服部正也のレビュー一覧

  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    非常に面白かった。立派な人がいたんだなぁ、と思う。人を、現場を、大切にする人。大統領との対話で作られた信頼関係があってルワンダのため、ルワンダ人のための仕事をしているのは最高のモチベーションになっていると思う。仕事というのはかくあるべし、と思う。
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    服部氏の日銀総裁や世界銀行での経験からすれば端から可能なことだったかもしれないが、アフリカ内陸にあり経済的条件も良くない土地で、通貨改革や中央銀行、金融の組織化をやりきった姿を、仕事人として尊敬する。
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    子どもが面白いから絶対読んだ方がいいと薦めてくれて読みました。めちゃくちゃ面白かった。

    Noblesse obligeとしか言いようがない。
    こんなにすごい日本人がいたなんて感動しました。

    そしてもっと経済について勉強しないと、とも思いました。
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    めちゃくちゃ面白かった。

    中央銀行総裁の立場ではあるが、コンサルのような印象を受けた。
    国を相手にしてさまざまな領域からアプローチできるのは非常に魅力的な仕事だったろうと思う。

    他方で、現代社会の日本と照らし合わせると、当時のルワンダのように明確で規模の大きい課題が少ないのは当然のことということ...続きを読む
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    ルワンダの中央銀行総裁として着任した服部総裁の記録。財政や国際収支の赤字や未熟な組織、物理的条件の不利など困難を極める中でルワンダ国民のために経済改革を行った。 人間としてとてもかっこいい。
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    平積みになり、まさにリバイバルという形で、手に取ってみたら、やはりなかなかよかった。6年間で行った数々の規格が、今も生きているということだろう。人ができることは、大きく一国を変えていくこともあるということがわかる。良い仕事には愛情が伴うものだと思う。
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    約50年も前のお仕事について書かれた本ではあるが、情報あふれるこの時代に示唆的な内容であると感じた。

    著者の方は、日本中央銀行で約20年、その後も国際的金融機関で輝かしいキャリアを積まれた方だが、人から聞いた話を鵜呑みにせず、ヨレヨレのランニングシャツを着たようなアフリカ小国の名もなき一般人とも直...続きを読む
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    ルワンダ経済再建の舞台裏を垣間見る事ができる貴重な本です
    経済の成長も阻害も人次第、そういう人材を育成する大切さを再確認させられました
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    自分の頭で考え行動するというビジネスの基本動作(仮説検証)を確実にやっている。言うは易しでなかなか出来ないことだが、それを1965年のルワンダという想像だにできない環境下で実施していることに頭が下がる。
    「毎日なにかを学び、学んだことを実施に移す生活、反射的な行動は許されず、たれも相談する相手もなく...続きを読む
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    自分自身で情報を掴みに行って、事実を確認する。
    理論値にこだわらない。現状からのなだらかな移行を考慮することも忘れてはいけない。
    経済のテクニカルな部分ははっきり理解できないところが多い。
    ただ、おおまかでも、何のためにどんなことをやろうとしているのか、それが理解できれば読み進めることができる。

    ...続きを読む
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    読み終わって、他の方の感想で知ったのですが、この本は金融というお堅い業界のノンフィクションなのに、一部で「異世界転生モノ」として評判になってたんですね。
    ははは。分かる!
    私も読みながら、「これは…完全にRPG!」と思っていたので、みんな考えることは同じなんだな、と笑った。

    1965年、ルワンダの...続きを読む
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    ぃやー!
    事実は小説よりも奇なり とは、よく言ったものですね!
    って感じ!!
    ぃやー、ノンフィクションなのに。血肉湧き踊りました。
    1国を一人で(もちろん、協力者はいろいろいるので、ほんとうに一人、と言うのは語弊があるけれども)がっつり再建する、そんなドラマにあふれた1冊。
    すげーっす。
    この時代、...続きを読む
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    どこで話題になっていたんだったか、異世界転生モノみたいで面白いと評判だったので読んでみた。
    50年以上前のできごと。
    「たれ」=誰という表記に時代を感じる。

    ルワンダといえば1994年の大虐殺の印象がどうしても強いけど、当時の報道に対する筆者の考えも後年増補されており読み応え抜群。
    終始淡々とした...続きを読む
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    先日初めて喜多川泰さんの講演会に行きました。
    講演の中で必読の一冊と紹介があったので読みました。

    日本は今、太平洋戦争以来の国家危機を迎えているのだと思います。
    2度も国の存続が不可能と思われたところから立ち直り、発展を遂げてきた私たちの国の未来はどうなるのでしょうか。

    喜多川さんはとても良い国...続きを読む
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    1965年、日本銀行員の服部(著者)は、46歳でルワンダの中央銀行総裁に突然任命される。ルワンダは遅れているアフリカ諸国のなかでも特に遅れていて、3年前にベルギーからの独立が正式に認められたばかりだ。主要産品はコーヒー(先日この本を片手に飲んでみたがとても美味しかった)だが、海から離れているため輸出...続きを読む
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    新書で教養を深めたい、政治や経済について知識が欲しいなと思ったときに、書店で見かけて手に取った。「日記」とあるので著者の私生活や感情の動きも書かれてると、普通の経済の本より読みやすいのでは…と期待して買ってみた。期待通り、面白く読めた。通貨の理屈や国際機関の色々は完全に理解できたわけではないけど、服...続きを読む
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    行きつけの店で買ったルワンダのコーヒー豆の味に感動していた時期に書店でルワンダという題に目にとまり読んでみました。貧困や独立、内戦といったうっすらとしたワードの知識しかなかったので50年以上前にルワンダにわたり経済発展を牽引した日本人がいたことに驚きました。金融や為替など普段馴染みのないジャンルなの...続きを読む
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    テーマは堅いのかな思っていたが、どちらかというと難問に立ち向かう冒険ストーリーのよう。わくわくしながら読める。
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    国をめぐる経済再生ノンフィクション。

    「ホテル・ルワンダ」で知ったルワンダの前史。
    こんな日本人がいたのだな。実力ある清廉さ。
  • ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]
    日銀で20年勤めた銀行マンが、国際通貨基金の頼みでルワンダの中央銀行総裁になり、国の経済を立て直すノンフィクション

    ノンフィクションにもかかわらず、異世界ものの内政チート俺TUEEE小説に思えてくる不思議
    大統領との会話とか、特にそう感じる


    IMFからはルワンダの通貨の安定化を指示されていたが...続きを読む