもその相手が同性だったら、自分なんか好きになってもらえない。と思うのは自然のことかも。と佳弥を見ていて思った。佳弥を守ろうと頑張る元就を見れば、佳弥のことが大切で仕方がないことは一目瞭然だけど。
お互いのことが大切で仕方がない2人は、今後どんなこ...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻から時間が過ぎて
それぞれが大人になって。
立場も違う今、友情にもにた復讐のために暗躍するヴィクトール。
ますます力をつけていくユージィンだけれど、
晩年がなんだか痛ましい
けれど、それでも自分の道を進んでいく姿は
ある種尊敬の念をいだかせる
Posted by ブクログ -
テンポ良く進んで行くので戦闘シーンにもスピードを感じられる。私が10代の頃はひたすらかっこよく見えていたキャッスルも、彼女の年齢を超えた今見ると可愛らしいところも多いなあ。
でもやっぱりキャッスルはものすごくカッコいい!!!Posted by ブクログ -
シリーズ6
マックスに捕らえられたラファエルくん、まさかの脱走&奇跡の再会
どんな状況でも一途なラファエルくんが愛しい
お気に入りはシドーと、グッドリーのシーン
エイゼンも帰ってきたし、
彼の心中も明かされて…
いいオトコだなぁとシミジミ。Posted by ブクログ -
前作の続きで兄カップルは一線を越える話。攻の弟は受。攻同士は親友v
どちらのカップルも受が初心で攻は苦労してますね。
その過程がとってもほのぼのしていてよかったvv
ちなみに受は二人ともぐるぐるしてます。Posted by ブクログ