篠田達明のレビュー一覧

  • 徳川将軍家十五代のカルテ
    面白くて読みやすかった。それぞれの将軍について特徴が書かれていて、へたに名前を丸暗記するよりこうやって特徴や時代背景と合わせて学べれば、歴史も学びやすいだろうなぁと思った。しかし大まかにしか書かれていないので、学習と言うよりは娯楽用。
  • モナ・リザは高脂血症だった―肖像画29枚のカルテ―
     一枚の肖像画を元にその人が何の病にかかっているかを解き明かすシリーズ者を一冊の本にまとめたもの。すごくまじめに仕事しておられる。がんばって絵を見て、がんばって病状を探し、がんばって診断を下しておられる。すごく好感が持てる。しかも「ゆっくりとご笑覧あれ」とユーモアたっぷりだ。いい人だー。すごくいい人...続きを読む
  • 徳川将軍家十五代のカルテ
    15代のうち2名は障害者。長男が継承するのを守った。正妻と側室で合計50人の子を生むが、30人は幼児で死亡。乳母のつけていた化粧が原因。
    鉛を含んだ母乳を飲んでいた。家綱が生き物を尊ぶと言ったのを家来達が勘違いした。家光は側室よりも男色を好む。
    継承者には帝王学はされいない。城の中でしか暮らしたこと...続きを読む
  • 歴代天皇のカルテ
    今まで歴史上で知られている全ての天皇の病の歴史、死因などをひたすらに書き連ねた超絶的にマニアックな一冊。
    これを面白いと言える人とは良い友達になれそうです。
  • 徳川将軍家十五代のカルテ
    プロローグに「歴代徳川将軍にとって、最も大事なつとめは政務でも軍務儀式でもなく、ひたすら子づくりに励むことだった。」とある。この本は文献に残された将軍たちの生活や病歴からその死因を現代の病気に当てはめて考えたものです。作者が医師なだけに妙に説得力のある推察。大奥大好き人間としては最初のプロローグにぐ...続きを読む
  • モナ・リザは高脂血症だった―肖像画29枚のカルテ―
    名画名将名人の知られざる健康状態が今!!解き明かされる。という感じです。
    へ〜そうなんだ〜、としか言いようが無い。
  • 徳川将軍家十五代のカルテ
    将軍って偉い人だったのかと思ったら、それは最初の数代だけで、あとはディープインパクト同様、よい血統を残すことだけが使命の種牡馬みたいなもんだったのねぇ〜
  • 徳川将軍家十五代のカルテ
    徳川家の菩提寺である芝増上寺には、六人の将軍と10人の正室・側室の遺体が、そのまま埋葬されている。ここで発掘調査された遺体と、三河の大樹寺にある将軍と同じ身長に作られた位牌、そのほかの文献をもとに、医師である著者が、歴代将軍を最新医学で診断したこの本、なかなか面白かった。

    一番興味を引かれたのは、...続きを読む
  • モナ・リザは高脂血症だった―肖像画29枚のカルテ―
    症状が芸術に反映されたと考えられるものと、芸術から似たような症状が連想されるもの、この両者の書き分けをきちんとして欲しかった。
    その点を除けば、素人目には十分楽しめる本だったと思う。
  • 徳川将軍家十五代のカルテ
    医師の立場から歴代徳川将軍の病歴、死因について迫った内容。面白いエピソードもあるが、素人目に見て、ちょっと病歴を断定しすぎている印象を受けた。ホントに「脳性麻痺」って断定しちゃっていいんかな。結局の所わかんないから言ったもんがちだけど。裏付けが薄い気がする。江戸時代好きで、そういうことを気にしなけれ...続きを読む